新しい文学のためにとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 新しい文学のためにの意味・解説 

新しい文学のために

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/09 13:38 UTC 版)

新しい文学のために
著者 大江健三郎
発行日 1988年1月20日
発行元 岩波書店岩波新書
ジャンル 随筆
日本
言語 日本語
形態 新書
ページ数 218
コード ISBN 4004300010
ウィキポータル 書物
[ ウィキデータ項目を編集 ]
テンプレートを表示

新しい文学のために』(あたらしいぶんがくのために)は、大江健三郎の著書。文学とは何か、文学の読み方、文学の書き方などが語られた文学論である。1988年岩波新書の新赤版として刊行された。

岩波新書は1988年に表紙を黄版から新赤版へリニューアルしたが、新赤版の追番の1が本書であった。

概要

大江にはもともと1978年に出版された『小説の方法』(岩波書店)という文学理論をまとめた著作があった。1987年に、当時の自身の作家活動の集大成として出版した長編小説『懐かしい年への手紙』を執筆した経験を踏まえた上で、『小説の方法』で展開された文学理論を新書向けに、若い読み手、書き手を想定して、入門として語り直したものである。「想像力」、「異化」、「グロテスクリアリズム」、「トリックスター神話的女性像」という大江の重視する文学概念が説明されている。




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「新しい文学のために」の関連用語

新しい文学のためにのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



新しい文学のためにのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの新しい文学のために (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS