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園芸用語辞典

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アブラムシ

体の色が緑や赤、白などの体長1~4小さな昆虫で、新芽新梢の裏などに群がってつく。5~7月によく発生し、急激に増えて植物の汁を吸う。新芽生育を悪くするだけでなく、モザイク病原因となるウイルス媒介したり、排泄物すす病起こす病原菌寄生して繁殖する。バラなどほとんどの植物寄生する害虫で、共生関係にあり、ナナホシテントウムシが天敵


害虫の種類

イカリ消毒イカリ消毒

アブラムシ

アブラムシ類 Aphidoidea

アブラムシの1種キク上で仔虫産出中)

この害虫属する群
植栽害虫(4) アブラムシ
形態
 多く種類体長が1〜3mm程度腹部先に一対突起角状管)を持つ。体色濃緑淡緑、赤、黒、黄色など様々。
被害
 農家にとっては実になじみ深い農業害虫で、大発生すると作物出来が悪くなったり、農作物枯れてしまうことがある。また、衣類に付くとシミ汚染原因となる。庭の園芸植物とっても大敵であり、大発生すると不快感も生じる。
生態
 庭に植えている植物の多数とりつき針状の口で植物中の水分吸い取る種類により発生する植物がほぼ決まっている場合も多いが、害虫となっているものは対象となる植物も多い。植物のコブ作る種類もある。
 アブラムシは腹部から透明な甘い液を出しアリを誘う習性を持つことで有名である。アリ甘露与え代わりに、アブラムシは外敵から身を守ってもらう。
 春から秋にかけては繁殖スピード上がり多く種類は雌だけの単為生殖で数を増やす初夏になると羽が生えた有翅現れ、他の植物への移住盛んに起こる。暖かい時期繁殖スピードは非常に早く10日足らず一世代を経過するため、年に10世代以上を経過する種類もいる。

アブラムシ

植栽害虫(4) アブラムシ
この群に属す害虫
特徴
 庭の草花野菜畑に群をなしてたかる姿をよく見かけ小さなです。よくゴキブリをアブラムシと呼ぶことがありますが、ゴキブリとは全く別のです。カメムシセミ近縁で、日本には名前の付いている種類だけでも700種以上います。
 アブラムシは腹部から透明な甘い液を出しアリ誘い代わりにテントウムシなどの天敵から身を守ってもらう共生の例でも有名です。そのためアリマキ呼ばれることもあり、地域によってはこの呼称の方が一般的となっています。
防除
 アブラムシを駆除する園芸殺虫剤市販されているので、対象植物に合ったものを散布します。部分的多数が付いている場合には、その箇所ごと取り去って捨てます。



動物名辞典

日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社

蚜虫

読み方:アブラムシ(aburamushi)

アブラムシ科,タマワタムシ科、カサアブラムシ科、フィロキセラ科の昆虫総称


油虫

読み方:アブラムシ(aburamushi)

アブラコウモリ別称
ヒナコウモリ科コウモリ

学名 Pipistrellus abramus


油虫

読み方:アブラムシ(aburamushi)

アブラムシ科,タマワタムシ科、カサアブラムシ科、フィロキセラ科の昆虫総称


読み方:アブラムシ(aburamushi)

アブラムシ科,タマワタムシ科、カサアブラムシ科、フィロキセラ科の昆虫総称



季語・季題辞典

日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社

油虫

読み方:アブラムシ(aburamushi)

ゴキブリ目ゴキブリ科昆虫

季節

分類 動物



ウィキペディア

ウィキペディアウィキペディア

アブラムシ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/09/16 07:09 UTC 版)

アブラムシ上科
Sa aphid colony highres dustfree.jpg
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
亜綱 : 有翅亜綱 Pterygota
: カメムシ目(半翅目) Hemiptera
亜目 : 腹吻亜目 Sternorrhyncha
上科 : アブラムシ上科 Aphidoidea
ユキヤナギ寄生するアブラムシ
ミカンミドリアブラムシとトビイロケアリの共生

アブラムシカメムシ目(半翅目)のアブラムシ上科(Aphidoidea)に属する昆虫の総称である。アリマキ(蟻牧)とも呼ぶ。

植物の上でほとんど移動せず、集団で維管束に口針を突き刺して師管液を吸って生活する、小型で弱々しい昆虫である。しかし、繁殖力が強く、農作物につくものでは、作物に害を為し、ウイルス病を媒介することもあるので、農業園芸の面から害虫として扱われる。アブラムシには多数の種類があるが、その種類に応じて宿主にされやすい植物がある。主に4月から6月に野菜果樹の茎上や葉の表面・裏面に現れ始め、9月から11月には野菜・果樹から移動し、その後、主奇主植物で越冬する。アリ共生し、分泌物を与えるかわりに天敵から守ってもらう習性や、単為生殖によっても増え真社会性を持つことなどから、生態や進化の研究のモデル昆虫ともなっている。

目次

生物的特徴

植物の師管液を吸う。体は太く短くて軟らかく、他のヨコバイ亜目の昆虫のように飛んだり跳躍したりすることはない。羽根がある場合、膜状でちいさく、ふわりふわりと飛ぶ。しかし、羽根があるものはごく限られた期間に出現するだけで、多くのものは羽根を持たず、宿主植物上でじっと汁を吸っている。

春から夏にかけてはX染色体を2本持つ雌が卵胎生単為生殖により、自分と全く同じ、しかも既に胎内に子を宿している雌を産む。これにより短期間で爆発的にその数を増やし、宿主上に大きなコロニーを形成する。秋から冬にかけてはX0型、つまりX染色体の一本欠けた雄が発生し、卵生有性生殖を行う。卵は寒い冬を越し、暖かくなってから孵化する。このとき生まれるのは全て雌である。

アブラムシは外殻が柔らかく、集団で生活しているので、これを捕食する動物は数多い。特に代表的な天敵は、ナナホシテントウナミテントウなどのテントウムシ類と、クサカゲロウヒラタアブの幼虫である。

アブラムシ類は、自分自身の防御力が弱く、それを補うためか、アリに頼るものがある。そのためアブラムシをアリマキと呼ぶことがある。食物である師管液には大量の糖分が含まれるので、肛門からの排泄物には余剰の糖分が大量に含まれ、甘露と呼ばれる。しばしば、この甘露を求めてアリが集まる。中には、はっきりとアリとの共生関係を持ち、アリに守られて暮らすものもある。また、アブラムシの中には1齢幼虫と2齢幼虫の一部が兵隊アブラムシに分化して積極的に外敵に攻撃する真社会性のものもいる。この幼虫は成長せずに死ぬ。虫えいを形成するものでは、排出された甘露を幼虫が虫えい外に押しだして「掃除」を行うなどの社会性が見られる。

体内でブフネラという大腸菌近縁の細菌と共生しており[1]、ブフネラは師管液からアブラムシにとって必要な栄養分を合成している。アブラムシはブフネラの生育のために特化した細胞を提供しており、ブフネラは親から子へと受け継がれる。ブフネラはアブラムシの体外では生存できず、アブラムシもブフネラ無しでは生存不可能である。また、理化学研究所の研究によりブフネラとは別の細菌から遺伝子を獲得し、その遺伝子を利用しブフネラを制御している事が判明した[1]

防除法

有機リン系(マラチオン、MEP、アセフェート等)、合成ピレスロイド系(ピレトリン等)、クロロニコチル系(アセタミプリド等)などの多くの殺虫剤が有効である。しかし、最近の研究結果では、特に有機リン系や合成ピレスロイド系に対し、高い薬剤抵抗性を持つ傾向が顕著であるとの報告が多数ある。アブラムシは薬剤抵抗性を持ちやすいので、あまり同一の殺虫剤の散布を長期間繰り返すよりも、2-3種の系統の違うものを定期的に散布していく方法がある。また、最新の防除法として、アブラムシを捕食あるいは、アブラムシに寄生する、寄生バチ類、テントウムシ類、ヒラタアブ類などの天敵類を利用した生物的防除が、ハウス栽培野菜を中心に実施されつつある。但し、天敵類の多くは薬剤に対して抵抗性を持たず、農薬との併用による総合的病害虫管理 (IPM) を行う際には一考の余地がある。

また、葉を巻いてその中に潜む種類や、はっきりした虫えいを形成するものもある。このようなものは虫体に殺虫剤が接触しにくいので、浸透移行性のある殺虫剤が効果的である。

化学的なものを使用せずに除去する場合、脂肪分の多い牛乳を薄めたものを霧吹きで散布すると、牛乳が乾燥するときにアブラムシの気門を塞いで窒息死させるので有効であると言われたことがあるが、実際には牛乳にはそのような効果は薄く、水で溺死させるのと同程度の効果しかない。また、腐敗臭の発生を抑えるために散布した牛乳を洗い流すという労力が加わり、土壌もぬかるむことがあるなど、牛乳散布の方法は否定的に捉えられることが多い。但し、最近では同じ原理を利用し、牛乳より効果の高いものとして、濃度調整したでんぷんや食用油脂を主成分としたものが農薬として商品化されている。




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