ごばい‐し【五倍子】
読み方:ごばいし
⇒ふし(五倍子)
ふし【五=倍=子/付子/附子】
ヌルデ
五倍子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/19 06:05 UTC 版)
ヌルデからは五倍子(ごばいし)あるいは付子(ふし)を得ることができた。五倍子はヌルデの稚芽や葉柄がアブラムシにより刺激され、こぶ状に肥大化したものである。工業用のタンニン酸製造の原料として、1938年頃には山口県、三重県、兵庫県などを中心に200tの五倍子が生産されていた。戦後は、中華人民共和国からの輸入品が急増して生産は激減している。このほかお歯黒、腫れ物、歯痛などに用いられた。 但し、猛毒のあるトリカブトの根「附子」も「付子」と書かれることがあるので、混同しないよう注意を要する。
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