営団7000系電車
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営団7000系電車(えいだん7000けいでんしゃ)は、1974年(昭和49年)に登場した帝都高速度交通営団(営団)の通勤形電車である。2004年(平成16年)4月の営団民営化にともない、東京地下鉄(東京メトロ)に継承され、2022年に東京地下鉄での運用を終了した[1]。
注釈
- ^ 「東京地下鉄道有楽町線建設史」では、1989年度以外は複数年にわたり車両費が計上されており、正確な費用が算出できないことから省略する。
- ^ 営団においては次の8000系にも採用されたが、他社局では南海8000系、神戸市1000形、名古屋市3000形(登場順)程度しか採用例がない。すなわち、前掲以外で同時代に直巻電動機を使用した主回路チョッパ制御は、すべて界磁抵抗器を有する一般的な電機子チョッパであった。
- ^ 車両工場での検査の時に中間で5両/4両ずつに分割するため、それぞれが自走できるようにするための運転台。
- ^ これは現在の5 - 9号車にあたる。
- ^ 第17編成は客用ドア部・連結面貫通扉の化粧板のみ未交換であった。
- ^ 同様の現象は東武伊勢崎線内での半蔵門線08系にも見られる。
- ^ SIVからの三相交流440Vを単相交流200Vや直流100V・24Vに変換する装置。
- ^ リニューアル工事で1段式のものが設置された第01・03 - 05・09・10・13・15・16・18・20編成は交換された。なお、すべてのドア上部に設置されていた第33・34編成も千鳥配置になった。
- ^ ただし、同局とは異なり、開時・閉時や山側・海側での音の区別はしていない。
- ^ 2008年6月14日から2011年3月4日までは森林公園までの定期運用が朝の上りと夜間の下りに限り存在していた。
- ^ ただし、8両編成は日中は石神井公園や保谷まで、それ以外も大部分が清瀬・小手指までの運用であった。なお、東日本大震災後の節電ダイヤで土休日の1往復のみ飯能までの運用が設定されていた。
- ^ ただし、8両編成の西武線内の優等運用は平日夜に下りの小手指行きと上りの所沢始発の準急運用が1本ずつあるのみであった。
- ^ 10000系も同様。ダイヤ乱れによる運行の場合は、種別・行先表示器は「臨時」と表示されていた。
出典
- ^ a b c d 『ありがとう! 7000系東京メトロスタンプラリー実施&オリジナル24時間券を発売します! 4つのスタンプを集めると先着2,000名様に「7000系缶バッチ」をプレゼント!! 7000系オリジナル24時間券は2022年5月25日(水)から発売開始!!』(PDF)(プレスリリース)東京地下鉄、2022年5月19日。 オリジナルの2022年5月19日時点におけるアーカイブ 。2022年5月19日閲覧。
- ^ 有楽町線・副都心線 7000系 - 東京メトロ
- ^ 東京地下鉄道南北線建設史、p.189の「平成元年度新線建設費支出 有楽町線」(2編成分計上)。
- ^ a b c d e f g 東京地下鉄道有楽町線建設史、pp.972 - 978。
- ^ a b c 交友社『鉄道ファン』1974年5月号「営団地下鉄7000形 形式図」。
- ^ a b c d 鉄道図書刊行会『鉄道ピクトリアル』1976年8月号記事「営団千代田線6000系車両の座席寸法」pp.40。
- ^ a b c 鉄道図書刊行会「鉄道ピクトリアル」1984年10月臨時増刊号新車年鑑1984年版「帝都高速度交通営団有楽町線7000系増備車」p.99。
- ^ a b c d e 東京地下鉄道有楽町線建設史、pp.997 - 1003。
- ^ 西武の駅なのに「営団地下鉄」そっくり! いったいなぜ? 開業38年を迎えた新桜台駅乗りものニュース 2022年10月26日閲覧
- ^ “東京メトロ有楽町線が西武池袋線に乗り入れ開始した日 -1998.3.26”. 乗りものニュース. (2022年3月26日),2022年4月8日閲覧。
- ^ 鉄道ピクトリアル1996年12月号記事
- ^ 営団地下鉄「60年のあゆみ」
- ^ 平成18年度安全報告書 5 安全への取り組み (PDF) - 東京メトロ(インターネットアーカイブ)
- ^ a b c d 東京地下鉄「東京地下鉄道副都心線建設史」
- ^ 鉄道ファン2007年12月号記事ならびに鉄道ダイヤ情報2008年7月号記事
- ^ 日本地下鉄協会報誌「SUBWAY」2009年7月号記事「副都心線開業後の取り組みについて」(東京地下鉄株式会社 鉄道統括部計画課) なお、一部雑誌において「費用対効果の面から7000系の改造計画を縮小した。」とするのは誤りで、本文の記載内容が東京地下鉄からの公式な発表である。
- ^ a b 鉄道図書刊行会「鉄道ピクトリアル」2010年2月号 東京地下鉄 近年の車両動向(Ⅱ)
- ^ 東京メトロ7000系が東横線・みなとみらい線で日中試運転 - 交友社『鉄道ファン』railf.jp 鉄道ニュース 2012年4月9日
- ^ 東京メトロ7000系が東横線・みなとみらい線の営業運転を開始 - 鉄道ホビダス RMニュース 2012年9月28日
- ^ 鉄道重大インシデント調査報告書 (PDF) - 航空・鉄道事故調査委員会 2007年4月27日
- ^ a b c 鉄道車両の床材料の交換指示について(国土交通省報道発表資料・インターネットアーカイブ)。
- ^ a b c 鉄道車両の床材料の改良計画について(国土交通省報道発表資料)。
- ^ 交通新聞社「鉄道ダイヤ情報」2009年7月号 私鉄DATAFILE
- ^ 交通新聞社「鉄道ダイヤ情報」2009年4月号および7月号 私鉄DATAFILE
- ^ 交通新聞社「鉄道ダイヤ情報」2010年1月号ならびに4月号 私鉄DATAFILE
- ^ 交通新聞社「鉄道ダイヤ情報」2010年10月号私鉄DATA FILE
- ^ a b 交通新聞社「鉄道ダイヤ情報」2010年8月号記事「ジャカルタで活躍する日本の譲渡車両最新情報」
- ^ ジャカルタが日本製「中古電車天国」になるまで - 東洋経済オンライン 2019年9月1日(2022年12月25日閲覧)
- ^ ジャカルタで列車とトラック衝突 ガソリン運搬中、5人死亡 - 京都新聞 2013年12月9日(インターネットアーカイブ)
- ^ 『東京メトロプラン2021』(PDF)(プレスリリース)東京メトロ、2019年3月26日 。2019年4月24日閲覧。
- ^ “東京メトロが新型車両設計へ、何を変える?”. ニュースイッチ. (2019年4月17日) 2019年4月24日閲覧。
- ^ 『有楽町線・副都心線に新型車両17000系を導入します』(PDF)(プレスリリース)東京メトロ、2019年11月11日 。2019年11月11日閲覧。
- ^ “営団7000系がいよいよ解体か、東京メトロ新型車両17000系と世代交代 | 鉄道コラム”. 鉄道チャンネル. 2021年5月5日閲覧。
固有名詞の分類
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