ピッツィカート
ピッツィカート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 01:01 UTC 版)
弦を弓で弾かずに、指で弾(はじ)く奏法。楽譜には pizz.(ピッツ)と書かれる。はじき方は決まっておらず、右手人差し指や中指を使うことがほとんどであるが、左手で行う奏法もある(左手でのピッツィカートは、音譜の上に+と書かれる)。通常は、ヴァイオリン本体を顎に乗せ、弓を持ったまま指で弾く(他、楽章全てがpizzだけで構成されているときなど、弓を持つ必要の無い場合は弓を置いて行うこともある)が、ラヴェルのボレロなど、全てがpizzでは無いがpizzの指定が長いときは、ギターのように腰のあたりにヴァイオリン本体を抱えて弾く場合もある。 詳細は「ピッツィカート」を参照 弦を親指と人差し指でつまんで指板に叩きつけ、破裂音を出すバルトーク・ピッツィカートと呼ばれる奏法もある。バルトークによって発案されたとされるが、実際にはマーラーが交響曲第7番などですでに用いている。
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ピッツィカート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 19:34 UTC 版)
ピッツィカートとは、撥弦楽器でない楽器で弦をはじく奏法。撥弦楽器であるギターでは、ブリッジ上またはその近くの弦上に手の平の小指側を置き、弦の振動を制限することにより、濁ったポツポツをいう音にする奏法のこと。
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