日本選手権競輪とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 日本選手権競輪の意味・解説 

日本選手権競輪

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/19 15:47 UTC 版)

日本選手権競輪(にほんせんしゅけんけいりん/にっぽんせんしゅけんけいりん)は、毎年4月30日あるいは5月上旬から中旬ごろの6日間に渡って開かれる、競輪のGI競走である。


注釈

  1. ^ 競馬競艇など他の公営競技を含めても、優勝賞金(競馬では騎手個人の手取り額)がこの日本選手権競輪を上回るのは、KEIRINグランプリとボートレースのグランプリのみである。
  2. ^ 第62回(2009年)では、賞金5500万円と副賞1100万円。
  3. ^ のちに競輪祭2018年より、オールスター競輪2021年より、高松宮記念杯2023年より、それぞれ6日間開催を復活させたが、優勝賞金はともに日本選手権競輪には及ばない。
  4. ^ 但しこれらはいずれも人気がなく、実用車・軽快車部門は第10回をもって、女子の部は第11回をもって、それぞれ取り止められている。
  5. ^ 第53回(2000年)以降での関東・南関東以外における開催は、名古屋(3回)、いわき平(2回)、岸和田(1回)、熊本(1回)のみ。
  6. ^ これと類似した主旨の競走体系は2009年2010年に行われたオールスター競輪(会場は2009年が松山競輪場、2010年はいわき平競輪場)でも行われ、一次予選で特別選抜競走相当の「ドリームレース」「オリオンレース」勝ち上がり9人による二次予選特別選抜競走「シャイニングスター賞」で1着となった選手が準決勝免除で決勝戦シードの権利が与えられたほか、敗者復活戦を採用するなどしたが、こちらも勝ち上がりの番組体系があまりにも複雑でファンに不評であったため、僅か2年で廃止され元の準決勝3個レース(各レース1 - 3着のみ勝ち上がり)の9名が決勝戦に勝ち上がる方式に戻された。
  7. ^ 当初は事前の申し込み抽選で当選した5,000名に入場許可証を発行する入場制限が敷かれる予定だった(第75回日本選手権競輪開催期間の入場制限・前売発売等について
  8. ^ 実際には、最終日の7,987名が最高だった。
  9. ^ 実際には、3日目の5,178名が最高だった。
  10. ^ ただし、第70回大会の選考期間は前年4月〜当年1月となり、最低出走回数も40走となった。
  11. ^ 「お帰り」となった選手は番組表に『帰』のマークが付けられ、この大会の競走にはもう出場しないことを意味する。
  12. ^ 4日制のGIは2017年から、2018年から同じ6日制になった競輪祭は男子の正選手は108名のため、途中帰郷がなくなった。
  13. ^ 正選手162人のうち、最終日に出走できるのは最大で99人。
  14. ^ 第5回は1着で入線した高橋恒(大阪)の失格による繰り上がり。
  15. ^ a b 1着で入線した白鳥伸雄(千葉)の失格による繰り上がり。
  16. ^ 「復活ダービー」という人もいた。
  17. ^ 1972年10月をもって、後楽園競輪場での競輪開催は休止(事実上廃止)された。
  18. ^ 競輪は全選手が1日1走のみ(PIST6では1日2走)のため、平時の開催でも競馬や競艇、オートレースよりも競走参加人数が必然的に多くなるが、特に日本選手権競輪など特別競輪ともなると、競走参加人数が大きく膨れ上がるため『』となる空間が生まれやすく感染拡大のリスクが高まる。なお、コロナ禍以降は暫定的にグレードレース以外は原則1レース最大7車立てとして競走参加人数を抑えて開催している。
  19. ^ 2020年も中継予定であったが、開催中止により番組は内容を変更して放送した。

出典

  1. ^ 山口拳矢が第77回ダービー王の称号を手に ~平塚競輪場~ 日刊プロスポーツ新聞社 2023年5月7日
  2. ^ a b c d “静岡競輪ダービーが59年ぶり中止…G1もコロナ禍”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2020年4月24日). https://www.nikkansports.com/sports/news/202004240000178.html 2020年4月24日閲覧。 
  3. ^ a b c d “競輪の日本選手権優勝賞金が約900万円アップ 2、3着も増額/いわき平”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2022年4月14日). https://www.nikkansports.com/public_race/news/202204140000920.html 2022年4月14日閲覧。 
  4. ^ 日本選手権競輪(GⅠ)(SD1) (PDF) 副賞を含まない金額
  5. ^ 日本選手権競輪(GⅠ)(SD1) (PDF) 副賞を含まない金額
  6. ^ a b c “山口拳矢「勝てそうな予感あった」父ヤマコウの前でダービー王!史上初親子SS班誕生/平塚G1”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年5月8日). https://www.nikkansports.com/public_race/photonews/photonews_nsInc_202305080000319-4.html 2023年5月8日閲覧。 
  7. ^ 日本選手権競輪(GⅠ)(SD1) (PDF) 副賞を含まない金額
  8. ^ 日刊スポーツが選ぶ 日本選手権競輪「名勝負5番」
  9. ^ 第74回日本選手権競輪の開催中止について”. KEIRIN.JP (2020年4月24日). 2020年4月24日閲覧。
  10. ^ 日刊スポーツ大阪本社版、2021年5月4日17面
  11. ^ 日本選手権競輪(GⅠ)(SD1) (PDF) 副賞を含まない金額
  12. ^ 【競輪】京王閣ダービーは無観客開催決定 - 東京スポーツ、2021年4月26日
  13. ^ 第75回日本選手権競輪GIの無観客開催について
  14. ^ 重要なお知らせ
  15. ^ 入場制限の解除について
  16. ^ 選考基準 ⇒ ここから「日本選手権競輪(GI)」をクリック
  17. ^ 最高権威の競輪G1「日本選手権」(ダービー)が中止 2020年4月24日 スポーツ報知
  18. ^ “競輪ダービー、なぜ中止? 他競技とは環境に差が…記者の目”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2020年4月25日). https://hochi.news/articles/20200424-OHT1T50231.html 2020年4月26日閲覧。 
  19. ^ “31選手が新型コロナウイルスに感染とJKAが発表”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2021年1月22日). https://www.nikkansports.com/public_race/news/202101220000422.html 2021年1月26日閲覧。 
  20. ^ “山田英明が1着失格 ビッグ決勝15年ぶり/伊東G2”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2020年9月22日). https://www.nikkansports.com/public_race/keirin/kyodo/2020/news/202009210001261.html 2020年9月27日閲覧。 
  21. ^ 記録(34頁) - 2019年版競輪年間記録集
  22. ^ 2019年版競輪年間記録集(34〜35頁)” (PDF). KEIRIN.JP (2020年3月1日). 2020年4月28日閲覧。
  23. ^ 脇本完全V 松戸・日本選手権 - 西日本スポーツ、2019年5月6日
  24. ^ a b 村上義弘 名古屋ダービー3連覇/名古屋 - 日刊スポーツ、2016年3月14日
  25. ^ 2019年版競輪年間記録集(127頁)” (PDF). KEIRIN.JP (2020年3月1日). 2020年4月28日閲覧。
  26. ^ 【競輪】鈴木誠、連続出場記録途絶える - デイリースポーツ、2015年3月10日
  27. ^ “感激のインタビューを再録!ダービー王・山口拳矢と父ヤマコウが表彰式で固いハグ/平塚G1”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年5月7日). https://www.nikkansports.com/public_race/news/202305070001164.html 2023年5月7日閲覧。 


「日本選手権競輪」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「日本選手権競輪」の関連用語

日本選手権競輪のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



日本選手権競輪のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの日本選手権競輪 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS