やく‐しま【屋久島】
屋久島
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屋久島(やくしま)は、鹿児島県の大隅半島佐多岬南南西約60kmの海上に位置する島。熊毛郡屋久島町に属し、近隣の種子島や口永良部島などと共に大隅諸島を形成する。南方に位置するトカラ列島や奄美群島などとともに南西諸島を構成する。
注釈
出典
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屋久島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/12 15:07 UTC 版)
宮之浦岳を中心とした山岳景観を形成されており、海岸から宮之浦岳山頂まで植生の垂直分布が確認され、また樹齢3,000年ともいわれる屋久杉が屹立し、また野生動物も豊富に確認されており、生物学上にも貴重である。1993年には島の面積の約2割にあたる107.47km2の区域がユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録された。 また、島北西部の前浜、いなか浜、四ツ瀬浜が屋久島永田浜としてラムサール条約に登録されている。 「屋久島」も参照 屋久島のランドサット画像 屋久島三岳 千尋の滝
※この「屋久島」の解説は、「屋久島国立公園」の解説の一部です。
「屋久島」を含む「屋久島国立公園」の記事については、「屋久島国立公園」の概要を参照ください。
屋久島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 09:37 UTC 版)
九州電力送配電は、屋久島に水力発電所1か所(出力160 kW)を有するものの、島内の需要を賄うのに十分でない。このため、島内に水力発電所3か所(合計出力58,500 kW)と渇水に備えるための火力発電設備を有する屋久島電工から買電し、九州電力送配電の顧客に供給している。屋久島電工は、九州電力送配電以外にも電気を卸しており、九州電力送配電が電気を供給するのは島内の一部地区にとどまる。
※この「屋久島」の解説は、「九州電力送配電」の解説の一部です。
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