ほう‐よう〔ハウエフ〕【包葉/×苞葉】
読み方:ほうよう
⇒苞(ほう)
苞
苞葉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/05/16 05:52 UTC 版)
苞葉の厚さは110-170 µmで、柵状組織と海綿状組織は分化しない。可視光は通すが、紫外線を遮断し、高山の強い紫外線から花と頂端分裂組織を保護している。主な紫外線防御物質はクェルセチン系のフラボノイドで、次のようなものがある。 ルチン (quercetin 3-O-rutinoside):高等植物に広く分布、他のダイオウ属の葉からも報告がある グアイジャベリン (quercetin 3-O-arabinoside):ダイオウ属から最初に報告されている ハイペリン (quercetin 3-O-galactoside): 植物に広く分布、Rheum rhaponticum の葉から報告がある イソクェルシトリン (quercetin 3-O-glucoside): 植物に広く分布、Rheum rhaponticum の葉から報告がある Quercetin 3-O-[6″-(3-hydroxy-3-methylglutaroyl)-glucoside]: 本種から最初に発見された 他にも、少量ではあるが、 quercetin 7-O-glycoside・クェルセチン自体・ケンプフェロール配糖体・フェルラ酸エステルなども見つかっている。
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「苞葉」の例文・使い方・用例・文例
- 苞葉を有している
- 小苞葉を持つさま
- 円錐形の固まりである胚珠または胞子をつける鱗片または苞葉
- 緑がかった、あるいは紫がかった不整形な花の苞葉の総状花序を持つ、耐寒性のランの属
- 赤紫の縞のある大きなほふく性の葉とピンクっぽい赤の鮮やかな苞葉の中に黄色い雄しべの花の茂みを有する壮大な植物
- 長い木質のとげ状の茎にわずかに葉と緋色の苞葉を持つ花をつける、少し巻きついて登る株立ちのマダガスカルのトウダイグサ
- 熱帯アメリカの数種の低木の多肉植物の総称で、サボテンに似ているが足の形の苞葉をもつ
- 小苞葉
- 肉穂花や他の花部を包んでいるあるいは内在している人目を引く苞葉
- 花の基部にある苞葉,双苞葉,輪苞葉などの総称
- イネ科およびカヤツリグサ科植物の花部にある乾膜状の小苞葉
- 蕾や尾状花を保護する特殊葉または苞葉
- 苞葉という,葉の変形物
苞葉と同じ種類の言葉
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