建材とは? わかりやすく解説

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けん‐ざい【建材】

読み方:けんざい

建築用い資材。「新—」


建築材料

(建材 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/24 01:28 UTC 版)

建築材料(けんちくざいりょう、: building material)とは、建築物を建てるために使用されるあらゆる材料のことである[1]。短縮形で「建材」(けんざい)とも。


注釈

  1. ^ その結果、西ヨーロッパの建築では(アジアとは対照的に)、建築にたずさわるさまざまな職人の中でも、石材加工を行う石工(いしく。mason。石材加工職人)の役割が特に重要であった。
  2. ^ 必ずしもヨーロッパ全域というわけではなく、北欧や東欧などには、(石材はほぼ用いないで)ほぼ材木だけを建築材料として用いる建築物がさかんに作られた地域もある。
  3. ^ よって、ヨーロッパとは対照的に、アジアでは、建築にたずさわるさまざまな職人の中でも、木材加工を行う大工の役割が特に重要であった。
  4. ^ コンクリートは主に構造材に含まれるが、外装材としての利用もあり、煉瓦は元々は構造材として誕生したが、装飾的な仕上げ材としての利用も多い。
  5. ^ アテネの建築物の柱の大半がペンテリコ産大理石。以降、西洋では大理石は建築材料として定番中の定番である。
  6. ^ パリの建築物の大半は、付近の地下から掘りだした凝灰岩でできている。
  7. ^ 「煉瓦」と表記してしまうと、漢字の「煉」が含まれ、これには「焼いた」という意味が含まれてしまい、ただ陽光にあてて乾かしただけの日干しレンガの実態に反する表現になってしまっている。

出典

  1. ^ a b 河上嘉人、他著、『建築材料』、朝倉書店、2009年4月20日初版第1刷発行、ISBN 9784254268768
  2. ^ a b c 世界大百科事典 第2版「建築材料」
  3. ^ a b c 三橋博三、他著、『建築材料学』、共立出版、2007年4月15日初版1刷発行、ISBN 9784320076952


「建築材料」の続きの解説一覧

建材

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/15 00:32 UTC 版)

燧石」の記事における「建材」の解説

イギリス南部では、古くローマ時代後期から現在まで、フリントモルタル混ぜて使用している。この影響で、中世ではレンガ普及が遅れ、1520年ごろになってからレンガ造り建物流行となった。特に15世紀から16世紀には、フリント使った壁面平坦に揃えたflushworkと呼ばれるゴシック建築の装飾的な建築技法流行し19世紀にもゴシック・リヴァイヴァル建築使用された。

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建材

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 02:05 UTC 版)

岩石」の記事における「建材」の解説

最も岩石資源利用として多いものは建材、いわゆる石材としての利用であり、御影石などに代表される花崗岩大谷石代表される凝灰岩大理石代表される石灰岩結晶質石灰岩など多く種類使用される岩石木材並び建築材料としては最も古いものの一つであり、さらに木材比べ圧倒的に耐久性優れるため、巨大建造物建造が可能であり、またそれを建造した文明滅亡したのちも岩石作られ建造物多く残存した。エジプトのピラミッドアテネパルテノン神殿マヤアステカ遺跡群カンボジアアンコール・ワットインカ帝国マチュピチュなど、石材のみで建設され巨大遺跡枚挙にいとまがないこうした石材に石を加工する石工は非常に古い職業であり、世界中存在した日本においても穴太衆をはじめ、各地に高い技能持った石工集団存在していた。粘板岩スレート)は屋根を葺く材料として広く使用されていた。建物本体だけでなく、巨岩などを庭に置く庭石日本庭園においてはなくてはならないものであり、また建物基礎となる石垣石材利用としては一般的なのである。このほか、墓石や硯などなど多く美術・工芸品原料ともなっている。そのまま使用するだけでなく、石を砕いた砕石重要な建築材料である。

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建材

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 08:08 UTC 版)

ノイシュヴァンシュタイン城」の記事における「建材」の解説

城の建設には近代的な技術用いられ基礎部分コンクリート固められ外壁煉瓦の上に白い石灰石被せている。 城の本館建設され1879年1880年費やされた建材の統計以下のとおりである。 1,砂 3600立方メートル(およそ6000トン) 2,砂岩 4550トンNürtingen産 3,煉瓦 40万枚(およそ1000トン) 4,セメント 600トン 5,大理石 465トンザルツブルク産 6,石灰石 50トンシュヴァンガウのAlterschrofen地区玉座の間の下は鉄骨支えられ一部部屋では鉄柱支えとして設置されているが、城館の壁の主要構成要素煉瓦であり、19世紀後半当時最新技術用いて建設され煉瓦造りの城である。城壁石灰石板は風雨弱く定期的な補修工事を必要としている。

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建材

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/29 07:56 UTC 版)

レマン湖畔の小さな家」の記事における「建材」の解説

建物と壁はセメントと土でできた中空の軽い素材作られどちらも白く塗られた。基礎部分それぞれコンクリート造られ、特に地下室の壁や床スラブ平らな天井斜めの天窓には強化コンクリート使われた。またキャノピー支えには直径6cmのの棒が使われた。

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建材

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 16:26 UTC 版)

「石」の記事における「建材」の解説

建築材料」および「石材」も参照 古代ローマ帝国は、石材モルタル使い巨大な建造物多数作った。(ポン・デュ・ガール西暦50年建造ヨーロッパ建物は、中世のものも、現代のものも、多くが石を主要な建築材料として用いている。この写真中世建造されフランスパリノートルダム大聖堂。 石を積んだものを「石積みと言い、特に「壁」状にしたもの「垣」にしたものを「石垣と言う。この写真チェコ共和国伝統的な農家石垣日本庭園石組使われた石(安養院庭園

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建材

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 06:35 UTC 版)

アルミニウム」の記事における「建材」の解説

構造材としての使用もある(アルミニウム構造)が、窓枠アルミサッシ)やフェンス等、外構での使用が多い。工場での規格集中生産により高い精度加工されており、また軽量であるため、建付け現場で組み立てやすさ、基本的な耐候性が優秀で1960年代以降急速に普及した。しかし、断熱性の問題から窓ガラスともども結露生じやすく、近年代替品として樹脂サッシ現代化され木製サッシ増えている。

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建材

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/07 08:17 UTC 版)

ザ プリ ホテル アンド スパ」の記事における「建材」の解説

ホテル公共エリア及び客室には、中国木材青銅乾燥レンガタイル、灰色の上レンガ中国石材などの中国の建材が使用されている。 建材の使用例: ライブラリーにある暖炉上のエイパネル(幅309cm×高さ218cm×奥行き83cm)。 スイミングプール銅製壁面

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建材

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 03:32 UTC 版)

名詞

けんざい

  1. 建築するために使う資材

発音(?)

け↗んざい

翻訳


「建材」の例文・使い方・用例・文例

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