北日本解放戦線「カルマ(業)」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/16 07:32 UTC 版)
「RING of RED」の記事における「北日本解放戦線「カルマ(業)」」の解説
桐野一兵 「カルマ」のリーダー。70歳。ほぼソ連の支配下といっていい現在の北日本の現状を嘆き、反共産主義運動を行っている人物である。「カルマ」のリーダーにして、高齢でありながら現役のAFW乗りであり、大東亜戦争の頃は「ウィッチ・ハウンド(魔女の猟犬)」の異名をはせていた。その技術はヴァイをして高く評価する程。 搭乗機は対甲脚「神夷」。 カルマのリーダーとして、自分と同じかつての旧日本軍関係者、そして彩菜や純といった戦後生まれの世代を含めた者達を率いている。その一方、独力だけで北日本やソビエトと戦う限界を感じてか、光菱インダストリーやネーベルン社そしてGMI社からAFWや弾薬等の物資提供を受けている。彩菜の愛機桜舞もそうして提供された物の1つ。 桐野彩菜 「カルマ」のメンバー。18歳。父はロシア人・母は日本人(これだけでどういう出生か分かる)であるが8歳の時に戦争で両親を失い、一兵に引き取られ桐野彩菜と名のる。育ててくれた一兵に感謝しており、おじいちゃんの役に立ちたいと思っている。 搭乗機は多脚砲「桜舞」。 幼い時は日露ハーフという理由で差別に遭うも、一兵に拾われ育てられて以降はカルマの面々との交流の中で次第に日露ハーフである自らを受け入れるようになる。その一方で、一兵の理想である北日本の自由に対し、自らも共感し志願してカルマのAFWパイロットとなる。 彼女の考えや生き様は、日独ハーフである自らにコンプレックスを抱いていたヴァイを精神的に大きく成長させるきっかけになった。 函館港より脱出後は、カルマの一員として北日本に戻る。 長谷部純 「カルマ」のメンバー。15歳。元は戦争孤児、生活費を稼いでくれた兄がいたが、餓死してしまったため現在は純が弟たちを養っている。孤児だったため体格や顔立ちが女の子のようであり、そのことがコンプレックスとなっている、そのため彼は男として一人前になりたいと思っている。 搭乗機は軽甲脚「鵺(ヌエ)」。 ヴァイや一兵のような強い男になることに憧れているが、半面ジョンとは戦い方や性格、意見の相違から一種の「けんかするほど仲が良い」状態になっていた。なお多脚砲をこよなく愛するジョンの事を「多脚砲マニア」とも読んでいる。一方エミリオとは、彼の少しおかしい日本語や性格もあって、会話するのも一苦労だった。 函館港より脱出後は、カルマの一員として北日本に戻る。
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