付子

デジタル大辞泉

ふし【五^＝倍^＝子／付子／附子】

読み方：ふし

ヌルデの若芽や若葉などにアブラムシが寄生してできる虫癭(ちゅうえい)（虫こぶ）。紡錘形で、タンニンを多く含み、インク・染料の製造に用いる。昔はお歯黒に用いられた。ごばいし。《季 秋》「山の日は—の蓆(むしろ)に慌し／青畝」

つけ‐こ【付（け）子】

読み方：つけこ

鳴き声のよいウグイス・ホオジロなどのそばに同類の鳥をつけ、その音色(ねいろ)を習わせること。また、そのつけておく鳥。音付(ねつけ)。

ぶ‐し【^▽付子／^▽附子】

読み方：ぶし

キンポウゲ科トリカブト属植物の側根。アコニチンなどのアルカロイドを含み、毒性が強い。漢方で興奮・強心・鎮痛などに用いる。ぶす。

ぶ‐す【^▽付子／^▽附子】

読み方：ぶす

１ 「ぶし（付子）」に同じ。

２ 《1が人から恐れられるところから》憎みきらうもの。

「若い時から犬は—でおりゃるよ」〈浄・天鼓〉

難読語辞典

付子

読み方：ブス（ｂｕｓｕ），　オウ（ｏｕ）

キンポウゲ科の多年草、園芸植物

歴史民俗用語辞典

付子

読み方：ブシ（ｂｕｓｈｉ），　ブス（ｂｕｓｕ）

鳥兜の根を乾した毒薬。

短編小説作品名辞典

付子

作者波平由紀靖

収載図書白薩摩憂愁
出版社高城書房
刊行年月1998.9

植物名辞典

付子

読み方：ブシ（ｂｕｓｈｉ）

キブシの別称。
キブシ科の落葉低木、薬用植物

学名 Stachyurus praecox

付子

読み方：ブス（ｂｕｓｕ），　オウ（ｏｕ）

トリカブトの別称。
キンポウゲ科の多年草、園芸植物

学名 Aconitum chinense

ウィキペディア

トリカブト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/07/24 18:32 UTC 版)

トリカブト（鳥兜・草鳥頭、学名：Aconitum）は、キンポウゲ科トリカブト属の総称である。有毒植物の一種として知られる。スミレと同じ「菫」と漢字で表記することもある。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

付子

出典:『Wiktionary』 (2021/08/20 13:23 UTC 版)

別表記

• 附子

名詞

付 子

1. （ぶし、ぶす）トリカブトの塊根。漢方に用いられる。
2. （ぶす）嫌うもの。

発音^(?)

ぶ↘し

ぶ↘す

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「付子」の例文・使い方・用例・文例

• 木付子という植物