新しい新古典派総合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 20:48 UTC 版)
新しい新古典派総合(New neoclassical synthesis)または新しい総合(New synthesis)は、 マクロ経済学の短期変動についての理論。主要な現代のマクロ経済学派である新しい古典派およびネオ・ケインジアンの理論を融合させたものとされる[1]。この「新しい総合」は、新古典派経済学とジョン・メイナード・ケインズの『一般理論』を組み合わせた新古典派総合に喩(たと)えることができる[2]。新しい総合は、多くの主流派経済学の理論的な基盤を提供している。また新しい総合は、多くの中央銀行の金融政策の理論的基盤の重要な部分を占めていると言われている[3]。
- ^ Mankiw 2006a, pp. 9–13.
- ^ a b Mankiw 2006a, p. 14.
- ^ Mankiw 2006, p. 15.
- ^ Blanchard 2000, p. 1404.
- ^ a b c Kocherlakota 2010, p. 12.
- ^ Goodfriend & King 1997, p. 283.
- ^ Snowdon & Vane 2005, p. 411.
- ^ Goodfriend & King 1997.
- ^ Woodford 2009, p. 269.
- ^ Woodford 2009, pp. 270–71.
- ^ Woodford 2009, p. 272.
- ^ a b Woodford 2009, pp. 272–73.
- ^ Kocherlakota 2010, p. 10.
- ^ Woodford 2009, pp. 273–74.
- 1 新しい新古典派総合とは
- 2 新しい新古典派総合の概要
- 3 参考文献
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