マネー‐サプライ【money supply】
読み方:まねーさぷらい
金融機関・中央政府以外の一般企業・個人・地方公共団体などが保有する通貨量。日本銀行から金融機関に供給される資金はマネーベースという。通貨供給量。→マネーストック
[補説] 郵政民営化や金融商品の多様化などによる環境の変化に対応するため、日本銀行は従来の「マネーサプライ統計」を見直し、集計対象や指標の定義を改定。平成20年(2008)6月から名称を「マネーストック統計」に変更した。マネーサプライ統計では「M2+CD」(現金通貨・要求払預金・定期性預金・外貨預金・非居住者預金にCD(譲渡性預金)を加えたもの)が代表的な指標とされていたが、マネーストック統計ではより調査対象の広い「M3」(現金通貨・預金通貨・準通貨・CDの合計)が代表的な指標として使用される。
マネーサプライ(Money supply)
マネーサプライ
マネーサプライ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/05 07:45 UTC 版)
「ヘンリー・サイモンズ」の記事における「マネーサプライ」の解説
サイモンズは、生産と雇用の盛衰を収めるために物価水準がより柔軟であることが必要であると思っていた。このため彼は、短期借入の最小と、(貨幣の循環を超える)政府コントロールの最大を主張した。主な問題は、価格水準の動きが短期証券の独創と債務返済のおかげを被っていた金融システムにあった。これは、金融不安定性を脅かした。
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マネーサプライ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/11 05:44 UTC 版)
2006年2月16日、政府のジンバブエ準備銀行のギデオン・ゴノ総裁とジンバブエ政府は、国際通貨基金への未払い金を清算するために、20兆5,000億ジンバブエ・ドルを発行し、外貨を買うと発表した。2006年5月の始め、ジンバブエ政府は、さらに60兆ジンバブエ・ドルを発行すると発表した。それに加えて、兵士と警官は300%、その他公務員は200%の昇給を求めていた。 それらの金銭は、その年の予算に組み込まれておらず、ジンバブエ政府は、どこからその金銭を持ってきたのか話さなかった。5月29日、準備銀行当局は IRIN に対し、紙幣を印刷するためのインクや特殊用紙を確保するのに失敗したため、約60兆ジンバブエ・ドル(公式レートで5億9290万米ドル)の発行が少し遅れたと述べた。 2006年8月末、マネーサプライの22%にあたる10兆旧ジンバブエ・ドルが、新通貨への切り替えが行われず、紙屑と化した。 2007年6月27日、準備銀行のゴノ総裁は兵士の給料を900%、その他公務員の給料を600%昇給させるために、さらに1兆ジンバブエ・ドルの発行をするようロバート・ムガベ大統領から命じられた。 2007年7月28日、ムガベ大統領が「政府は地方の事業の資金が足りないなら、いくらでも金を発行するだろう」と話したと報じられた。 2007年8月30日、50万の荷車と80万の牛鍬と牛(頭数不明)を購入するために3兆ジンバブエ・ドルを発行したと発表した。この道具と牛は、2008年の選挙買収に使われるといわれている。 2007年9月3日、ジンバブエの闇市が価格統制にもかかわらず再び勢いを伸ばしていると報告された。以前月11米ドル(200万ジンバブエ・ドル)で雇われていた人々は、闇取引を通して166米ドル(3000万ジンバブエ・ドル)を手に入れているという。 2007年11月24日、マネーサプライが58兆ジンバブエ・ドル(闇レートで4100万USドル)に達したと報告された。しかし、ジンバブエ中央銀行は1兆 - 2兆ジンバブエ・ドルしか現金を保有できなかった。これは、一般に流通する現金が56兆 - 57兆ジンバブエ・ドルに達していたことを示す。 2008年1月4日、マネーサプライは33兆 - 100兆ジンバブエ・ドルに達したと報告された。さらに、20万ドル紙幣の廃止は保留されたためマネーサプライの増加に拍車をかけた。 2008年1月18日の新券(100万・500万・1000万ドル)の発行は、未知の量だがマネーサプライ増加に寄与した。 2008年1月21日ゴノ ジンバブエ銀行総裁が、マネーサプライは12月の中ごろから170兆ジンバブエ・ドルに増加したと発表した。更に、ゴノ総裁は2008年1月28日には800兆ジンバブエ・ドルに達すると予想していた。 2008年3月1日、ドイツの紙幣印刷会社ギーゼッケ アンド デブリエント(以下『G&D』)が週50万ユーロ以上を受け取り、170兆ジンバブエ・ドルを発行しているとサンデータイムスが報じた。 Date2006-07マネーサプライ (ZWD) 45兆 Date2006-082006-092007-112007-122008-01-212008-01-282008-032008-062008 (-)マネーサプライ(デノミ後ZWD) 450億 350億 58兆 67兆 100兆 170兆 800兆 2京5000兆 90京以上 -
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マネーサプライ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 02:42 UTC 版)
手形などを使用し商品・サービスなどを決済する預金通貨は、通常マネーサプライの一部とみなされる。国のマネーサプライは、通常、現金と預金通貨からなっている。ほとんどの国で、預金通貨はマネーサプライの大部分を占めている。 金融危機の際には、顧客が現金を引き出すため、要求払預金もマネーサプライも縮小する。経済学者は、この効果で恐慌が深刻化すると予想していた。しかし、実際に起きた2008年の大恐慌では、アメリカにおける預金通貨は2008年8月の3100億ドルから、12月には4600億ドルに増加した。
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