類似種などとは? わかりやすく解説

類似種など

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ヤマトグサ」の記事における「類似種など」の解説

本属(あるいは本科)の植物日本ではこの種だけであり、花の形は他に似たもの無く、特に雄花雄蘂垂れ下がる姿は小さいなりに目立つので、それが確認できれば判別は容易である。花以外の特徴ではフタバムグラ属のハシカグサによく似ており、草の香りまで似ている、本種では托葉半円形で、ハシカグサ歯状になっているのとはっきり異なる。

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ヒメナエ」の記事における「類似種など」の解説

本種の属するアイナエ属は東アジアからオーストラリアニュージーランドにかけて35種ほどが知られるが、日本には本種以外には以下の1種のみがある。 M. pygmaea アイナエ やはりごく小型1年生草本草丈が10cm足らず、花は白くて2.5mmなど、本種と同じよう大きさ植物であるが、概形は全くと言っていいほどに異なる。本種が細長い葉腋1つずつ花をつけるのに対して、この種ではがごく短くて1cm程しかなく、その先から長い花茎が出るので、その草丈大部分花茎である。従って植物体のごく基部ところに集中し、また花は花茎の上複数個を散形状につけるオーストラリア本属が最も多く産する地域であり、最大見積もり本属の種が55種、そのうちオーストラリアには50種があって、そのうち43種が固有種とされるそのうちの M. prolifera は本種とよく似ていて本種をこの種のシノニムとする説もあった。ただしこの M. prolifera 自体もその存在不明確で、むしろ更に別種とされている M. nummularia との関連考えられる。M. nummularia は多形的な種であり、複数種の種群とみた方がいいとも言われ、この部分さらなる研究が必要とされる現時点では本種の存在は、少なくともオーストラリア以外の地域では強く支持されている。

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ヨツモンカメノコハムシ」の記事における「類似種など」の解説

同属の種は日本には他にいない一見似ているものはイチモンジカメノコハムシ Thlaspida cribrosa などがあるが、食草が違う。本種もヒルガオにつくこともあり、同様にヒルガオ喰うものにはジンガサハムシ Aspidomorpha indica などがあり、九州以南ヒルガオサツマイモなどにつくものにタテスジヒメジンガサハムシ Cassida circumdata があるが、本種はこれらよりやや大きく、また背面隆起突起多数あることで区別は容易である。総じて本種はこの類では大型で、背面のしわや隆起、それに黒い斑紋が目立つために判別しやすい

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オトコエシ」の記事における「類似種など」の解説

オミナエシ属植物日本に6種ばかりあるが、本種以外は黄色い花付ける。形態的似ているのはオミナエシである。大きさ姿形には似た部分があるが、花が白く、毛が多いことなどで見た目印象はかなり異なる。ついでに果実に翼がある点でもはっきりと違う。ただしこの両者には雑種出来る。これをオトコオミナエシ P. ×hybrida Makino という。

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ウスベニニガナ」の記事における「類似種など」の解説

本種の属すウスベニニガナ属にはアジアからアフリカ熱帯域中心に25種ほどが知られるが、日本在来種は本種のみである。 同属ベニニガナ E. sagittata は本州四国琉球列島見られる。この種はかつて日本花壇切り花用などに広く栽培されていたが、近年は見ることが少なくなったもので、野外見られるのはこれが逸出したものとされる。またナンカイウスベニニガナ E. fosbergii が硫黄列島帰化し、さらに八重山諸島にも帰化している。この種は基部分枝することがあまりなく、また基部集まらない全体均等に出ることなどで区別出来る。

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ジャコウソウ」の記事における「類似種など」の解説

同属タニジャコウソウ (C. longipes )は植物体の姿も花もよく似ているが、花柄葉柄よりかなり長くまた、アシタカジャコウソウ (C. yagiharana )は、日本分布する他の種比べ小さく植物全体に立つ毛が多いことで区別できるイブキジャコウソウは名前は似ている見かけはまった異なり分類的にもイブキジャコウソウ属であり、ジャコウソウとは別群である。

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マルヅメオニグモ」の記事における「類似種など」の解説

オニグモ属としては小柄なもので、同程度大きさのものとしてはヤミイロオニグモやハラビロミドリオニグモがあり、特に後者腹部横長な点、トリノフンダマシ属見まがうところも似ているが、体色模様大きく異なる。

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オキナワウラボシ」の記事における「類似種など」の解説

似たもの少ない。形だけならイワヒトデなどもやや似るが、いずれにせよ日向岩の上出てくるものでは日本に他に似たものがない。

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ヨツデゴミグモ」の記事における「類似種など」の解説

日本産同属の種では形態的にはやや傾向異なる。ただし、現在ではよく似た種が知られている。 C. onoi Tanikawa 1992 オノゴミグモ この種は本種に非常によく似ている違いとしては腹部前方背面両肩上向きの1対の突起がある。だが、小型なだけに見分けづらく、他に外雌器などでも区別がつくが、肉眼では混同しやすい。この種の発見記録多くない。が、これは記載がごく最近であることも含め、本種と混同されている可能性が高い。 だがそれ以上似ているのがヤマトカナエグモである。別属のものであるが、不思議なくらいに似ている詳細についてはこの種の項を参照されたい。実際にはこの種は網を張らないので、しっかりした網を張る本種と混同することなどあり得ないのであるが、例えまとめて採集瓶に放り込んでしまった場合取り出して混同してしまう例が結構ある。

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ヨツスジトラカミキリ」の記事における「類似種など」の解説

イリオモテトラカミキリ C. aritai は本種と斑紋がよく似ているが、前翅斑紋異なるので区別は容易である、とのことで、この種は琉球列島沖縄島以南見られるというので本種と分布域が重なるが、この種の方が個体数少ないという。

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イソカニムシ」の記事における「類似種など」の解説

カニムシ類に海岸性のものは少ない。日本では本種の他に以下のような種が知られる。 Chthoniidae ツチカニムシ科Paraliochtonius sp. ナギサツチカニムシ Neobisiidae コケカニムシ科Halobisium orientale japonicum ウミカニムシ Olpiidae サバクカニムシ科Nipponogarypus enoshimaensis コイソカニムシ この中で、本種は特に身体大きいことと、鋏の基部丸く膨らみ先端部が細長く伸びることなどで肉眼でも見分けが付く。なお、本種に近縁なものとしては、バンクスイソカニムシ G. californicus Banks など数種が北アメリカ西海岸産する

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メリケンガヤツリ」の記事における「類似種など」の解説

1m程度になるカヤツリグサ類には、シチトウのように根出葉退化する形のものが多い。ミズガヤツリポルトガル語版)などでは必ず根出葉があるが、この種ほどよく発達するものはあまりないまた、小穂緑色で、褐色色づくことがあまりない点も、特に大型になる種ではほとんどが褐色色づくので比較はっきりした特徴になっている楕円形の小穂頭状に集まる点ではイガガヤツリ・カワラスガナも似ており、小型のものは似て見えることもあるが、それらの鱗片はやはり赤っぽく着色する小穂が緑でそれが頭状に集まるものアオガヤツリ中国語版)とその類縁種があるが、それらはさらに小さくてせいぜい20cmくらいにしかならない

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トウバナ」の記事における「類似種など」の解説

本種を含むトウバナ属には日本に6種ほどがあるその中でクルマバナミヤマクルマバナ花序の中の輪生する花の下から出るのように発達して目立つ。イヌトウバナヤマトウバナミヤマトウバナは本種によりよく似ているが花が白くより大きいまた、これらの多くはより自然な環境山間部谷間などに出現し雑草として出現するものではない。

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ヤナギバモクマオ」の記事における「類似種など」の解説

本属にはカラムシなど多くの種があり、低木状になるものもあるが、木本であるのは日本ではこの種だけである。イラクサ科樹木にはヤナギイチゴハドノキなど、日本南部に数種があり、やや似ているが、雌花序が長く伸びて垂れ下がるのは本種の良い見分け点になる。

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サガオニグモ」の記事における「類似種など」の解説

本属のものは日本4種あり、いずれもよく似ているその内でヤンバルオニグモ E. yanbaruensis は奄美沖縄諸島分布、キンカタハリオニグモ E. aurea は北海道本州では高地見られる。これに対し、カラフトオニグモ E. sachalinensis は北海道から九州までに広く分布し、本種の分布域と広く重複するそんな中、本種は腹部前端左右に強く尖る点が独特で、大抵はこれで区別できるまた、雌では垂体が他種より遙かに長いことなど、性器の構造雌雄とも明確に区別できる

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ミツバノコマツナギ」の記事における「類似種など」の解説

同属植物日本に他にもあるが、それらは5小葉以上を持つ。また、それらは立ち上がる草本低木になる。海岸生えマメ科としては、細かな鮮やかな赤い花目立ち、他に似たものがない。

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ミドリノスズ」の記事における「類似種など」の解説

葉の形が独特であるが、同属にはこのほかにも S. herreanus(大弦月城)やS. citriformis(白寿楽)など球形近くなるものは幾つか知られる。この属には乾燥への適応として多肉化した群が幾つかあり、それぞれに、あるいは根茎多肉化するどの様々な特殊な形を示すが、本種を含むこれらは多肉化する例の極端なのであるS. radicans (弦月も本種にとてもよく似ていて、先の尖った棒状になる。 球形になるのは乾燥への適応貯水力を高めるためと考えられ、球は体積当たりの表面積が最も小さい形であり、貯水蒸散抑制に役立つと考えられる

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ハルノタムラソウ」の記事における「類似種など」の解説

同属はいくつタムラソウの和名を持つものがあり、いずれも多少似ているが、他種夏から秋開花するのに対し、本種は春に咲くこと、それに小型で花が白い点で混同することはない。沖縄にはヒメタムラソウ S. pygmaea があり、本種によく似ているはより細かく2回羽状裂け、花はより小さい。

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ナンカクラン」の記事における「類似種など」の解説

かつてはヒカゲノカズラ属に含め、Lycopodium hamiltonii Spr. の学名用いられた。 同属には着生し束生するタイプのものは複数ある。ヨウラクヒバなどは胞子嚢穂明確に区別できる逆にスギランでは胞子嚢着け部分着けない部分とほとんど区別できない。 種内の変異大きく、種の範囲明確になっていない現時点では植物体の大きさの他、質も薄い紙質のものから厚い革質光沢のあるものまで含めている。

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ヤマクルマガイ」の記事における「類似種など」の解説

屋久島種子島、口ノ島には本種に似ているが殻高6mm、殻径10.5mmとはっきりと小型のものがあり、これをヒメヤマクルマガイ S. j. nakadai と言う。本種の亜種とされるかつては別種扱っていた。これ以外には日本では類似の種はない。 殻の上面 大きさ:年賀状切手部分裏面ヘソ内側巻いている殻が見える。 殻口

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クマワラビ」の記事における「類似種など」の解説

先端部にだけ胞子嚢群がつき、しかもその部分羽片がはっきりと小さいという特徴が非常に目を引くため、判別はごく容易である。池田(2006)は『同定のための解説不要なほど』とさえ記している。 よく似たものオクマワラビ D. uniformis があり、全体によく似ているが、胞子嚢群の着く羽片前半部と広く、またその部分羽片小さくなっていない点ではっきり区別できる小羽片の先端丸く、また鱗片細くて暗褐色であるなど、細部にも差がある。この種は本種よりやや人里よりに出現するとも。 この種と本種との雑種はアイノコクマワラビといい、全体の形や明る鱗片の色はクマワラビに、上半部に胞子嚢群持ち、その部分羽片小さくならない点でオクマワラビに似る。ただし田川(1959)はこれをオクマワラビ1型であろうとしている。

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セマダラコガネ」の記事における「類似種など」の解説

本種にごく似たものには以下のようなものがある。 オキナワセマダラコガネ B. okinawaensis :沖縄分布する。本種によく似ているが、背面光沢がこの種の方が強く、また前翅前端側面後方幅広くならない。 オオダイセマダラコガネ B. ohdaiensis (Sawada):本種に似ているが、前胸背後端側と前翅前端側部の間に隙間出来る。また前胸背小楯板に黒みが強い。本州紀伊山地四国石鎚山九州彦山祖母山霧島山など限られた山地帯にのみ見られる

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フカノキ」の記事における「類似種など」の解説

本種の所属するフカノキ属は世界熱帯亜熱帯域に多くの種が知られるが、日本では本種のみが自生する葉の形似たものとしてはやはり掌状複葉葉柄長く小葉柄があるものとして同じウコギ科コシアブラ Acanthopanax sciadophylloides などもあるが、分布域生育環境も全く異なり(コシアブラはむしろ冷涼な場所に生育する)、葉の形などもかなり異なる。 同属のものとしては台湾から中国南部原産とするヤドリフカノキ S. arboricola がある。この種は観葉植物としてよく栽培され一般に温室室内栽培されるが、九州南部以南では露地越冬可能で、小笠原父島では野生化している。当然本種と似た点は多いが、この種はに厚みがあり、表面光沢があるなど見かけがかなり異なり混同することはまずない。 なお、本種の学名としては S. octophylla が従来使われてきており、下に示した参考文献においても牧野原著(2017)と大橋他編(2017)以外はすべてこの学名を採っている。S. heptaphylla は1771年リンネブドウ属 Vitis種として記載したのである他方フカノキ属が記載されたのが1769年[疑問点ノート]、ウコギ科確立されたのが1780年その後 S. octophylla が1790年タラノキ属 Aralia種として Loureiro によって記載された。それ以降、本種はこの後者の学名呼ばれてきたのであるが、1990年に Frodin がこれがリンネV. heptaphylla と同じ物であることを示したのであるちなみに種小名そのまま解釈すると octophylla は「8の」、heptaphylla は「7の」を意味するので、1枚減ったことになる。もっともこのどちらの数も本種の小葉の数の変異の幅に収まっており、特に問題はない。

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ベッコウハゴロモ」の記事における「類似種など」の解説

同属のものとしてはヒメベッコウハゴロモ R. taeniata がある。この種は体長4mmと本種よりずっと小型であり、また前翅全体褐色濃淡の違う帯模様になっているので区別は容易である。この種は本州以南台湾フィリピンマレー分布し日本では個体数多くないが、時にイネ害虫になる。 別属だがスケバハゴロモアミガサハゴロモ同程度大きさで、しかし斑紋がはっきりと異なる。

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ジョウカイボン」の記事における「類似種など」の解説

本種の含まれるジョウカイボン属のものとして黒澤他(1985)には本種を含めて12種が取り上げられているが、おおむね体色判別できる。ただしクロジョウカイ A. attrisatus はその名の通り前翅が黒いのであるがその色彩変異幅広く前翅がほぼ黄褐色のものがあり、本種との区別細部によらねばならない。本種も地域によっては前翅黒くなったものが出現する。なお、日本産ジョウカイボン科チェックリストにはこの属のものとして49種もが掲載されており、分類難しそうである。 他にキンイロジョウカイ属 Themus のものも本種にやや似ているが、おおむね体色判別できる。よく見られるキンイロジョウカイ T. episocopalis は本種より一回り大きくて前翅が鈍い金属光沢持っている

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イガガヤツリ」の記事における「類似種など」の解説

同様の場所観察できるものには多くの種があるが、大きさ中程度ということではカヤツリグサコゴメガヤツリなどは小穂頭状集まらないタマガヤツリ小穂頭状になるが先端が尖らず、また全体柔らかいカワラスガナ頭状に集まるが、これは小穂小判型をしている。ヒメクグヒンジガヤツリ頭状花序がより密集した球形となる。

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カラスノゴマ」の記事における「類似種など」の解説

カラスノゴマ属には東アジアから日本にかけて数種があるが、日本国内には本種しかいない黄色い花はよく目立ち真ん中から突き出した仮雄蕊独特なので判別は容易。

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ハスノハカズラ」の記事における「類似種など」の解説

本属にはアジアオーストラリアアフリカにかけて約40種があるが、日本分布があるのは本種のみである。初島(1975)は本種の琉球列島における分布沖永良部島以北としており、それ以南のものを変種コバノハスノハカズラ var. australis として、基本変種比べて小さく花序分枝少ない点をその違いとしてあげている。彼はまた花序有毛のものをケハスノハカズラ var. hispidula として区別している。ただしYList はこれらの変種認めていない。 本種に似たものとして、ミヤコジマツヅラフジ Cyclea insularis はやはり盾状になる蔓植物で、本州南西部以南分布する。同じ科ではあるが、雌花花弁1枚しかないなど放射相称でないことなどの特徴で別属(ミヤコジマツヅラフジ属)とされる外見的には本種と異なり若枝に軟毛があることで区別出来る。

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リュウキュウウラボシシジミ」の記事における「類似種など」の解説

同属ツシマウラボシシジミ P. flugens とは特に裏側はよく似ているが、この種では雄の表側光沢のある青紫となっている。また分布あまりに違いすぎるほど違う。 他にやはり裏に黒い斑紋1つつけるものにヒメウラボシシジミ Neopithecops zalmora がある。この種では後翅裏側前方大きい黒紋以外に後方小さい黒紋があり、また翅の縁に平行した波紋があるなどの違いがある。この種は八重山散発的に発見され1996年以降西表島継続して発見されている。見過ごされてきたのか、それとも迷由来で英着しているのかは不明とのこと

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エノキグサ」の記事における「類似種など」の解説

本種の属すエノキグサ属熱帯中心に400種ほどがあり、中にはベニヒモノキ A. hispida など観賞用に栽培されるものもあるが、日本には本種の他にはキダチアミガサソウ A. indica が琉球列島大東島知られるだけである。これは高さ50-70cmほどになるもので、花序基部苞葉がより多くて7までつき、また木質化する。この種については初島(1975)などは在来種のように扱っているが、大橋他編(2016)は帰化種扱いしている様子である。またもう1種 A. gracilens ヒメキダチアミガサソウが近年帰化種として千葉記録されており、この種は花序の柄が短くて基部苞葉密集して着いている。 なお、の細いものを変種のホソバエノキグサ var. lanceolata として区別し四国台湾分布するとする説もあるが、北村村田(1994)や大橋他編(2016)はこれを取り上げておらず、YListもこれを取り上げていない。代わりに北村村田(1994)は開出毛の多いものを品種として区別してビロウドエノキグサ form. velutina とする説を取り上げているが、大橋他編(2016)はこれも取り上げていない。

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マルカメムシ」の記事における「類似種など」の解説

同属のものではタイワンマルカメムシ M. cribraria が本種とよく似ており、同種とする研究者もいる。この種は琉球列島沖永良部島以南見られ、また国外で中国東洋区からオーストラリアにまで分布する日本では本属の種はこの2種のみ知られるヒメマルカメムシCoptosoma biguttulumもフジなどについてよ見られるが、平地では本種の方が普通である。この種は本種よりやや小型背面は黒か紫を帯びる。この属にはクズマルカメムシ C. semiflavum というクズに付く種もあるが、これは大きさは本種と同程度ながら背面はやはり黒く小楯板の両端黄色斑点がある。日本にはこの属のものがこれらを含めて10知られ、他に未同定の種もあるが、ほとんどは小型体色が黒である。 なお、これらの種が含まれるクズマルカメムシ属は世界で280種にもなる大きい属であり、対照的に本種の含まれるマルカメムシ属は世界22種ほどの小さな群である。

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類似種など

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オトシブミ」の記事における「類似種など」の解説

オトシブミ類には多くの種があるが、本種はその中でかなり大きく、また前翅の色がよく目立つので判別は容易であり、体色変異はあるが、前翅点刻粗く大きいこと、その体形胴長であることでも区別できる

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類似種など

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シチョウゲ」の記事における「類似種など」の解説

シチョウゲ属には東アジアからヒマラヤにかけて30ほどがある日本には本種のみが知られる。 本種に似たものとしては、別属ではあるがハクチョウゲ Serissa japonica がある。これは中国原産とするが、古くより日本でよく栽培され生け垣にもよく用いられ一部では野生化してみられる。本種とは楕円形で、花が白い点ではっきり見分けが付く。分類学上はこの種では雌蕊先端が2裂すること、また苞葉を包む筒を形成しないことなどの点で別属とされる

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類似種など

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シリブカガシ」の記事における「類似種など」の解説

同属マテバシイとは葉の形などがはっきり異なる(マテバシイ長め全縁面はなめらか)ため区別容易い。むしろ、先述のように見かけコナラ属アカガシによく似ているアラカシよりやや短めであるが、だけで区別するのは難しい。もちろん果実付けば見分けがつく。なお、日本ブナ科植物は春から初夏に花をつけるものがほとんどであり、この種のように秋に花をつける例は他にない。

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類似種など

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ゴマダラオトシブミ」の記事における「類似種など」の解説

黄色い体に刻斑がある点で、他の種とははっきり見分けられる。ただし背面がほぼ黒くなる個体見られる同属のヒメゴマダラオトシブミ P. vanvolxemi は稀に本種のように黄褐色地に黒斑を持つ個体がでるが、普通はもっと全体に色が濃い。またこの種は体長が6-7mmとやや小さく、それに前翅背面大きな瘤状突起があることで区別出来る。

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類似種など

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コガタコガネグモ」の記事における「類似種など」の解説

コガネグモ属日本に本種を含めて7種があり、雌ではその模様などで容易に判別できる。雄は小さく特徴明らかでないので生殖器に頼らねばならない。雌の特徴としてはこの属ではかなり小さいものであること、腹部背面の前の方の黒い帯がないこと、赤っぽい模様入り交じることなどである。ただしムシバミコガネグモ A. aetheroides は本種に似た斑紋を持つ。この種は本州以南にすみ、本種よりかなり大きくなる点で区別は容易であるが、南西諸島では本種に大きくなる個体があり、区別難し場合がある。その場合には生殖器の形態を見る必要がある

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ビロードテンツキ」の記事における「類似種など」の解説

本種の所属するテンツキ属には世界で200種、日本26ほどがあるその中で本種は小穂鱗片がらせんに配列小穂複数あって頭状集まり花序基部小さいながら葉身があり、痩果倒卵形表面滑らかで黒っぽく熟すること、それに全体細かな白い毛が多いことでほぼ判別できる国内同属で特によく似ているのはシオカゼテンツキ F. cymosa で、本種のように根茎があり、硬くて株元に根出状に多数出ること、海岸性であることなどは共通している。異なる点としてはこの種は全体無毛であることがあるが、それ以外にも小穂長さ3-6mmと本種よりずっと小型で、花序につける小穂の数はずっと多く花序複数があって散房状になることなどがあげられる。またこの種は海岸でも岩の上出現するもので、関東以西本州から四国九州、それに琉球列島広く分布し国外でインドからオーストラリアに渡る広い分布域を持つ。

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類似種など

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ツクシスズメノカタビラ」の記事における「類似種など」の解説

上記のように本種と見間違える植物はスズメノしかなく、その区別点も上述通りである。

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クロウリハムシ」の記事における「類似種など」の解説

同属のヒメクロウリハムシ A. lewisii もウリ類、特にヘチマの花を食害する。本種より多少小型で、特に本種の触角歩脚が黒いのに対して、この種では赤褐色であることで判別できる

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イタモジホコリ」の記事における「類似種など」の解説

本種の所属するモジホコリ属には非常に多くの種があり、萩原他(1995)には40種以上があげられている。似たもの多く、特にアオモジホコリ P. viride は特によく似ており、本種がこの種の変種扱われことがあるが、この種では石灰節は紡錘形で本種のように長くならない。また外見的には本種ほどには子嚢平たくならず、上の面がへそ状にくぼむこともない萩原他(1995)ではこのほかに類似の種としてキカミモジホコリ P. flavicomum とベテルモジホコリ P. bethelii をあげており、石灰節の形で区別できるとしている。

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コゴメスゲ」の記事における「類似種など」の解説

本種は小穂雄雌性で花茎の節から複数出ること、柱頭が2裂であること、秋に開花結実することなどからナキリスゲSect. Graciles にまとめられるこの節のものは日本11種ほどがあり、いずれもよく似たものである。ただし小笠原諸島固有種琉球列島ごく一部固有の種が計4種あり、またジングウスゲ C. sacrosancta、キシュウナキリスゲ C. nachiana は本種と分布域が重なるものの、実際生息地限られており、希なのである。他にフサナキリスゲ C. teinogyna は渓流沿いにのみ見られ、センダイスゲ C. sendaica は匍匐枝があること、オオナキリスゲ C. autumnanalis はこの節では例外的に小穂雄性であることで比較容易に判断出来る。 その点、ナキリスゲ C. lenta本州関東以西四国九州伊豆諸島南西諸島ではトカラ列島まで分布し、また低山帯までの林地林縁出現する普通種であり、つまり本種とその生育環境分布がほぼ一致する形態的にも大きさ両者同程度で、特徴としても目立った違い少なく判別難しいものとなっている。果胞は本種の方がやや小さいが、ナキリスゲは2.8-3.5mm、本種は2.5-3mmとその幅は重なっており、明確に区別できるとは言い得ない勝山(2015)では節の検索表両者分かれ目果胞が『太い脈があって密毛』か『細い脈があって無毛または微毛』で判断することとなっており、両種は共に有毛であるため、これでは初心者には区別付かない実際にナキリスゲ果胞拡大して見ると実にもしゃもしゃと毛が生えており、本種のまばらに短いのがあるのとはかなりはっきり異なる。これは比較すれば明かだし、一度両者見ていれば判断困らない程度の差がある。つまりルーペがあればこの両者はすぐに判別できる。しかし肉眼では不思議なほどにその点が見て取れない。ただしそれら細部違い結果として本種の小穂の幅が2-2.5mmであるのに対してナキリスゲは3-3.5mmとかなり太く、またの色が本種の方がより明るい色であることもあって、慣れると遠目でもほぼ判別できる。しかしそれをもって同定可能とは考えない方がいい。 ちなみにトカラより南の南西諸島ではナキリスゲ分布しないため、普通に見られるのは本種のみであり、この点では楽である。この地域にはアマミナキリスゲ C. tabatae とオキナワヒメナキリ C. tamakiiがあるが、いずれも限られた山間部のみに見られるのである

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ケスゲ」の記事における「類似種など」の解説

本種はいわゆるホンモンジスゲ類1つで、これに含まれるものはどれもかなり似ている。本種の場合、特にホンモンジスゲ C. pisiformis やオオイトスゲ C. alterniflora に大きさや形が似ているしかしながら植物体の全体わたって毛が多い点ではこの類では他に例がないことから判別は容易である。そのためにこれまでこの類の分類諸説あった中でも、本種に関して独立種として扱った例がほとんどである。同じく毛が多いものにケヒエスゲ C. mayebarana があるが、この種はには毛がほとんどない他、果包に長い嘴があるなどの点でも異なっている。

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イトカメムシ」の記事における「類似種など」の解説

本種の属すイトカメムシ科のものは概して体が細長くて触角歩脚細く長くなっているが、中でも本種の属すイトカメムシ属のものが特に細長い本属の種は日本では本種のみである。 比較似ているものに別属のヒメイトカメムシ Metacanthus pulchellus がある。同じよう草木の上見られ時に本種と混成することがある。本種に似ているが、体長が4mmほどと少し小さく、また触角歩脚環状斑紋がはっきり入っている点などで区別できる

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テツホシダ」の記事における「類似種など」の解説

本種はヒメシダ属のものとされて、Thelypteris interrupta学名長らく用いられた。この属のものではホシダ T. acuminata も日向生え葉の形なども似ているが、本種のがやや厚手革質であるのに対し、薄い紙質である。また本種が水浸しの場所に生えるのに対して、この種はより乾燥した場所に出現するケホシダ T. parasitica やイヌケホシダ T. dentata琉球列島などでは一緒に見かけるが、これらは頂羽片が明確でなく、また面に毛がある。それに、これらも水浸しの場所には生えない。 なお、日本産の本種は羽軸に毛があるので、これを種内の変種と見る説もあるが、確定はしていない模様

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アシブトヒメグモ」の記事における「類似種など」の解説

同じくらいの大きさ同じよう格好みられるヒメグモ類は複数属に跨って数多いが、斑紋はっきりしているのでそれらとの判別たやすい。 ただし、同属にはよく似た別種があり、日本では本種以外に次の種が知られている。 A. iwawakiensis Yoshida イワワキアシブトヒメグモ A. exiguus Yoshida コアシブトヒメグモ これらは本種とよく似ており、また分布域も前種は本州から韓国、後種は奄美以南南西諸島と、ある程度重複している。いずれも本種よりやや小柄ではあるが、正確な同定には生殖器など細部確認する必要があるまた、両種とも最近記載になるものなので、1980年代以前報告ではこれらが混同されている可能性がある。

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ヨコヅナツチカメムシ」の記事における「類似種など」の解説

本種の属すヨコヅナツチカメムシ属には22種が記載されており、オーストラリア区中心として東洋区一部旧北区南部まで分布するが、日本から知られているのは本種のみである。 同科の種日本からは本種を含めて23種が知られており、それらは多く外見上は多分に似ているが、本種はその中で最も大きいものである。より普通種であるツチカメムシ Macroscytus japonensis体長7-10mm、それ以外のものおおよそ5mm前後であり、本種ははるかに大きく比較せずとも紛れようはない。もう1種、ベニツチカメムシ Parastrachia japonensis は16-19mmと本種に互する大きさ有するが、この種は鮮やかな赤に黒い斑紋を持つもので一見して判断できるちなみにこの種は別科とする説があり、そうなると本種がこの科最大(日本国内で、であるが)は揺るぎないものとなる。 大きさの比較 幼虫ムクロジ果実ついている

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ネズミノオ」の記事における「類似種など」の解説

一見は全く出ない太くて長い穂を出すこの種の姿は、他にあまり似たものがない。 ネズミノオ属は、世界熱帯に約150種がある。日本ではこの種以外にも数種あるが、いずれもあまり姿の似ていない植物であり、身近になじみのあるものではない。以下に代表的なもの挙げるヒゲシバ S. japonicus (Steud.) Maxim.:小柄な一年草。細い立ち上がり、まばらにをつける。穂は上に伸びて線形縁に付け根が膨らんだ毛が並ぶのが特徴本州九州湿地にはえる。中国にも産する。 ソナレシバ S. virginicus (L.) Kunth:熱帯域海岸にはえる。匍匐茎があって大きな群落作るは立ち、節ごとに多数をつける。穂は上に抜け出し、短い線形南西諸島小笠原海岸にあり、砂地生え海浜植物である。

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アカサシガメ」の記事における「類似種など」の解説

本種の所属するアカサシガメ属は旧北区東部東洋区からオーストラリア区にかけて18種が知られるが、日本では本種のみがある。近縁属の種は数多いが、本種のように全身が赤、というのは他にない。 赤い色を持つサシガメかなりあり、たとえばアカシマサシガメ Haematoloecha nigrirufa などビロウドサシガメ亜科には赤い部分多く持つ種が幾つかあるが、大抵は頭部が黒とか、前翅革質部まで黒いとか、赤い部分が本種ほどには多くない。またこれらは体格的にも本種より頑丈そうな太く短い歩脚をしている。

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ヤニサシガメ」の記事における「類似種など」の解説

ヤニサシガメ所属するヤニサシガメ属には東アジア東南アジアマダガスカルから16種が知られるが、日本では本種のみである。 印象として似ているものには同じモンシロサシガメ亜科属すシマサシガメ Sphedanolestes impressicollisヨコヅナサシガメ Agriosphodorus dohrni があげられるいずれも黒白まだらで腹部がやや幅広くなっている。シマサシガメ歩脚ほっそりしてでこぼこでなく、まだら模様くっきりしており、ヨコヅナサシガメはやはり歩脚でこぼこでなく、また腹部の幅がとても広くなっている。

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ハマサジ」の記事における「類似種など」の解説

日本には同属のものが4種ある。以下の2種は特に1回繁殖型多年生草本である点が共通し花序が散房状になる点で区別出来る。 L. sinense タイワンハマサジ:八重山諸島の中之御神島 L. senkakuense センカクハマサジ:尖閣諸島魚釣島 他にウコンイソマツ L. wrightii var. wrightii と変種イソマツ var. arbusculum があり、これらは小さいながら木本であり、本種のようにロゼット状にをつけた位置の下の木質化し、また分枝もする。 いわゆるスターチス L. sinutatum は和名をハナハマサジといい、やはり同属である。スターチスの名は旧学名Statice に基づくもので、この種を含む複数種がこの名で栽培されている。

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オニグモ」の記事における「類似種など」の解説

上述のように、本種は個体変異の幅が広く一見では別種のように見え場合がある。また、類似の別種いくつかあり、それらにはかつてオニグモとされていたものもある。特に似ているのは以下の種である。 A. uyemurai Yaginuma ヤマオニグモ A. maccacus Uyemura ヤエンオニグモ これらは外性器では明確に区別出来るが、見慣れれば体色でも判別は可能である。ヤマオニグモは色に黒みが強いこと、葉状斑がよりはっきりしていること、腹部がやや細長いのが判別点となる。ヤエンオニグモ歩脚他種より短め体長の約1.5倍)であること、歩脚の各節に、他種では末端色濃くなっているのに対して、本種では末端中間部にも濃色部があること、葉状斑の縁が柔らかい波状であることなどで見分けられるまた、本種は人家周辺に多いのに対してヤエンオニグモ里山多くヤマオニグモは名前通り山地生息する。 なお、そのほかに褐色系の大型オニグモ類、たとえば別属だがヤマシロオニグモNeoscona scylla やコゲチャオニグモ N. punctigera などもかなり似て見える。これらは腹部両肩突起明瞭でないのが判別材料となる。

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ヤマナメクジ」の記事における「類似種など」の解説

ナメクジ種類多く、特に帰化種が多いが、いずれも本種ほど大きくならず、また山野出現することもまず無い。ただし日本中の本種を同一種と見ていいかどうかはまだ確定してないようである。 本種の亜種としてはダイセンヤマナメクジ Incilaria. f. daiseniana Azuma, 1982(学名は東(1982),p.165) があり、大きさはほぼ同じながら体色淡い黄褐色であること、大触角がやや短いことなどで区別される。この亜種鳥取石川京都岩手などで記録がある。 なお、沖縄本島北部にも類似の大型ナメクジ見られ、ヤンバルヤマナメクジの和名が与えられている。同属ではあるが正式な記載なされておらず、学名未定である。

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クロカワズスゲ」の記事における「類似種など」の解説

よく似たものとしてはアサマスゲ C. lithophila やウスイロスゲ C. accrescence がある。全体によく似ているが、果胞の形はこれらの場合、縁が狭い翼となっている。またカワズスゲ小穂集中しておらず、また果胞の形も異なる。

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オキナワスゲ」の記事における「類似種など」の解説

勝山(2006)は本種をヌカスゲ節 Sect. Mitratae のもと、タイワンスゲ亜節 Subsect. Lageniformesとしている。本種は束状になった花穂基部隠れるようにつく点が特徴的で、日本スゲ属では花穂少なくとも果実成熟時には抜け出るのが大部分であり、そんな中では独特である。メアオスゲ C. candolleana やアズマスゲ C. lasiolepis なども雌小穂根元出来ることがあるが、それらでは先端出来る雌小穂もある中のことである。ほとんどの花穂基部出来るものとしてはホソバヒカゲスゲ C. humilis やマメスゲ C. pudica の例があるが、本種とはずいぶん異なるものである。 もっとも沖縄では同様の例は他にもある。特にトックリスゲ C. rhynvhachaenium はやはりヌカスゲ節タイワンスゲ亜節属するものとされ、全体によく似ている幅が1.5-3.5mm、花茎が高さ4-10cmと小柄なで、やはり束になった花穂基部におさまる。この種は果胞はむしろ大きくて長さ5.5-6.5mmほどになる。この種は日本では沖縄本島のみから知られるが、国外で台湾ベトナムフィリピンまで分布がある。なお、初島(1975)にはこの種について書かれていない。この種は本種と混同されていた可能性があり、実際にこの種と思われるが本種と同定されていた標本発見されている。上記のようにはっきりした違いはあるが、草丈こそ小さいがその根元花穂集まり細長い小穂が束状につく点は共通しており、本種の貧弱なものと判断される例が多かった思われるちなみにタイワンスゲ亜説に属する種は日本もう少しあるが、それらは普通に花序の間から抜き出るものである。 他にホウザンスゲ C. hoozanensis も花穂根元に集まるが、この種は果胞大きくて長さ7-8mmにもなり、ヒエスゲSect. Rhomboidales とされる

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カワラスゲ」の記事における「類似種など」の解説

緑色の細い穂が垂れる姿が独特で、紛らわしいものはない。細長い穂が垂れるものとしては、テキリスゲやアズマナルコなど他にも種はあるが、いずれも本種より遙かに大きい。本種はこれらとともにアゼスゲ節に所属するショウジョウスゲなども細長い小穂垂らすが、これらは鱗片などが強く着色する

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マツザカシダ」の記事における「類似種など」の解説

もっともよく似ているのはオオバノイノモトソウ学名:P. cretica)である。本種は別種として扱われているが、これには検討余地があることは岩槻編 (1992) にも指摘されている。分類学上では、オオバイノモトソウの変種亜種以前園芸品種として扱われた例もあり、たとえば田川 (1959) は本種をこの種の変種として扱い学名を P. cretica var. albo-lineata としているが、現在は別種とされている。 区別点としては、オオバノイノモトソウの方が大きくなり、栄養葉羽片の数がより多くて7対にもなるのに対しマツザカシダ栄養葉の側羽片の数は少なく、形も中太りで広いことで区別できる。ただし羽片の数の少ないものもあり、その場合には班別難しくなる個々栄養葉について見ると、本種の濃緑色であり、オオバノイノモトソウ黄緑色であること、羽片先端が本種では鈍く尖るか端に尖っている(鈍頭から鋭頭)のに対してオオバノイノモトソウでは突き出して尖る(鋭尖頭)である点などが異なっている。 岩の上生えたもの 栄養葉 同・より発達したもの オオバノイノモトソウ発達の悪い栄養葉 同やや発達した栄養葉白斑の出る栽培

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オニスゲ」の記事における「類似種など」の解説

本種は小穂果胞大きく、それが花茎先端集中してつくことで、湿地性の他の種とは容易に区別できる例え湿地性のスゲとして普通なアゼスゲカサスゲなどは小穂遙かに小さくて小穂細長い。オニナルコスゲでは果胞が6-9mm、ウマスゲでは9-12mmと本種に迫るか、あるいは超える大きさを示すが、これらは雌小穂互いに離れて生じ、また果胞の嘴も本種のように鋭く長くない

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ミヤマシラスゲ」の記事における「類似種など」の解説

前どおり全体感じシラスゲ似ており、特に穂が膨らむ前はかなり似ている。しかしシラスゲは普通の草地多く水浸し条件出現することはない。湿地に出るものとしてはカサスゲとその近縁種があり、これもかなり似ている。こちらはより深い水域にも出現するまた、より背が高くなる。他にも湿地に出るスゲ類にはやや似たものがある。しかしいずれにしても大きく膨ら果胞が独特で、これが確認できれば間違いはない。果胞大きく膨らむものとしてはゴウソがあるが、こちらは小穂ぶら下がる膨らんだ果胞は、浮かんで散布されるための適応と言いたいところであるが、果胞脱落性でなく、実際にポトリ水面落ち、という様子見られない

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ツルヨシ」の記事における「類似種など」の解説

ヨシあまりにも有名なため、ツルヨシヨシ同一視されていることが多い。実際にヨシによく似ているが、以下の点で異なる。 地表長く這い葉身のある匍匐茎があること。ヨシ匍匐茎地中伸び鱗片包まれる匍匐茎の節に白い毛を密生すること。 葉鞘の上部が赤く染まること。ヨシのそれは全体に薄い緑である。 小穂第一包穎が第一小花長さ半分超えること。ヨシでは半分以下である。 普通はツルヨシヨシより一回り背が低いのですぐにわかるが、中流のやや砂の細かいところや、川の周辺止水にでる場合など、ヨシとそっくりの姿になることもある。その場合も上記のような細部では区別できるまた、冠水にも強く基部がややすんなりしている点などは、渓流植物の特徴とも共通するもので、より水流早い生育地への適応ともとれる。長く匍匐茎をのばす性質も、より基盤不安定な環境への適応と見られるかも知れない大水などで群落一部失われた場合にも、すぐに伸ばして群落広げるのが見られる

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タチスズメノヒエ」の記事における「類似種など」の解説

日本産同属の中では小穂に絹毛状の毛が多い点で多くの種とは区別できる。その点ではシマスズメノヒエ P. dilatatum が似ているが、本種に比べる小穂一回り大きく長さ3-3.5mm)、総は数が少なく(3-6)、沿って立つのではなく大きく横に開いて出る点ではっきりと区別できる

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オオカグマ」の記事における「類似種など」の解説

コモチシダ属には世界に14種があり、日本からは6種が知られる日本では中部以南コモチシダ W. orientalis が広く分布しているが、本種はこれよりは沖縄産する独特の型を持つオオギミシダ W. harlandii などと同一クレードをなすとされる。他に日本では琉球列島ごく一部のみに知られるホソバオオカグマ W. kempii が本種に近縁とされ、雑種出来るとも言われるが、確実な標本はないとのこと。 雑種としてはアイオオカグマ W. ×intermedia佐賀県からのみ知られるが、これはおそらくコモチシダと本種の雑種考えられている。 ほかに本種の変種として記載されたものにトサノオオカグマ var. latisecta があり、これは裂片が大きくて三角形になる型で、高知記録されとのこと。 なお、牧野原著(2017)では本種の栄養葉イヌガンソク栄養葉似ていることに言及しており、葉脈特徴違い指摘している。

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マメコブシガニ」の記事における「類似種など」の解説

同属の種は日本にも他にあり、特にヘリトリコブシ P. heterograna はよく似ている。本種より背甲背面顆粒少なくて正中線上や縁取り部に限られることで区別出来る。またこの種は砂泥質の浅い海底生息し、本種の生息する波打ち際よりは沖に見られるコブシガニ科のものは一般にはより深い海に見られるものが多く干潟見られるものは少ない。 なお、属の分類見直しから元のPhilyra が7つ分割されたため、本種の学名以前Philyra pisum から 現在のPyrhila pisum変更されている。

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ナピアグラス」の記事における「類似種など」の解説

本種の属すチカラシバ属には世界熱帯から亜熱帯に約100種が含まれるが、日本には4種ほどが知られるこのうち在来種普通種であるチカラシバ P. alopecuroides 及びこれによく似た九州以南小笠原海岸にあるシマチカラシバ P. sordidum で、いずれも背丈せいぜい80cmで、またその基部から分枝しない。帰化種であるエダウチチカラシバ P. orientale は120cmほどになり、またその基部でよく分枝し、穂は円柱形長さ15-25cmにもなり、小穂基部の毛には羽根状のものが含まれる。本種との違い小穂が短い柄の上2-4個ずつつく点である。この種は東京神奈川県帰化している。 暖地性の大型イネ科黄褐色から紫紅除け覆われ円筒形の穂があり、舌が軟毛列、第1包穎が小穂長の1/4、総苞毛に羽状毛が少数含まれる、といった点と確認すれば本種と確定できる。 なお一見ではエノコログサ仲間のようにも見えるが、小穂見ればエノコログサのように丸っこくはなく、チカラシバ同様にとがった形をしているのがすぐに見て取れる

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オオクサキビ」の記事における「類似種など」の解説

キビ属世界熱帯から暖帯域を中心に500種があるが、日本には在来種としてはハイキビ P. repens とヌカキビ P. bisulcantum があり、他に本種を含む数種が帰化植物として知られている。このうちヌカキビ全体の姿、大きさ全体に毛がないことなど似たところが多いが、花序がほぼ直立し花序主軸に対して角に近い大き角度出て先端にある小穂がやや垂れるように付くこと、小穂の柄に小さながないことなどで区別できる。またこの種は林縁湿ったところに生え、本種とは生育環境異なることも記されているが、実際には結構一緒に生えていることを見かける。 他にハイキビ小穂の第1包頴が小穂全体長さの1/5程度、という点で似ているが、この種は多年生地下茎がよく発達することで区別がつき、またこの種は海岸性である。 日本知られる他の種や鞘に毛を持つものが多く、その点で区別がつく。

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タイキンギク」の記事における「類似種など」の解説

キオン属世界様々なものがあるが、日本ではつる状になるのは本種だけである。また葉の形長い三角状、つまり基部両側軽く突き出すようになっている葉の形はかなり独特で、少なくともこの植物生育する日本国内では判別は容易である。

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ヒゲブトグンバイ」の記事における「類似種など」の解説

ヒゲブトグンバイ属は世界に5種のみが知られ日本には本種のみがある。 グンバイムシ科昆虫はすべて植食性で、ほとんどは宿主植物の裏住み、そこで吸汁して生活するもので、本種のように虫瘤形成するものは珍しい。グンバイムシ科虫瘤作るものの多く変形して袋状になるもので、花が変形して袋になるタイプ少なく日本では本種のみである。虫瘤を開くと容易に見つかるので判別たやすい

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カゴノキ」の記事における「類似種など」の解説

ハマビワ属には世界的に種数が多いが、日本では4種のみ知られている。そのうちアオモジ L. citriodora は落葉樹で、が薄いうえにつやもない。逆にハマビワ L. japonica海岸地域に多い種で、が厚いうえに裏面綿毛密生している。したがって、この2種は本種とあまり似ていない。もう1種バリバリノキ L. acuminata は常緑高木だが、細長いうえに先端長くとがり、長さ10-15cmにもなるので、これも見間違えることはない。 外見的にタブノキアオガシ似ているが、本種では基部葉柄流れないのがよい区別点となる。

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トガサワラ」の記事における「類似種など」の解説

同所的出現するもので、よく似たものツガモミがある。本種は分布限定されるが、その生育地にはこの2種一緒に生育していることが多く、この3種見分け方自然観察会などにおいてよく取り上げられる素材である。 球果があれば区別は簡単で、モミはずっと大きくての上乗って立ち、種子と共に鱗片脱落させる。ツガのそれは形は似ているがもっと小さくて先からぶら下がるトガサワラ場合ツガ似ている一回り大きく、また鱗片の縁に種子鱗片顔を出す葉の形では、モミのそれは長くて先端二つ割れて尖るのに対してツガのそれは短くて先端2つ割れるが丸い。トガサワラツガ似て、より細長い。またツガトガサワラ螺旋状につくが、モミ両側にでる傾向が強い。ただし、モミは若いでは先端鋭く尖るが、大木先では先が丸くなる傾向があり、またにつくの列もはっきりしなくなるので、不慣れなものを悩ませる場合がある。基部を見る特別がはっきりしている。モミ場合基部丸く広がってついているツガではにはのつく部分下側縦長隆起葉枕)があり、葉柄はその延長のように沿って伸び、すぐ大きく曲がってとなる。トガサワラは細い葉柄がすぐににつく。 型や枝振りでは、トガサワラは他の2種比べて横向きがよく伸びて柔らかな感じ樹形になる。 北米原産建材多用されるベイマツアメリカトガサワラの別名を持つように本種と近縁に当たる。

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ウロコアシナガグモ」の記事における「類似種など」の解説

日本において、同属で本種と似たものとしては、以下の2種挙げられる。 T. yesoensis:エゾアシナガグモ T. tanikawai:タニカワアシナガグモ エゾ本州四国九州では山地生息し平地には出ないタニカワトカラ列島以南南西諸島分布する。これらの区別について、八木沼(1986)はエゾの方が本種より大きいこと、新海(2006)はタニカワについて腹部黒斑があることと全体黄色みを帯びることを挙げている。小野編著(2009)はこのほかに雄の大顎形態交接器構造触れた上で、雌では区別難しいことを指摘している。

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オオヒンジガヤツリ」の記事における「類似種など」の解説

同属ヒンジガヤツリとは大きさ明らかに異なる。カヤツリグサ属にも似たものもあるが、果実二枚薄膜包まれないことで区別できる。 なお、この属の穂が小穂であるのか小穂集合であるかには議論がある。星野他(2011)でも記述混乱がある。詳しくヒンジガヤツリ属の項を参照のこと。

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コシンジュガヤ」の記事における「類似種など」の解説

この属には日本で8種ほどが知られるシンジュガヤなど多年生のものとは地下茎発達しない事で区別できる他方一年生のものの中ではケシンジュガヤなどより遙かに大きいこと、同じよう大きくなるホソバシンジュガヤ等とは葉鞘に翼が発達する事で区別できる

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コアオハナムグリ」の記事における「類似種など」の解説

本種のように背面緑色で白い斑紋を持つものは複数の属に渡ってかなりの種がある。カナブンなどは背面が緑でも金属光沢があり、また毛が生えていないので簡単に区別出来るが、本種のように鈍い緑色で毛が多いものもハナムグリ Eucetonia pilifera など複数種がある。しかしもっともよく似ているのは同属のオキナワコアオハナムグリ O. forticula である。背面の姿はほとんど同じで、この種の方が多少大型体長13-15mm)である。区別点としてはこの種は腹面の色がつやのある赤、あるいは緑色をしている点で、本種が黒色をしているのとはっきり区別出来る。

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ケカモノハシ」の記事における「類似種など」の解説

本種の所属するカモノハシ属のものは外見イネ科中でも独特で、その棒状見える穂、触ってみると真っ二つ分かれることなどで日本では似たものがなく、容易に見分けが付く。小穂様子などが似たものアイアシウシノシッペイの類があるが、いずれももっと細長い穂をつける。 同属のものとしてはほぼ分布域重なるのがカモノハシ I. aristatum var. glaucum である。本州から九州分布し外見的に似ている生育環境海岸近く湿った場所に多いが砂浜に出ることもある。ただし本種の方が毛が多い点で見分けが付く。カモノハシ無毛なのが普通であるが、多少の毛が出る型があり、また本種にも毛の少ないものがあるが、その場合でも基部の節の部分に本種では密生した毛が出るので、これを確認すれば区別は付く。遠目にはカモノハシの方が細身痩せている感じ見える。より細部について見ると、小穂では本種では第2小穂の第2小花の護頴に長いがあり、小穂から長く突き出すに対してカモノハシでは目立つ全くない。ただしこの種の基本変種であるタイワンカモノハシ var. aristatum はがあり、この変種紀伊半島以南琉球列島分布する。 なおヤエヤマカモノハシ I. muticum が沖縄県以南海岸砂地出現する

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ツルヒヨドリ」の記事における「類似種など」の解説

同属の M. scandens はとてもよく似ており、しばしば誤同定される。和名はこの種にもツルヒヨドリ当てられ、またツルギクとも呼ばれる。 この種の他にM. cordata、M. cordifolia とも混同されてきた。特にM. cordata はアフリカからアジアパプアニューギニア分布し、しばしば本種と混同された。本属植物でその在来分布域から外に広がっているものは他にいない、とされている。 M. cordataと、本種を判別する特徴としては以下のような点が挙げられる総苞長さが3~4mm。M. cordata では5~6mm。 痩果長さが2mm以下。M. cordataでは2mm以上。 葉柄の間にある結節突起無毛。M. cordataでは柔毛に被われている。

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ヒデリコ」の記事における「類似種など」の解説

日本テンツキ属では、特に小穂小さい種である。同様に小穂小さいものにはアオテンツキ、ヒメヒラテンツキなどがあるが、小穂丸っこいこととその数が特に多いことで区別易しい。その他の属にも似たものはない。 なお、琉球列島などに小穂がやや大きい型があり、これをタイワンヒデリコ(subsp. koidzumiana (Ohwi) K.Koyama)とする説があるが、実際にはっきりした区別ないようで、認めないことが多い。

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ヤンバルナスビ」の記事における「類似種など」の解説

など全面星状毛があって白っぽく見えるのが独特で、混同しそうなものは他にない。 ナス科植物草本多く低木になるものもあるが、高木になるものは少ない。その点、本種はさほど背が高くならないものの、立派な樹木の形になるもので、日本在来のものでは唯一と言っていい。

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ヤブスゲ」の記事における「類似種など」の解説

上記のように同じ節とされているのは他に2種(と2変種)がある。そのうちホスゲは葉身最下の1~2枚除いて発達しないこと、タカネマスクサ(とホザキマスクサ)は果胞幅広く、また広い翼があることで区別出来る。イトヒキスゲは本種に似ている小穂を3~7個しかつけないこと、幅が狭く、また小穂果胞一回り小さいことで区別出来る。 やっかいなのはマスクサで、節は異なるが外見が本種ととてもよく似ている具体的に根茎伸びが纏まって生じること、の高さ30~60cm、幅が3mm前後全体に緑で滑らかであること、小穂多数葉身花序より長いこと、小穂大きさと形などがほぼ共通している。細部を見ると違い明瞭で、まずマスクサ柱頭は3裂、本種は2裂である。果胞マスクサ倒卵形幅広い翼があるのに対して本種は狭卵形で狭い翼がある。従ってしっかり調べれば区別はごく簡単である。にもかかわらず上記のようにこの両者は非常によく似ており、外見ちょっと見ではほぼ同じに見える。また両者共に樹林内から人里近く草地道路脇にまで出現し、その生育環境もほぼ同じである。マスクサ本州から九州にまで分布し各地広く見られる普通種であり、さらに多分に多形的な種でもあり、混乱生じやすい。 マスクサ 同・花序様子

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ハブカズラ」の記事における「類似種など」の解説

ハブカズラ属はサトイモ科ではモンステラなどに近縁なもので、本種のモンステラ似たような裂け方をしているが、これは本属特徴ではなく単葉のものも多い。南アジアから東南アジア中国南部などに約20種が知られるが、日本分布するのは本種のみである。ただし、ヒメハブカズラ属 Rhaphidophora は本属とはまとめられたこともあり、かなりよく似た植物である。現在では本属の子房が1室なのに対してこの属では不完全ながら2室に分かれること、本属では胚珠は普通は2個(時に8個まで)であるのに対してこの属では多数である点などから別属となっているが、外見的にはよく似たものである。日本にはヒメハブカズラ R. liukiuensis とサキシマハブカズラ R. korthalsii の2種知られいずれも石垣島西表島分布する。ヒメハブカズラは葉身大きさが30cmほどで切れ込み入らない。サキシマハブカズラは本種によく似ており、ただし葉身が90cmにも達す大きなのである形態的には成では同じよう羽状深く裂ける点では共通し質が革質厚く、また羽状裂けた裂片が菱形である点で異なる、と区別はかなり微妙であるが、幼い時期にはにはほとんど柄がなく、節の間短く、つまり多数並んでおり、その全体で基物に密着するような形になり、本種とは全く異なる姿をしている。ただし、この2種ともにこの地域では稀少なものであるちなみにハブカズラとサキシマハブカズラはいずれ東南アジア広く分布しそのような地域ではその判別問題となる。繁殖可能な個体であれば上述のような区別をもって明確に区別できるというが、未発達段階ではかなり難しくなる。またほかにも本種と区別に困るものが Amydrium 属に2種ほどある。これらは葉柄の翼や鞘などの構造区別できる分布域広く変異は幅が広い。また成長につれてその形が変わることもあり、多く同物異名学名があるが、総合的な研究では特に下位の分類群、たとえば変種などは設定されていない栽培植物として広く見られるオウゴンカズラ E. aureum は Pothos 属として記載されたためにこの名(ポトス)で呼ばれることもあるが、現在は本種と同属となっている。ただしこの種は野生状態が知られておらず、その分類的位置には様々の説や変遷があり、その中で本種に含まれるではないかとの説が何度も提出されている。この種は斑入りであることを別にすれば本種に似ており、本種程度大きくなるし、成長するとその羽状裂ける。ただし形態的にも若干の差はあり、はこの種の方がやや厚手で、幅は広く、また羽状裂け場合裂け方が深くない。ただし現在ではこの種は別種との判断出ている。 なお、沖縄では在来種でないものも栽培逸出生育していることがままあり、オウゴンカズラモンステラも見ることができるので、紛らわしいこともある。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 09:27 UTC 版)

ヤンバルミョウガ」の記事における「類似種など」の解説

本種の属すヤンバルミョウガ属はアジアアフリカ熱帯域中心に20種ほどが知られるが、日本には本種1種のみが分布する。同じツユクサ科であるヤブミョウガ属 Pollia草姿などが似ているが、この類は花序先端から出て円錐花序をなすことから見かけ大い異なる。 なお、類縁はごく遠いが、ラン科リュウキュウサギソウ Habenaria longitentaculata が様子など、とてもよく似ている。もちろん花があれば間違いようはないが、むしろ花がない判断に迷う。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 20:59 UTC 版)

ビワツボカムリ」の記事における「類似種など」の解説

琵琶湖のものに関しては、『本種は特殊な形態によって他種とは容易に区別できる』との判断のみが行われてきたようである。中国産のものに関して詳細な形態記載が行われ、他の類似する種との比較検討行われている。中国産の本種は琵琶湖それよりやや小さく、殻の全長日本産では300-400μmであるのに対して165-306μmとなっていた。しかしビワツボカムリ特徴付ける楕円形の本体明確に広がった殻口、それに先端細長い突起という点が共通することからこれ同種Yang & Shen (2005, pp. 104f.) は判断している。一方でIchise, Sakamaki & Shimano (2021, pp. 177ff.) は、殻の形計測基づいた統計的解析などに基づき両者亜種レベル異なるとの判断琵琶湖においては生体サンプル得られなかったため暫定的にではあるものの)を下している。 Yang & Shen (2005, p. 108) は、以下のような類似種との比較行っている。 殻の先端角状突起を持つ点では D. delicatula、D. elegans、D. oblonga caudata似ているこのうちD. elegans と D. oblonga caudata は殻の表面滑らかではない点で本種と異なる。これらの種では殻表面凹凸がある。 本種の場合先端突起はその長さ全体長さ25%以上もあり、 D. elegans と D. oblonga caudata では20%にも達しない上記のような点で本種にもっとも似ているのは D. delicatula であるが、本種では小さいものでも長さ165μmであるのに対して、この種は75-100μmしかない。 また本種の殻口は平らで広い襟となっており、その幅は殻中央の幅より広いが、D. delicatula では殻口は殻径より広くならない

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スジアカハシリグモ」の記事における「類似種など」の解説

本種のように頭胸部から腹部まで正中線沿いに幅広い縦帯模様を持つものは同じ属に多数ある。しかしイオウイロハシリグモ D. sulfereus のスジボケ型やスジボソハシリグモ D. angustivirgatus のそれは本種に較べるとずっと幅が狭い。同様に幅広い帯状紋を持つものにスジブトハシリグモ D. saganus があり、本種にもっともよく似ている相違点としては斑紋の上では腹部の正中線の帯紋が本種では中央よりやや後方で1ヵ所だけくびれたようになっているに対して、この種では中央より後方がずっと波打ったようになっていることで、また本種では色彩変異として頭胸部淡い色の放射状斑紋が、腹部背面後方横向き淡い模様が出るものがあるが、この種ではこのような型は見られない。もちろん生殖器の構造でも違い見られる。また本種が森林内に見られるに対してこの種は平地水辺水田池の周囲見られる点も異なる。 なお、本種の学名D. saganus Boesenberg et Strand 1906, が用いられてきた。しかしTanikawa & Miyashita(2008)が日本産本属の種について精査し結果、この種の原記載用いられタイプ標本(シンタイプ)と記載文、それに図の間に多く齟齬があり、たとえば雌性生殖器の図は標本一致する全身図は異なり、またその特徴説明する文に出てくる斑紋標本見られない、といった具合であった他方D. pallitarsis はタイプ標本失われているが、その記載や図は本種のタイプ標本一致していた。そのため、D. pallitarsis は従来スジブトハシリグモ学名とされていたのだが、むしろ D. saganus がスジブトハシリグモであるとして、その上で本種についてはあらため新種記載行い上記学名が本種のものとなった

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/07/30 08:18 UTC 版)

オガサワラスズメノヒエ」の記事における「類似種など」の解説

穂の主軸と2本の総がTの字型になる点では独特である。日本産スズメノヒエ属ではキシュウスズメノヒエサワスズメノヒエがやはり2本の総を持つが、T字でなくV字になり、また総がより太くて短いので混同することはない。 小穂小さいためもあり、むしろ全体細長い印象強く、そのため一見ではスズメノヒエ属とは見えずメヒシバ属か何かのようにも見える。

※この「類似種など」の解説は、「オガサワラスズメノヒエ」の解説の一部です。
「類似種など」を含む「オガサワラスズメノヒエ」の記事については、「オガサワラスズメノヒエ」の概要を参照ください。

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