第1・2編成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 14:20 UTC 版)
1962年度に投入され、第1編成は1962年12月28日に営業運転を開始した。扉は1,200mmの片開き扉で、発電制動、強制通風式抵抗器、窓割などは旧1000系と同様で、車体幅も以降の編成より狭い2,700mmである。MT比2M2Tの4両編成で登場し、後に広幅のデハ3100形を組み込んで5両化した。 第1編成と第2編成では正面の手摺りの配置が一部異なり、第2編成の手摺りの配置は後の第3編成以降に踏襲される。 2編成とも非冷房で登場し、改造により冷房装置を搭載するとともに新製冷房車のデハ3100形(両開き車)を挟んで5両編成となったため、片開き車と両開き車が混在する編成となった。先頭車が集約分散式(4台/両)、中間車が集中式(1台/両)となっている。なお、登場時は第1編成がサイクルファン(扇風機)、第2編成がファンデリアという違いがあった。 井の頭線が本系列に統一された1984年(昭和59年)ごろからは平日朝ラッシュ時のみに限定使用していたが、1996年に廃車された。営業運転終了時には先頭車の前面に投入年を記載したヘッドマークを装着して運用された。
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