北日本統治グループ「七星会」とは? わかりやすく解説

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北日本統治グループ「七星会(しちじょうかい)」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 06:44 UTC 版)

太陽の黙示録の登場人物」の記事における「北日本統治グループ七星会しちじょうかい)」」の解説

董藤卓也とうどう たくや) 「七星会会長初登場時北日本国会衆議院議長1969年11月30日生まれ東京都出身東京大学卒。 父は民自党代議士董藤純也、母は銀行家の娘であるが、実は養子である。大学在学中から父の秘書努め26歳衆議院議員に初当選秘書時代出会った拓磨心酔し政界入りすると父純也派閥ではなくライバル拓磨派に入る。幼少時の舷一郎面識があった。派閥では、拓磨金庫番役割担い莫大な政治資金集めた他、拓磨支持する若手議員の会「青柳会」を率いて拓磨幹事長就任大きく貢献した。しかし、その金権政治ぶりや政治は力なりとする強引さから、次第拓磨から嫌われ震災当時遠ざけられていたが、南北分断後呼び戻され復権する。震災直後から人民解放軍と結びついて物資流通牛耳莫大な資金力手に入れた。この組織元に防衛庁長官時代当時北軍司令官の連とともに統治グループ七星会」を結成勝呂再統一を望む自衛官とも接触し、太いパイプ築いていった。七星会による北完全支配のために手始め復興委員長暗殺し第2代委員長となる。委員長就任後南北境界警備法を成立させ、人民解放軍札幌近郊から排除勝呂初め自らの息のかかった陸上自衛隊部隊クーデターを起こさせ、拓磨派の有力者多数殺害させた。この札幌クーデター調停役として鎮定したことで、国民の支持得て第3代首相に就く。M資源獲得のため南の海峡区を侵攻占領するが、日本人同士殺し合う内戦反発した勝呂殺された。 養父純也から「魔物と言われるほど、天性凶暴さ残忍さ持ち、たとえ自分部下腹心であっても失敗反逆許さず時には彼等ばかりか見せしめとしてその家族までも平然と殺す。これは、中学生の頃に自分出生の秘密知ったことで表出し大震災時に東京自宅被災した折には燃え盛る街を見て「これこそ私がこの国(日本)にしてやりたかった事の全てと言い放ち純也目の前で自宅灯油撒き、火をつけて焼き払った出自への劣等感の裏返し古代エジプト王家といわれるサルーキ(名前はスカーレット性別は雌、モデル赤兎馬)を飼ったり、馬渕首相を“謁見”させたり、皇帝理想語ったりするなどの絶対的権力への憧れと、戦後の日本日本人対する深い憎悪を持つ。 身体能力高く華永烈排除する際には文字通り自らの手で首の骨をへし折って殺し激昂し時には片手で舷一郎襟元掴んで持ち上げたり金属製ナイフフォークテーブル叩きつけて曲げるなど、恐るべき怪力発揮する。その怪力戦闘能力は張と並んで劇中トップクラスであるといえる勝呂殺された時も「貴様ごときに、私が殺せるはずがないと言い放ち89式小銃による銃撃至近距離から2度受けながらも平然と閲兵式壇上登るが、3度目銃撃でようやく死亡する至った名前の由来董卓(字は仲穎)。 立花たちばな) 董秘書復興委員長など北日本政府で董新し役職就任する度に前任秘書官解任してそのポスト就任させてきた側近首相秘書官就任後は董私兵部隊黒衣隊」も指揮し、舷一郎暗殺命じられる逆に捕らえられるその後彼の人柄に触れ改心するも、董告発しようとした矢先先手打たれ口封じのため黒衣隊襲撃され乗っていた車ごと蜂の巣にされ命を落とした。妻と2人の娘がいた。 神林曜蔵かんばやし ようぞう) 「七星会」のメンバー初登場時財務大臣。 董殺害生じた北の政情不安定化きっかけに「七星会メンバー密会による全会一致第4代首相就任し、それを隠蔽するため「七星会」を最高評議会称して全権委任国会無期閉会を行う。しかし、孫市バックアップ動いた一郎そのこと暴露され更には勝呂粛清部隊拉致監禁された。羽田と張に救助されて舷一郎から最高評議会全権委任中止解散総選挙実行して七星会」のこれまでの悪行告白具申され、生き残ったメンバーと共に実行試みるが、新たに復興委員長就いた周にそのこと告発され失脚するちなみに、かつて周が北復興責任者の座を降ろされた際には、周への敗北宣告とばかり日本人ありながら中国人民解放軍命令書を手渡している。 境玄吾(さかい げんご) 北日本陸上幕僚長海自空自存在しないため事実上武官トップと言える)。 「七星会」のメンバー海峡紛争時、董閲兵式北日本自衛隊将兵前に演説行い壇上登る迎えた。そして、董勝呂によって射殺される場面間近目撃する。董死後後継者地位狙い神林首相に就任するのには反対であったが、密約結んでいた原西先手打たれ神林懐柔されていたため、止むを得ず容認その後テロから身を守るべくなりを潜めていたが勝呂私兵部隊襲われ愛人もろとも殺される原西次郎(はらにし じろう) 北日本警察局長官。 「七星会」のメンバーで、警察組織トップであると同時に北の司法掌握している。南との戦時下において境幕僚長とともに七星会掌握する密約交わしていたが、懐柔され神林支持勝呂による暗殺テロ後、北の再建に出るが、神林同じく復興委員長の手で「七星会」の悪行告発され失脚する咲村庸三さきむら ようぞう北日本情報庁長官。 「七星会」のメンバーで、札幌クーデター南日本との交渉における情報収集スケジュール管理などを担当自宅勝呂暗殺部隊襲われ、董脅されいただけ泣き落としを図るも、容赦なく殺される白朱喜ペイ チューシー) 中国企業北海道計算机公司社長。 「七星会」のメンバーで、彼も勝呂暗殺部隊によって殺される三田村栄一みたむら えいいち) 北日本大学総長。 「七星会」のメンバー勝呂による暗殺テロから生き残り政情不安定になった北の再建に出るが、こちらも周復興委員長に「七星会」の悪行告発され失脚する

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