カイホウとは? わかりやすく解説

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かい‐ほう〔‐ハウ〕【介抱】

読み方:かいほう

[名](スル)

病人けが人酔っぱらいなどの世話をすること。看護。「手厚く—する」

助けてめんどうをみること。保護後見

亀屋世継忠兵衛敷銀(しきがね)もって養子分、後家妙閑の—故」〈浄・冥途の飛脚

「介抱」に似た言葉

かい‐ほう〔クワイ‐〕【会報】

読み方:かいほう

会の現状活動記録運営方針などを会員報告するための印刷物


かい‐ほう〔クワイ‐〕【回報/×廻報】

読み方:かいほう

何人かの人が、順に回し読みする文書回状

返事の手紙。返信


かい‐ほう〔クワイ‐〕【壊崩/潰崩】

読み方:かいほう

[名](スル)くずれこわれること。崩壊


かい‐ほう〔クワイ‐〕【快報】

読み方:かいほう

よい知らせ。うれしい知らせ吉報朗報。「優勝の—に接する」


かい‐ほう〔クワイハウ〕【快方】

読み方:かいほう

病気や傷がだんだん治ってくること。「病状が—に向かう」


かい‐ほう〔クワイハウ〕【懐抱】

読み方:かいほう

[名](スル)

ふところに抱くこと。抱きしめること。抱擁

ある思い計画などを心の中に持つこと。また、その思い計画抱懐

何等意見をも—しておられないということは」〈鴎外懇親会

ふところ

同じく父母の—を出て浮沈を共にし」〈太平記三〇


かい‐ほう〔‐ホフ〕【戒法】

読み方:かいほう

仏語。仏が制定した戒律としての法。五戒など。


かい‐ほう【改封】

読み方:かいほう

諸侯領地移しかえること。国替(くにがえ)。


かいほう【海北】

読み方:かいほう

姓氏の一。

[補説] 「海北」姓の人物
海北若冲(かいほうじゃくちゅう)
海北友松(かいほうゆうしょう)


かい‐ほう【海×堡】

読み方:かいほう

海岸防備のために、要港入り口海中築造した砲台やとりで。かいほ。


かい‐ほう〔‐ハフ〕【海法】

読み方:かいほう

海事に関する法規全体公海法・私海法(海商法)・国際海法および海事国際私法分かれる狭義には海商法をいう。海上法


かい‐ほう〔‐ハウ〕【解放】

読み方:かいほう

[名](スル)束縛(そくばく)されたり制限されたりしているものを、ときはなし自由にすること。「貧困から—される」「—感」

[補説] 書名別項。→解放

「解放」に似た言葉

かいほう〔カイハウ〕【解放】

読み方:かいほう

総合雑誌大正8年1919創刊大正デモクラシー流れにのって、社会主義的傾向示した大正12年(1923)終刊1年後再刊されたが、昭和8年(1933)ころ廃刊


かい‐ほう〔‐ハフ〕【解法】

読み方:かいほう

数学で、問題を解く手順。「方程式の—」


かいほう【開封】

読み方:かいほう

中国河南省黄河南岸にある工業都市戦国時代は魏(ぎ)の都、のち五代後梁後晋後漢後周北宋の都、一時は金の都ともされ大梁東都開封府東京(とうけい)・汴京(べんけい)などとよばれ、栄えた絹織物など工芸も盛ん。カイフォン。


かい‐ほう〔‐ハウ〕【開放】

読み方:かいほう

[名](スル)

門や戸などをあけはなすこと。あけたままにしておくこと。「—禁止

制限なくして自由に出入りさせること。「門戸を—する」「市場—」

開放絞り」の略。「—で撮ると背景やわらかくぼける」


かい‐ほう〔‐ハフ|‐ハウ〕【開法/開方】

読み方:かいほう

ある数または式から、平方根立方根などの累乗根求め計算法開平法開立法など。


介抱

読み方:カイホウ(kaihou)

松前藩知行が行った蝦夷交易


開封Kai feng

カイホウ

のちに卞京と改称され北宋などの都となった地である。

県令】鄧甫徳

県人】鄭興 / 鄭衆 / 鄭 / 鄭安世 / 鄭亮 / 鄭泰 / 鄭袤 / 鄭渾 / 鄭崇


海堡

読み方:カイホウ(kaihou)

作者 横山白虹

初出 昭和13年

ジャンル 句集


海邦

読み方:カイホウ(kaihou)

所在 沖縄県沖縄市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

クラヤ薬品

(カイホウ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/25 01:09 UTC 版)

クラヤ薬品株式会社(クラヤやくひんかぶしきがいしゃ)は、かつて存在した、医薬品医療機器卸売を扱う企業である。

東京都千代田区紀尾井町本社を置いていた。

概要

熊倉利三郎は、戦前「荒川薬局」に勤務、内匠屋栄は「芙蓉堂薬局」に勤務していたが、第二次世界大戦時召集される。終戦後、内地に帰還した後、東京・上野広小路付近で闇屋で生計をたてていたが、1946年(昭和21年)8月に闇屋を解散し、熊倉芳次郎、利三郎の兄弟と内匠屋栄の3人が「クラヤ薬品商会」を設立した。

社名は熊倉兄弟の倉と内匠屋の屋をとり、漢字よりも人目につくカタカナにしたものである。

創業後の約10年は戦後の物不足の時代で、医薬品も商品さえあればすぐに売れた。自転車の後ろに石油箱を載せ、これに品物を積み、医者周りを始める。クラヤ商会は、設立当初は、商品の大半を「茂木薬品商会」から仕入れていた。

1955年(昭和30年)ころからワクチンの販売を手掛け、その独占的な販売を足がかりに積極的な営業を展開し、1961年(昭和36年)には売上高で東京都でトップに躍進した。1959年(昭和34年)以降は地域密着の営業を展開し相次いで営業所を開設、1963年(昭和38年)からは東京の近県にも進出し横浜・千葉等に営業所を開設した。

会社概要

  • 沿革 1949年(昭和24年)1月13日 設立
  • 代表者 代表取締役社長 熊倉貞武
  • 資本金 7,324百万円
  • 従業員 3,736名(2008年<平成10年>3月)

沿革

  • 1946年 8月 - 「クラヤ薬品商会」設立
    • 代表取締役社長:熊倉芳次郎、代表取締役専務:内匠屋栄(後の2代目代表取締役社長)、代表取締役常務:熊倉利三郎
    • 茂木薬品商会との取引開始
  • 1947年12月 - 出資額19万5000円で「(資)クラヤ薬品商会」設立
  • 1947年 9月 - 決算売上高9千万円
  • 1949年 1月 - 資本金30万円で「クラヤ薬品株式会社」に商号変更
  • 1955年 - 本社新築移転
  • 1955年 9月 - 決算売上高5億円
  • 1955年 - この年から田辺製薬大日本製薬山之内製薬鳥居薬品中村滝商店稲畑産業武田薬品工業藤沢薬品工業日本衛材との順次直接取引開始
  • 1963年1月 - 県外営業所第一号店「横浜営業所」開設
    • 埼玉県・栃木県に順次営業所を開設
  • 1967年 9月 - 決算売上高100億円突破
  • 1968年4月 - 千葉営業所開設
  • 1969年 - 新座市に「物流センター」開設
  • 1969年 9月-決算売上高14,987,425000円
  • 1970年 9月-決算売上高18,126,438000円
  • 1971年 9月-決算売上高20,054,912000円
  • 1972年 9月-決算売上高20,667,239000円
  • 1972年10月-医療機器の販売開始
  • 1973年 9月-決算売上高24,713,048000円
  • 1974年 9月-決算売上高32,102百万円
  • 1974年-「NHI」に加盟
  • 1975年 9月-決算売上高37,018百万円
  • 1976年 9月-決算売上高43,562百万円
  • 1977年 9月-決算売上高51,202百万円
  • 1979年-3代目代表取締役社長 野口耕平就任
  • 1980年 9月-決算売上高85,215,750000円
  • 1981年-名誉会長 熊倉芳次郎 死去
  • 1981年 9月-決算売上高100,401,352000円
  • 1982年 9月-決算売上高117,648,709000円
  • 1983年 9月-決算売上高132,563,524000円
  • 1984年-会長 内匠屋栄 死去
  • 1984年 -「本郷薬品株式会社」と業務提携
  • 1984年8月-「株式会社エム・アイ・シー」(東京都文京区湯島3-26-7・代表取締役社長 佐藤民夫)設立
  • 1984年 9月-決算売上高134,619,591000円
  • 1985年 -取締相談役 熊倉利三郎 死去
  • 1986年 -自動発注システム「KOS(クラヤ・オーダーエントリー・システム)」医薬品情報提供システム「KDI(クラヤ・ドラッグ・インフォメーション)」開発
  • 1986年-「晴海配送センター」開設
  • 1986年6月-「株式会社トキモ」(東京都千代田区三崎町3-7-13・代表取締役社長 外林雄三)設立
  • 1988年7月- JD-NET稼動
  • 1988年 3月-決算売上高190,278,995000円
  • 1988年10月-本郷薬品株式会社を合併
  • 1989年 9月-決算売上高222,116,696000円
  • 1989年 -4代目代表取締役社長 熊倉貞武 就任
  • 1990年7月-三星堂との支店長意見交換会開催
  • 1990年 9月-決算売上高227,755,970000円
  • 1990年10月 -米国IBRD社(昭和50年 USA,IBRD社設立) へ経営参加
  • 1990年10月-三星堂との光ファイルの薬業情報を提供開始
  • 1991年4月-大手メーカー6社新仕切制導入で新価格体系に移行
  • 1991年 9月-決算売上高244,797百万円
  • 1991年10月-「スーパーKOS」開発
  • 1992年7月-「IBRDジャパン」を設立(出資率 クラヤ薬品85%・三星堂15%)
  • 1992年 9月-決算売上高270,532百万円
  • 1992年11月-「ミスターKOS」販売開始
  • 1993年-「山形営業所」開設
  • 1993年 9月-決算売上高296,118百万円
  • 1994年4月-「IBRDジャパン」から三星堂が出資引き上げしクラヤ薬品100%子会社化
  • 1994年7月29日 -東京証券取引所一部上場・証券コード:9940
    • 証券取引所:東証1部
    • 決算日:3月末日
    • 中間決算日:9月
    • 額面:50円(単位--100株)
    • 製品:医療用医薬品92%,一般用医薬品2%,医療機器・用具・診療材料6%,試薬他1%
  • 1994年 9月-決算売上高314,623百万円
  • 1995年-USA子会社「IBRD社」を通して英国の医薬品臨床開発受託会社「ROSTRUM社」を12億円で買収
    • 「MCRC社」(英国:1984年設立)へ経営参加
    • 「IBRD社」と「MCRC社」の一元化を図り、「IBRD-ROSTRUM GLOBAL社」と商号変更
    • 「IBRD-ROSTRUMグループ」として日米欧三極開発支援体制
  • 1995年-「浜松営業所」開設
  • 1995年2月-愛知県に「名古屋支店」開設
  • 1995年5月31日-「カワイ」と業務提携
  • 1995年 9月-決算売上高336,503百万円
  • 1995年10月-「株式会社ホウヤク」(年商・635億円)を合併
    • 「第一製薬」との取引開始
  • 1995年-新潟県に「新潟支店」・宮城県に「仙台営業所」・山形県に「酒田営業所」・「米沢営業所」開設
  • 1996年-USA子会社「IBRD社」赤字拡大し採算ライン割れ
  • 1996年-福島県に「福島営業所」・「郡山営業所」・「いわき営業所」開設
  • 1996年4月-「静岡営業所」開設
  • 1996年5月-「山形支店」「平塚営業所」開設
  • 1996年9月-「健康科学検査研究所」を2億円で譲渡
  • 1996年10月-「北海道支社」「大阪物流センター」「大阪営業所」「富田林営業所」設立
  • 1997年 3月-決算売上高220,066百万円
  • 1997年 -「広島営業所」「岡山営業所」「神戸営業所」「埼玉物流センター」「加須物流センター」「有明物流センター」開設
  • 1997年7月-「KURAYA (USA) CORPORATION」(3625 DEL AMO BLVD. SUITE #150 TORRANCE, CA 90503 USA・代表取締役社長 ジェリー宍戸)設立
  • 1997年10月「カワイ株式会社」を合併
  • 1998年- 「IBRD-ROSTRUM GLOBAL社」を「PHOENIX社」に譲渡
  • 1998年 3月-決算売上高452,513百万円
  • 1998年4月-「クラヤ化成株式会社」(長野県長野市稲葉917・代表取締役 岸田 和喜)設立
  • 1998年6月-「株式会社物流二十四」(東京都文京区湯島3-26-7・代表取締役社長 有賀保雄)設立
  • 1998年- 赤字のUSA臨床試験子会社IBRDを24億円で売却(連結USA9社)
  • 1999年8月1日-「やまひろ」の全株を取得し完全子会社化
  • 2000年4月- 「IBRD JAPAN株式会社」の全株式を譲渡
  • 2000年3月決算売上高4525億13百万円
  • 2000年4月1日-「三星堂」と「東京医薬品」と合併、「クラヤ三星堂」に商号変更
    • クラヤ薬品「東京都」・「千葉県」・「神奈川県」のシェア1位
    • 全大手メーカーとのフルライン化

主な取引メーカー

営業地域

東京都・北海道・宮城県・山形県・福島県・茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・神奈川県・新潟県・長野県・静岡県・愛知県・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県・岡山県・広島県

大株主

関連会社

栃木クラヤ薬品

  • 本社:栃木県宇都宮市平出町4303
  • 設立:1969年(昭和44年)7月
  • 資本金:2000万円
  • 株主:サクラヤ薬品株式会社
  • 従業員:63名
  • 営業所:栃木・石岡・宇都宮
  • 主要取引メーカー:藤沢薬品工業・エーザイ・山之内製薬・武田薬品工業・田辺製薬

セルメスタ(旧 クラヤ商事)

  • 本社:東京都墨田区石原4-25-12
  • 事務所:札幌(北海道札幌市豊平区豊平7条9丁目1-1)・大阪(大阪府大阪市北区西天満6-2-11梅ヶ枝町パークビル)
  • 川越物流センター:埼玉県川越市問屋町14-2
  • 資本金:6500万円
  • 社長:熊倉利和
  • 沿革:1971年(昭和46年)9月、クラヤ薬品の特需部と上野小売部を分離し、資本金4000万円で設立。2005年(平成17年)10月、社名を「セルメスタ」へ変更。
  • 主要取引メーカー:藤沢薬品工業・大正製薬・山之内製薬・田辺製薬・中央興医会ライオン
  • 大株主:クラヤ薬品
  • 関連会社:クラヤ薬品・アスク


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