ヘチマとは? わかりやすく解説

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へちま【糸瓜/天瓜】

読み方:へちま

ウリ科蔓性(つるせい)の一年草巻きひげで他に絡みつく手のひら状に浅く裂けていて、長い柄をもつ。夏から秋黄色雄花雌花とを開き濃緑色の実を結ぶ。実はふつう長さ60センチ円柱状で、若いものは食用になり、熟したものは果皮などを取り去った網状繊維入浴たわしに用いる。からは糸瓜水をとり、化粧水咳止(せきど)め剤にする。《 秋 花=夏》「痰(たん)一斗—のも間に合はず/子規

つまらないものをいうたとえ。へちまの皮。「理想も—もない」

糸瓜/天糸瓜の画像

糸瓜

読み方:ヘチマ(hechima)

ウリ科一年草


〓瓜

読み方:ヘチマ(hechima)

ウリ科一年生つる植物園芸植物薬用植物

学名 Luffa cylindrica


天糸瓜

読み方:ヘチマ(hechima)

ウリ科一年生つる植物園芸植物薬用植物

学名 Luffa cylindrica


糸瓜

読み方:ヘチマ(hechima), イトウリ(itouri)

ウリ科一年生つる植物園芸植物薬用植物

学名 Luffa cylindrica


縑瓜

読み方:ヘチマ(hechima)

糸瓜別称

季節

分類 植物


布瓜

読み方:ヘチマ(hechima)

糸瓜別称

季節

分類 植物


糸瓜

読み方:ヘチマ(hechima), イトウリ(itouri)

ウリ科植物

季節

分類 植物


蛮瓜

読み方:ヘチマ(hechima)

糸瓜別称

季節

分類 植物


ヘチマ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/30 02:57 UTC 版)

ヘチマ糸瓜、天糸瓜、学名: Luffa aegyptiaca)は、インド原産のウリ科一年草。また、その果実のこと。日本には室町時代に中国から渡来した。別名、イトウリ[3]トウリ[3]


注釈

  1. ^ つる性植物で、はじめの発芽から伸びて主枝となる茎のこと[17]
  2. ^ 親づるの葉のつけ根から出たわき芽が伸びた枝となるつる性の茎のこと[17]
  3. ^ 野菜などの作物を畑で栽培するとき、適正な収穫を得るために要する株と株との間のこと[17]
  4. ^ 支柱を立てたとき、支柱に茎やつるを結びつけて株が倒れないようにすること[17]
  5. ^ 葉に緑色の濃淡がモザイク状になってまだら模様が入り、表面が凹凸になって縮れる、アブラムシが媒介するウイルス性の病気[20]

出典

  1. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Luffa aegyptiaca Mill. ヘチマ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年10月25日閲覧。
  2. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Luffa cylindrica M.Roem. ヘチマ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年10月25日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m 田中孝治 1995, p. 110.
  4. ^ a b c 貝津好孝 1995, p. 169.
  5. ^ a b c d e f g 主婦の友社編 2011, p. 245.
  6. ^ 田中孝治 1996, p. 110.
  7. ^ 稲垣栄洋 2010, p. 76.
  8. ^ a b c 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 96.
  9. ^ 「食文化雑学」原語か考えるホントの語原 文芸社 2015
  10. ^ a b はままつ農業のここが肝。 浜松市役所、2013年9月1日
  11. ^ a b c d e f g h i j k 農文協編 2004, p. 295.
  12. ^ a b c d e f g h i j k l m 馬場篤 1996, p. 101.
  13. ^ a b 農産物の輸出増加『模範農村と人物』香坂昌孝 著 (求光閣書店, 1917)
  14. ^ 浜松市史 三 「浜松町農会 浜名郡農会」 浜松市立中央図書館/浜松市文化遺産デジタルアーカイブ
  15. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac 農文協編 2004, p. 296.
  16. ^ 主婦の友社編 2004, p. 296.
  17. ^ a b c d 金子美登・野口勲監修 成美堂出版編集部編『有機・無農薬 家庭菜園 ご当地ふるさと野菜の育て方』成美堂出版、2011年4月1日、189 - 187頁。ISBN 978-4-415-30991-0 
  18. ^ a b c 農文協編 2004, p. 298.
  19. ^ a b c 農文協編 2004, p. 299.
  20. ^ 主婦の友社編 2011, p. 巻末とじ込み.
  21. ^ a b c d e f g h 農文協編 2004, p. 297.
  22. ^ a b c 講談社編 2013, p. 104.
  23. ^ a b c ゴーヤーより苦いヘチマやユウガオにご注意!” (PDF). 沖縄県衛生環境研究所. 2013年5月16日閲覧。
  24. ^ 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 79.
  25. ^ 宮尾 茂雄. “漬物塩嘉言と小田原屋主人”. 東京家政大学・食品加工学研究室. 2023年1月12日閲覧。
  26. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Luffa acutangula (L.) Roxb. トカドヘチマ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年10月25日閲覧。


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