一般人関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 06:49 UTC 版)
天野 礼亜(あまの れあ) 声 - 水原薫 雪輝の母。ゲーム会社のプログラマー。仕事で家にはほとんどいない。1年前に夫の九郎と離婚している。 息子の雪輝は遠慮のない性格を苦手と感じているが、人当たりが良く由乃や礼佑には懐かれていた。なお、雪輝の異変や由乃の本性に気がついておらず、雪輝と由乃の仲を(息子の意思とは無関係に)認めている。 7th戦での桜見タワー崩壊の際に、現場から逃亡しようとした九郎が雪輝たちの事件に関わっていると考え問い詰めようとするが、揉み合いになった拍子にナイフが腹部に刺さり死亡する。 3周目では夫との関係が改善されたのか、一緒に歩いている描写がある。 天野 九郎(あまの くろう) 声 - 子安武人 雪輝の父。運動神経は皆無で、その上スケベで若干マゾヒストなところもあるお調子者である。雪輝にとっては「気さくな性格をしている良き父親」。借金が原因で離婚しており、現在その借金は300万にもなる。11thに借金を帳消しにしてもらう代わりに雪輝の携帯を破壊しようとしていた(ただし、未来日記を破壊することで所有者が死ぬことは知らなかった)。 7thとの取引の材料として捕らわれるがタワー崩壊の寸前でパラシュートを奪って逃走、降り立った先に元妻である礼亜がいたため揉み合いになり刺してしまう。後に雪輝にそのことを謝罪し、身辺整理を行い自首しようとした矢先に11thの配下に襲われて死亡する。雪輝と由乃によって死体は埋葬された。 高坂 王子(こうさか おうじ) 声 - 白石稔 桜見中学校の時からの雪輝のクラスメイト。陸上部員。お調子者な性格。雪輝を見下して嫌味を言ったり、パシリに使うなど、なにかと雪輝に嫌がらせをしている。なお、みねねのテロのときは真っ先に雪輝を裏切っている。みねねのテロ時に生き残り、市立梅里中学で雪輝と再会する。家は金持ちだが、本人に言わせると古いだけ。8thを庇う秋瀬に協力して雪輝に射殺される。 かまどに能力をもらい孫所有者となったが、情報が筒抜けになる恐れがあるため一度壊されている(後に新しい携帯電話を使って再び孫所有者になっている)。孫所有者となった時の日記は自分の輝いていた瞬間を記録する「高坂KING日記」。文章自体は「病気」と称されるほどに自分を美化した子供っぽいものだが、その情報は確かなものであり雪輝のピンチを救った。 由乃に自分のことばかりで周囲のことが予知できないという欠点を指摘され、再度孫所有者となった時の日記は、自分及びその周囲の人間の輝いていた瞬間を記録する「NEO高坂KING日記」。 日野 日向(ひの ひなた) 声 - 松岡由貴 市立梅里中学での雪輝のクラスメイト。関西弁で喋る少女。雪輝にとって「初めての友達」となる。未来日記の所持者である10thの実の娘。父の時間を巻き戻して家族をやり直したいと言う言葉を信じ、父から「飼育日記」と犬を譲渡され、父を狙っている或を殺そうとする。雪輝を人質に取り、或に「賭け」を仕掛けるが敗北。その後、由乃に追い詰められるが、雪輝の説得で事なきを得る。 雪輝が由乃とともに失踪した際、先の戦いでの詫びや恩返しもあり捜索に参加。また、対7thとの戦闘にも参加するが、愛のナイフ投擲にて負傷。しかし、11thとの戦いの時点ではほぼ完治している。8thを庇う秋瀬に協力して雪輝に射殺される。 後に孫所有者となった時の日記は友達との交流が記される「友情日記」。 3周目では、両親と仲良く歩いている姿が描かれている。 野々坂 まお(ののさか まお) 声 - ゆかな 市立梅里中学での雪輝のクラスメイト。趣味は携帯での写真撮影。お嬢様言葉。日向の友人でサバイバル・ゲームの事情がわかった上で協力する。由乃にカッターを突き刺されるが一命を取り留めた。レズビアンの気があり、日向と一緒に温泉に入れると分かった瞬間目を輝かせたりしていた。 日向同様、秋瀬や高坂と共に雪輝の捜索や8thの配下との戦闘に参加。愛のナイフ投擲にて負傷したが、11thとの戦いの時点では完治している模様。8thを庇う秋瀬に協力して雪輝に射殺される。 孫所有者となった時の日記は日向の「成長」を記録する「ラブラブ日向日記」。 西島 真澄(にしじま ますみ) 声 - 石井真 警察官で来須圭悟の部下。『モザイク』では主要人物。みねねの捜査の際、新人ということでみねねが変装した大嶋夏子と組むことをきっかけに未来日記の事件にかかわるようになる。雪輝と来須の対決では、みねねから一連の事件の真相を聞かされ、来須の捜査権限を外して捜査日記を無効化するのに一役買った。また、未来日記の危険性を危惧し、来須の代わりに雪輝たちに協力する。 『モザイク』では夏子に変装していたころのみねねに告白したことがあるが、後悔はしていない。11thとの戦いの最中にみねねに再度告白し、今度は結婚指輪を贈りプロポーズした。その際、みねねが引くくらい強引に結婚を迫って「HOLONを破壊し、11thを倒せば結婚する」と言われて共に行動することとなる。みねねと共にツインタワービルの「HOLON III」の破壊に向かい、『逃亡日記』を書き換えて11thの日記をかく乱するが、地雷によって右腕を吹き飛ばされたみねねに駆け寄ろうとした瞬間、背後から発砲されてみねねの盾となり倒れた。 3周目では、3周目の世界に居座ることにした2周目のみねねとのあいだに子供をもうけている。みねねが3周目の自分に対して「私」と言っていることを受け入れ、本人をみねねと呼んでいることから、ある程度事情を把握している模様。 大嶋 夏子(おおしま なつこ) 配属したての新米刑事の女性。しかし、警察に潜り込もうとしたみねねによって殺害されていた。 宮代 お鈴(みやしろ おりん) 声 - 小桜エツコ 「母の里」のお手伝いさん。未来日記のことを知っており、8thのブログの管理や7th・美神愛と共に御目方教に潜入するなどのサポートを行う。実はIQ200の天才児。 なぜか、愛やかまどと一緒にミスコン荒らしをしていた。11th襲撃作戦の際、雪輝と由乃の裏切りに遭って死亡する。 孫所有者となった時の日記は「母の里」の子供たち全員の動向を予知する「養護施設日記」。 難波 太郎(なんば たろう) 声 - 進藤尚美 愛称は“たー君”。ぶかぶかの服と帽子をかぶり、サングラスをかけている。「母の里」の出身で、マルコ・愛の3人組で行動することが多かった模様。何らかの仕掛けを施し、建物を炎上・倒壊などをさせる役割を担う。戦闘には直接参加せず、8thに監視状況を報告している。お鈴同様、11th襲撃作戦の際、雪輝と由乃の裏切りに遭って死亡する。 孫所有者となった時の日記は任意の相手の未来日記の能力をコピーする「コピー日記」。 若葉 萌絵(わかば もえ) 声 - 田村睦心 雪輝たちが中学1年生だったころの学級委員長。雪輝から想いを寄せられており、文化祭の買い出しの際に彼から告白されたが、断っている。 3周目では、雪輝と付き合う。 我妻 西果(がさい さいか) 声 - 井上喜久子 我妻由乃の養母。我妻銀行を経営するエリート銀行家の家系であったが子宝に恵まれず、夫とともに美坂児童養護施設から由乃を養女に取った。 由乃の行動の細部にまで監視の目を光らせてその全てを記録し、規則を破れば檻に閉じ込めて食事を与えず、トイレにも行かせないなどの行き過ぎたエリート教育(監禁及び虐待)を施していた。由乃が中学1年のころ、その生活に耐えかねた由乃から仕返しされる形で檻に閉じ込められるが、まったく反省せずに由乃を「鬼子」と罵った後に餓死している。 我妻 潮(がさい うしお) 声 - 宮下栄治 我妻由乃の養父。我妻銀行頭取。普段は仕事が忙しいためほとんど家にいなかったらしく、そのことが西果のストレスの引き金へと繋がってしまった。救急車が呼ばれたことで妻が由乃に何かをしたのではと慌てるくらいには気にかけており、妻の行いを感知していたが、止めることはできなかった。西果と共に由乃に檻へ閉じ込められて餓死している。 黒崎 竜司(くろさきりゅうじ) 声 - 稲田徹 桜見市市長秘書。彼を「市長(メイヤー)」と呼ぶ。常に市長の傍らにおり、戦いの際も自身の日記で撹乱を無力化した。雪輝の作戦に利用され、11thによって射殺される。 孫所有者となった時の日記は市長の行動を記録した「秘書日記」。 船津(ふなつ) 声 - 丸山詠二 御目方教幹部。前教祖だった6thの両親が死んでから後見人になり、教団No.2の権力を持つようになる。脱会する信者をつなぎとめるため6thを慰み者にした張本人。12thの催眠術にかかった信者に殺害される。 『パラドックス』では、6thの両親を殺したことを自白する。 3周目では偶然によって自身の企みが暴かれ、教祖殺害に失敗し、捕まった
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