焦螟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/31 15:25 UTC 版)
焦螟(しょうめい、蟭螟)は、『列子』などに言及されている想像上の虫である。蚊のまつげに巣食うと言われ、非常に微細なものの例えとして用いられる。また度量の小さな人間の比喩になるとも考えられる[1]。『列子』では「湯問」にて、巨大な魚である鯤およびそれが変化した巨大な鳥である鵬の説明に続けて次のように記述される。「江浦(こうほ)の間に麼虫(はむし)を生ず、その名を焦螟と曰う。群飛(ぐんぴ)して蚊の睫に集まるも相触れず、栖(棲)宿去来(すまったりゆきき)するも蚊は覚(さと)らず。」[2]
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