楽章
楽章
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/12 02:09 UTC 版)
「ヴァイオリンソナタ (マニャール)」の記事における「楽章」の解説
第1楽章:Large - Animé序奏からはじまる近代的なソナタ形式をとる。ヴァイオリンが中心となった静謐な旋律のあと、情熱的な主部へと展開する。序奏の旋律はコーダの前に再び登場する。約12分。 第2楽章:Calme2つの主題が交互に現れ、徐々に変容していく。その美しさは「フランス音楽の最上の境地を表すもの」とまで評される。約13分。 第3楽章:Trés Vif短めの楽章で、リズミカルなスケルツォの形式を取る。約3分。 第4楽章:Large - Animé速度指定は第1楽章と同じ。哀愁を帯びた第1主題と、速いテンポで演奏される第2主題によるソナタ形式をとる。展開部では主題がフーガのように扱われており、ベートーヴェンの作風を想起させる。約14分。
※この「楽章」の解説は、「ヴァイオリンソナタ (マニャール)」の解説の一部です。
「楽章」を含む「ヴァイオリンソナタ (マニャール)」の記事については、「ヴァイオリンソナタ (マニャール)」の概要を参照ください。
楽章
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/27 14:43 UTC 版)
「交響曲第2番 (シマノフスキ)」の記事における「楽章」の解説
ソナタ・アレグロの第1楽章、大がかりに展開される変奏曲形式の第2楽章、複数の主題をもつフーガによる終楽章の順に、3つの楽章から構成される。すべての楽章において、速度や表情の指定が頻繁に変えられていることが特徴的である。 Allegro moderato : Grazioso - Meno mosso (quasi andante) - Più mosso (quasi tempo I) - Meno mosso (quasi andante) - Vivace - Poco meno (quasi tempo I) - Più mosso. Con passione - Poco meno mosso (tranquillo) Tema : Lento. Variation 1 : L'istesso tempo. Variation 2 : L'istesso tempo. Variation 3 : Scherzando. Molto vivace. Variation 4 : Tempo di gavotte. Variation 5 : Tempo di minuetto - Finale introduzione. Variation 6 : Vivace e capriccioso - Finale (Introduzione - Fuga). : Allegro moderato, molto energico - Lento - Tempo I.
※この「楽章」の解説は、「交響曲第2番 (シマノフスキ)」の解説の一部です。
「楽章」を含む「交響曲第2番 (シマノフスキ)」の記事については、「交響曲第2番 (シマノフスキ)」の概要を参照ください。
楽章
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 22:49 UTC 版)
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」の記事における「楽章」の解説
モーツァルトの自作の目録には第2楽章のメヌエットとトリオを含む5楽章として記載しており、元来5楽章からなっていたと考えられる。しかし理由は不詳だが第2楽章は散逸しており、下記のような4楽章形式で演奏される。ただし、他のメヌエットを第2楽章に充てて5楽章形式で演奏される例もある。 第1楽章 アレグロト長調、4分の4拍子、ソナタ形式。 お使いのブラウザでは、音声再生がサポートされていません。音声ファイルをダウンロードをお試しください。 第2楽章 ロマンツェ:アンダンテハ長調、2分の2拍子、複合三部形式。 第3楽章 メヌエットとトリオ:アレグレットト長調(トリオはニ長調)、4分の3拍子、複合三部形式。 第4楽章 ロンド:アレグロト長調、2分の2拍子、ロンド形式。
※この「楽章」の解説は、「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」の解説の一部です。
「楽章」を含む「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」の記事については、「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」の概要を参照ください。
楽章
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/05 17:21 UTC 版)
「筑後川 (團伊玖磨)」の記事における「楽章」の解説
全5楽章からなる。なお、楽譜は調号を用いず、すべての曲が臨時記号を用いて書かれている。 みなかみト長調。1973年(昭和48年)度全日本合唱コンクール課題曲。 ダムにて変ホ長調。 銀の魚ト長調。 川の祭ホ短調。 河口変ホ長調。1986年(昭和61年)度NHK全国学校音楽コンクール高等学校部門において課題曲として採用された。1988年(昭和63年)には高校教科書に採用された。卒業式でも広く歌われる。歌詞や旋律のパロディを含めて特に単独で取り上げられることが多く、楽譜出版数も多い。
※この「楽章」の解説は、「筑後川 (團伊玖磨)」の解説の一部です。
「楽章」を含む「筑後川 (團伊玖磨)」の記事については、「筑後川 (團伊玖磨)」の概要を参照ください。
楽章
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 14:15 UTC 版)
「シンフォニア・セレーナ」の記事における「楽章」の解説
4つの楽章で構成され、全曲の演奏時間は約30分。第2楽章は管楽器と打楽器のみ(チェレスタを含む)、第3楽章は弦楽器のみで演奏され、第1楽章と第4楽章はフルオーケストラのために書かれている。同様の構成はレイフ・ヴォーン・ウィリアムズの交響曲第8番でも採用されている。 第1楽章 中庸な速さで(Moderately fast)。 ホルンが奏する五度下降と四度上昇を基礎にした第1主題と、「優美に」と指示された第2主題によるソナタ形式の楽章。ドラティは「作曲者が説明するとおり、"悲愴な"スタイルあるいは(...)ロマンティックなスタイルからは完全に距離を置いている。だがこれは、この曲に感情が欠けているという意味にはならない」と形容している。 第2楽章 ベートーヴェンの速歩行進曲、パラフレーズ (Geschwindmarsch by Beethoven. Paraphrase) やや速く(Rather fast)。 スケルツォに相当し、『ヨルク軍団行進曲(英語版)』の名でも知られるベートーヴェンの軍楽隊のための行進曲WoO 18を下敷きにしている。吹奏楽のレパートリーとして単独でも演奏される。 第3楽章 対話(Colloquy) 静かに(Quiet) - おどけて(Scherzando)。 2群に分けられた弦楽合奏の片方が弓奏で、もう片方がピッツィカートで登場したあと、両者が対位法的に組み合わされる。各部分の間には舞台上と舞台裏の独奏が呼応するカデンツァが挿入される。 第4楽章 終曲(Finale) 陽気に(Gay)。 ファンファーレ風の短い導入のあと、次々と新しい素材が提示されて進んでいく。既出の主題が展開される中盤では第1楽章の中心主題も回帰してくる。
※この「楽章」の解説は、「シンフォニア・セレーナ」の解説の一部です。
「楽章」を含む「シンフォニア・セレーナ」の記事については、「シンフォニア・セレーナ」の概要を参照ください。
楽章
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/18 19:24 UTC 版)
「交響曲第4番 (シマノフスキ)」の記事における「楽章」の解説
以下の3楽章から成る。自由なソナタ・アレグロの第1楽章、幻想曲風の第2楽章、民族舞曲のリズムが強調された終楽章から成る。第2楽章と第3楽章はアタッカで連結されている。 Moderato - tempo commodo(開始・終止ともヘ長調) Andante molto sostenuto(開始はイ長調) Allegro non troppo, ma agitato ed ansioso(開始はヘ長調で終止はイ長調)
※この「楽章」の解説は、「交響曲第4番 (シマノフスキ)」の解説の一部です。
「楽章」を含む「交響曲第4番 (シマノフスキ)」の記事については、「交響曲第4番 (シマノフスキ)」の概要を参照ください。
楽章
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 13:20 UTC 版)
「小組曲 (ドビュッシー)」の記事における「楽章」の解説
全ての楽章において、主部と好対照を成す中間部を持つ三部形式 (A-B-A'-Coda) で書かれている。各楽章には副題が付されており、「印象主義」の萌芽も感じ取れる他、ポール・ヴェルレーヌの詩集「艶なる宴」からインスパイアされた部分もある。 小舟にて En BateauAndantino、ト長調、6/8、演奏時間約3分40秒。ハープの分散和音に乗り、フルートのソロから始まる。途中に弦楽器やホルンなどによる躍動的なフレーズが登場するが、それらは再び最初の主題に回帰する。全体的に落ち着いた優雅な曲調である。 行列 CortègeModerato、ホ長調、4/4、演奏時間約3分。木管楽器による躍動的な主部から始まりと、装飾と強弱のコントラストが特徴的な中間部(Scherzando)から成る。再現された主題はやや断片的で、最後は決然と終わる。 メヌエット MenuetModerato、ト長調、3/4、演奏時間約3分10秒。木管で提示された短い序奏の後、ルイ14世時代を思わせるシンプルなメヌエットの旋律がヴァイオリンによって奏でられる。中間部では木管のソロが多数登場する見せ場。1882年にテオドール・ド・バンヴィルの同名の「艶なる宴」のために作曲された歌曲の旋律がそのまま転用されている。なおこの楽章のみ、コーラングレの持ち替えがあるが、重要な役割を与えられている。 バレエ BalletAllegro giusto、ニ長調、2/4 - 3/8、演奏時間約3分20秒。全体として生き生きとした曲調で、途中から、ワルツの拍子とテンポになり、最後は色彩的な管弦楽で壮大な終わり方をする。教会的旋法や全音音階など、後の作風に通ずる部分も見え隠れしている。 印象主義独特の曖昧な雰囲気を持つ曲が多いドビュッシーの作品において、『小組曲』の各楽章はいずれも平易で理解しやすい作風が特徴で、近年ではイージーリスニング風に編曲されるなど、多くの人々に親しまれている。
※この「楽章」の解説は、「小組曲 (ドビュッシー)」の解説の一部です。
「楽章」を含む「小組曲 (ドビュッシー)」の記事については、「小組曲 (ドビュッシー)」の概要を参照ください。
「 楽章」の例文・使い方・用例・文例
- つの楽章からなる交響楽
- 最終楽章はトゥッティ楽節で始まる。
- この楽章はロンド形式で作曲されている。
- このセクション・アレグロの楽章を演奏する
- この楽章はラレンタンドで演奏されるべきである
- 彼女は、とても美しく第三楽章を演奏した
- ピアニストは第二楽章で難しい楽区を演奏しそこなった
- アレグロの後で第二楽章が始まる
- この幕間は2つの楽章の間に入る
- ある楽章(特にソナタ形式)の楽節で、音楽の主要主題を最初に提示する
- その曲は4楽章から作られている
- 前に導入された音楽の主旋律が繰り返される作品、または楽章(特にソナタ形式における)の楽節
- 数楽章からなる楽曲
- しばしばソナタの最終楽章である音楽の形式
- 対比する形式の3または4楽章で構成する器楽曲
- 第2楽章はゆっくりとして旋律が美しい
- 速い楽章(たいてい3拍子)
- 関連のある数楽章を緩やかにひとまとめにした楽曲
- 交響曲の最終楽章
- 速度の緩い楽章
- 楽章のページへのリンク