外性器とは? わかりやすく解説

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がい‐せいき〔グワイ‐〕【外性器】


外性器

からだの外側にある性器大陰唇小陰唇クリトリス陰核)、腟口処女膜などの総称

外性器

生殖器

(外性器 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/21 15:28 UTC 版)

生殖器(せいしょくき)とは、生物が有性生殖を行う際に用いる生殖活動に関与する器官の総称である。とで異なる生殖器がある場合、それぞれを分けて雄性生殖器雌性生殖器と呼ぶ。


  1. ^ 岩瀬 徹・大野啓一 著 『写真で見る植物用語 』〈野外観察ハンドブック〉、81-82頁。
  2. ^ 岩瀬 徹・大野啓一 著 『写真で見る植物用語 』〈野外観察ハンドブック〉、101-102頁。
  3. ^ 2.中村俊彦・古木達郎・原田浩 著 『校庭のコケ 』〈野外観察ハンドブック〉、タイ類



外性器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 07:46 UTC 版)

女性器」の記事における「外性器」の解説

女性直立すると、陰裂呼ばれる股間中心から縦に割れた部位確認できる一般的に割れ目もしくは裂け目呼ばれる、この陰裂長さは、平均2、3センチと言われ陰裂を拡げたときに、女性器各部位確認することができる。陰裂女性にとって、プライベートな部位であるため、芸術漫画アニメ女性ヌード表現しても、陰裂描かれない場合が多い。 外性器で通常観察目視できる範囲は、すべて外胚葉由来であり、すべて重層扁平上皮覆われている。膣前庭にのみメラニン細胞認められないので、人種寄らず膣前庭のみ同一色である。 バルトリン腺陰核脚スキーン腺などは皮下組織として存在する通常外性器として分類されるバルトリン腺スキーン腺外分泌腺であり、豊富な杯細胞伴った管状腺組織見られる陰核脚海綿体組織であり、男性陰茎海綿体同じくらせん動脈によって起因される勃起メカニズム存在し、らせん動脈平滑筋弛緩によって海綿体にある海面空洞血液満たされて硬化する女性器の形はタイプによって分かれ小陰唇の形によって変わってくる。大きさや形が変わって機能自体には問題がない。

※この「外性器」の解説は、「女性器」の解説の一部です。
「外性器」を含む「女性器」の記事については、「女性器」の概要を参照ください。


外性器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 08:43 UTC 版)

性別」の記事における「外性器」の解説

外性器の分化テストステロン有無に従う。原始生殖腺精巣分化してテストステロン生産している場合には男性型に、そうでない場合には女性型に分化するテストステロンのある場合 テストステロン酵素によって還元されジヒドロステロンとなる。それに曝露された外性器は第10週から第12週にかけて男性型分化する生殖結節急速に発達して亀頭陰茎となり、生殖隆起癒合して陰嚢に、尿道ヒダ尿道海綿体となる。陰嚢表面見られる縫い目状の構造はこの癒合痕跡である。 ない場合 ジヒドロステロン曝露起こらないまま第20週になると、これらは自然に女性外性器へ変化する生殖結節僅かに発達して陰核分化生殖隆起大陰唇尿道ヒダ小陰唇をとなる。また、尿生殖の上皮がミュラー管由来の子宮管と結びついて増殖内部空洞生じて膣が形成される。これより、女性外性器の形成卵巣必要でない。 非典型的な例としては、次のようなものがある。 染色体異常 染色体異常により、生殖結節活発に増殖する一方で生殖隆起癒合十分に起こらない場合がある。外見男女両方の外性器を有するように見える。性染色体XX型であることが多いがXX/XYモザイク型場合もある。 膣の形成十分でないことが多い。 真性半陰陽 真性半陰陽では、その性器の状態は人それぞれであり、またその要因未だ解明されていない人体2つある性腺どちらか一方睾丸、もう一方卵巣である場合と、睾丸または卵巣左右揃い、さらにそれらとは逆の第三の性腺を持つ場合とがあるとされる染色体構造46XXについで46XY多く46,XX/46,XYモザイクも多い 男性型では尿道下裂女性型では陰核肥大陰唇癒合 性腺異形成症:外陰部女性型となる。 混合性腺異形成症:染色体分析45,XO/46,XYなどのモザイクを示す外性器が男女中間型を示す 男性仮性半陰陽 性腺精巣分化した場合であってもテストステロン還元する酵素欠けていたり、受容体十分でない場合には外性器の男性化発生しない精巣性女性化症候群)。そのまま第20週になると、外性器は女性型に分化する。その他、遺伝子変異により生じ場合もある。還元酵素遺伝子X染色体上にあるため劣性遺伝である。 陰核肥大見られることもあるが、外見上はほぼ女性型である場合も多い。ただし膣は奥行き十分でないこともある。また二次成長期になっても陰毛生じない通常ミュラー管退化起こっており、子宮卵管持たない精巣は、子宮にあたる部位にある場合と、脚の付け根付近まで降りてきている場合がある。 卵巣子宮持たないため、無月経男性仮性半陰陽不完全型男性半陰陽のうち、思春期になると男性化生ずるものがある。出生時には男性みなされることもあるが、多く女性として扱われる思春期精巣テストステロン生産活発化することによって陰核急速に発達して陰茎のようになり、変声・髭の発毛が起こる。このため見掛け上は女児男性変わったように見える。 このケース発生率民族による差異大きく日本人では殆ど見られない1954年インドネシア発見されたほか、1980年代カリブ海の島で多数発見された。カリブの例では全員がある1人人物の子孫であったことから、何らかの遺伝的な要因があるものと考えられている。 女性仮性半陰陽 性腺卵巣分化した場合であっても先天性副腎皮質過形成などによってテストステロン過剰に分泌され結果として外性器が男性化する場合がある。陰核がやや肥大する程度のものから、外性器が完全に男性型になるものまで多様である。 尿道下裂みられる場合も多い。

※この「外性器」の解説は、「性別」の解説の一部です。
「外性器」を含む「性別」の記事については、「性別」の概要を参照ください。

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