ゴウソ

デジタル大辞泉

ごう‐そ〔ガウ‐〕【強訴／^×嗷訴】

読み方：ごうそ

１ 平安中期以後、僧兵・神人(じにん)らが仏神の権威を誇示し、集団で朝廷・幕府に対して訴えや要求をすること。

２ 江戸時代、農民が領主に対して年貢減免などを要求すること。

ごう‐そ〔ガウ‐〕【郷^▽麻】

読み方：ごうそ

カヤツリグサ科の多年草。田やあぜなどの湿地に生える。高さ30〜50センチ。葉は線形。茎の頂に1個の雄花の穂をつけ、その下方に数個の雌花の穂をつける。

難読語辞典

郷麻

読み方：ゴウソ（ｇｏｕｓｏ）

カヤツリグサ科の多年草

歴史民俗用語辞典

嗷訴

読み方：ゴウソ（ｇｏｕｓｏ）

（１）人々が集団の力によって朝廷や領主を圧倒し、強引に訴願内容を認めさせる行動。
（２）平安中期から南北朝期、寺社の衆徒・神人が集団で神木や神輿をかつぎ、朝廷などに押しよせ強い訴えを行った行動。
（３）近世の百姓一揆の激化した形態を幕府がよんだ名称。

別名 強訴

強訴

読み方：ゴウソ（ｇｏｕｓｏ）

（１）人々が集団の力によって朝廷や領主を圧倒し、強引に訴願内容を認めさせる行動。
（２）平安中期から南北朝期、寺社の衆徒・神人が集団で神木や神輿をかつぎ、朝廷などに押しよせ強い訴えを行った行動。
（３）近世の百姓一揆の激化した形態。

別名 嗷訴

植物名辞典

郷麻

読み方：ゴウソ（ｇｏｕｓｏ）

カヤツリグサ科の多年草

学名 Carex maximowiczii

ウィキペディア

ゴウソ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/02/20 10:22 UTC 版)

ゴウソ (Carex maximowiczii var. maximowiczii) は、単子葉植物カヤツリグサ科スゲ属に属し、湿地にはえる中型の多年草である。大きく膨らんだ特異な形の小穂をつけるため、見分けやすく、比較的親しまれている。

ウィキペディア小見出し辞書

ゴウソ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2019/09/05 23:17 UTC 版)

「暁星記」の記事における「ゴウソ」の解説

旅の芸人衆の親方。口が上手く、相手を言いくるめたり説得する話術に長けている。