グランツール グランツール歴代総合優勝者

グランツール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/27 16:22 UTC 版)

グランツール歴代総合優勝者

ジロ・デ・イタリア ツール・ド・フランス ブエルタ・ア・エスパーニャ
1903年   モリス・ガラン  
1904年 アンリ・コルネ
1905年 ルイ・トゥルスリエ
1906年 ルネ・ポティエ
1907年 ルシアン・プティブルトン (1/2)
1908年 ルシアン・プティブルトン (2/2)
1909年 ルイジ・ガンナ フランソワ・ファベール
1910年 カルロ・ガレッティ (1/3) オクタブ・ラピーズ
1911年 カルロ・ガレッティ (2/3) ギュスタヴ・ガリグー
1912年 アタラ・ダンロップ英語版
(カルロ・ガレッティ (3/3)、
ジョヴァンニ・ミケレット
エベラルド・パヴェージ。)
[11]
オディル・ドフレイエ
1913年 カルロ・オリアーニ フィリップ・ティス (1/3)
1914年 アルフォンソ・カルツォラーリ フィリップ・ティス (2/3)
1915年 第一次世界大戦の影響により中止
1916年
1917年
1918年
1919年 コスタンテ・ジラルデンゴ (1/2) フィルマン・ランボー (1/2)
1920年 ガエターノ・ベローニ フィリップ・ティス (3/3)
1921年 ジョバンニ・ブルネーロ (1/3) レオン・シウール
1922年 ジョバンニ・ブルネーロ (2/3) フィルマン・ランボー (2/2)
1923年 コスタンテ・ジラルデンゴ (2/2) アンリ・ペリシエ
1924年 ジュゼッペ・エンリーチ オッタビオ・ボテッキア (1/2)
1925年 アルフレッド・ビンダ (1/5) オッタビオ・ボテッキア (2/2)
1926年 ジョバンニ・ブルネーロ (3/3) ルシアン・ビュイス
1927年 アルフレッド・ビンダ (2/5) ニコラ・フランツ (1/2)
1928年 アルフレッド・ビンダ (3/5) ニコラ・フランツ (2/2)
1929年 アルフレッド・ビンダ (4/5) モリス・ドゥワエル
1930年 ルイジ・マルキジオ アンドレ・ルデュック (1/2)
1931年 フランチェスコ・カムッソ アントナン・マーニュ (1/2)
1932年 アントニオ・ペゼンティ アンドレ・ルデュック (2/2)
1933年 アルフレッド・ビンダ (5/5) ジョルジュ・スペシェ
1934年 レアルコ・グエラ アントナン・マーニュ (2/2)
1935年 ヴァスコ・ベルガマスキ ロマン・マース フスターフ・デロール (1/2)
1936年 ジーノ・バルタリ (1/5) シルベール・マース (1/2) フスターフ・デロール (2/2)
1937年 ジーノ・バルタリ (2/5) ロジェ・ラペビー スペイン内戦の影響により中止
1938年 ジョヴァンニ・ヴァレッティ (1/2) ジーノ・バルタリ (3/5)
1939年 ジョヴァンニ・ヴァレッティ (2/2) シルベール・マース (2/2)
1940年 ファウスト・コッピ (1/7) 第二次世界大戦の影響により中止
1941年 第二次世界大戦の影響により中止 フリアン・ベレンデーロ (1/2)
1942年 フリアン・ベレンデーロ (2/2)
1943年 第二次世界大戦の影響により中止
1944年
1945年 デリオ・ロドリゲス
1946年 ジーノ・バルタリ (4/5) ダルマシオ・ランガリカ
1947年 ファウスト・コッピ (2/7) ジャン・ロビック エドワード・ファン・ダイク
1948年 フィオレンツォ・マーニ (1/3) ジーノ・バルタリ (5/5) ベルナルド・ルイス
1949年 ファウスト・コッピ (3/7) ファウスト・コッピ (4/7) 中止
1950年 ユーゴ・コブレ (1/2) フェルディナント・キュプラー エミリオ・ロドリゲス
1951年 フィオレンツォ・マーニ (2/3) ユーゴ・コブレ (2/2) 中止
1952年 ファウスト・コッピ (5/7) ファウスト・コッピ (6/7)
1953年 ファウスト・コッピ (7/7) ルイゾン・ボベ (1/3)
1954年 カルロ・クレリーチ ルイゾン・ボベ (2/3)
1955年 フィオレンツォ・マーニ (3/3) ルイゾン・ボベ (3/3) ジャン・ドット
1956年 シャルリー・ゴール (1/3) ロジェ・ワルコビャック アンジェロ・コンテルノ
1957年 ガストネ・ネンチーニ (1/2) ジャック・アンクティル (1/8) ヘスス・ロローニョ
1958年 エルコーレ・バルディーニ シャルリー・ゴール (2/3) ジャン・スタブリンスキ
1959年 シャルリー・ゴール (3/3) フェデリコ・バーモンテス アントニオ・スアレス
1960年 ジャック・アンクティル (2/8) ガストネ・ネンチーニ (2/2) フランス・デ・ムルダー
1961年 アルナルド・パンビアンコ ジャック・アンクティル (3/8) アンヘリノ・ソレル
1962年 フランコ・バルマミオン (1/2) ジャック・アンクティル (4/8) ルディ・アルティヒ
1963年 フランコ・パルマミオン (2/2) ジャック・アンクティル (6/8) ジャック・アンクティル (5/8)
1964年 ジャック・アンクティル (7/8) ジャック・アンクティル (8/8) レイモン・プリドール
1965年 ビットリオ・アドルニ フェリーチェ・ジモンディ (1/5) ロルフ・ウォルフショール
1966年 ジャンニ・モッタ ルシアン・エマール フランシスコ・ガビカ
1967年 フェリーチェ・ジモンディ (2/5) ロジェ・パンジョン (1/2) ヤン・ヤンセン (1/2)
1968年 エディ・メルクス (1/11) ヤン・ヤンセン (2/2) フェリーチェ・ジモンディ (3/5)
1969年 フェリーチェ・ジモンディ (4/5) エディ・メルクス (2/11) ロジェ・パンジョン (2/2)
1970年 エディ・メルクス (3/11) エディ・メルクス (4/11) ルイス・オカーニャ (1/2)
1971年 イェスタ・ペーテルソン エディ・メルクス (5/11) フェルディナント・ブラック
1972年 エディ・メルクス (6/11) エディ・メルクス (7/11) ホセ・マヌエル・フエンテ (1/2)
1973年 エディ・メルクス (9/11) ルイス・オカーニャ (2/2) エディ・メルクス (8/11)
1974年 エディ・メルクス (10/11) エディ・メルクス (11/11) ホセ・マヌエル・フエンテ (2/2)
1975年 ファウスト・ベルトリオ ベルナール・テブネ (1/2) アグスティン・タマメス
1976年 フェリーチェ・ジモンディ (5/5) ルシアン・バンインプ ホセ・ペサロドーナ
1977年 ミッシェル・ポランティエール ベルナール・テブネ (2/2) フレディ・マルテンス
1978年 ヨハン・デミュインク ベルナール・イノー (2/10) ベルナール・イノー (1/10)
1979年 ジュゼッペ・サローニ (1/2) ベルナール・イノー (3/10) ヨープ・ズートメルク (1/2)
1980年 ベルナール・イノー (4/10) ヨープ・ズートメルク (2/2) ファウスティーノ・ルペレス
1981年 ジョバンニ・バッタリン (2/2) ベルナール・イノー (5/10) ジョバンニ・バッタリン (1/2)
1982年 ベルナール・イノー (6/10) ベルナール・イノー (7/10) マリノ・レハレタ
1983年 ジュゼッペ・サローニ (2/2) ローラン・フィニョン (1/3) ベルナール・イノー (8/10)
1984年 フランチェスコ・モゼール ローラン・フィニョン (2/3) エリック・カリトゥー
1985年 ベルナール・イノー (9/10) ベルナール・イノー (10/10) ペドロ・デルガド (1/3)
1986年 ロベルト・ヴィセンティーニ グレッグ・レモン (1/3) アルバロ・ピノ
1987年 ステファン・ロッシュ (1/2) ステファン・ロッシュ (2/2) ルイス・エレラ
1988年 アンドリュー・ハンプステン ペドロ・デルガド (2/3) ショーン・ケリー
1989年 ローラン・フィニョン (3/3) グレッグ・レモン (2/3) ペドロ・デルガド (3/3)
1990年 ジャンニ・ブーニョ グレッグ・レモン (3/3) マルコ・ジョヴァンネッティ
1991年 フランコ・キオッチョーリ ミゲル・インドゥライン (1/7) メルチョル・マウリ
1992年 ミゲル・インドゥライン (2/7) ミゲル・インドゥライン (3/7) トニー・ロミンゲル (1/4)
1993年 ミゲル・インドゥライン (4/7) ミゲル・インドゥライン (5/7) トニー・ロミンゲル (2/4)
1994年 エフゲニー・ベルツィン ミゲル・インドゥライン (6/7) トニー・ロミンゲル (3/4)
1995年 トニー・ロミンゲル (4/4) ミゲル・インドゥライン (7/7) ローラン・ジャラベール
1996年 パヴェル・トンコフ ビャルヌ・リース[12] アレックス・ツーレ (1/2)
1997年 イヴァン・ゴッティ (1/2) ヤン・ウルリッヒ (1/2) アレックス・ツーレ (2/2)
1998年 マルコ・パンターニ (1/2) マルコ・パンターニ (2/2) アブラハム・オラーノ
1999年 イヴァン・ゴッティ (2/2) ランス・アームストロング (1/7)[13] ヤン・ウルリッヒ (2/2)
2000年 ステファノ・ガルゼッリ ランス・アームストロング (2/7)[13] ロベルト・エラス (1/4)
2001年 ジルベルト・シモーニ (1/2) ランス・アームストロング (3/7)[13] アンヘル・カセーロ
2002年 パオロ・サヴォルデッリ (1/2) ランス・アームストロング (4/7)[13] アイトール・ゴンサレス
2003年 ジルベルト・シモーニ (2/2) ランス・アームストロング (5/7)[13] ロベルト・エラス (2/4)
2004年 ダミアーノ・クネゴ ランス・アームストロング (6/7)[13] ロベルト・エラス (3/4)
2005年 パオロ・サヴォルデッリ (2/2) ランス・アームストロング (7/7)[13] ロベルト・エラス (4/4)[10]
2006年 イヴァン・バッソ (1/2) オスカル・ペレイロ[14] アレクサンドル・ヴィノクロフ
2007年 ダニーロ・ディルーカ アルベルト・コンタドール (1/7) デニス・メンショフ (1/2)
2008年 アルベルト・コンタドール (2/7) カルロス・サストレ アルベルト・コンタドール (3/7)
2009年 デニス・メンショフ (2/2) アルベルト・コンタドール (4/7) アレハンドロ・バルベルデ
2010年 イヴァン・バッソ (2/2) アンディ・シュレク ヴィンチェンツォ・ニバリ (1/4)
2011年 ミケーレ・スカルポーニ カデル・エヴァンス クリス・フルーム (1/7)[15]
2012年 ライダー・ヘシェダル ブラッドリー・ウィギンス アルベルト・コンタドール (5/7)
2013年 ヴィンチェンツォ・ニバリ (2/4) クリス・フルーム (2/7) クリストファー・ホーナー
2014年 ナイロ・キンタナ (1/2) ヴィンチェンツォ・ニバリ (3/4) アルベルト・コンタドール (6/7)
2015年 アルベルト・コンタドール (7/7) クリス・フルーム (3/7) ファビオ・アル
2016年 ヴィンチェンツォ・ニバリ (4/4) クリス・フルーム (4/7) ナイロ・キンタナ (2/2)
2017年 トム・デュムラン クリス・フルーム (5/7) クリス・フルーム (6/7)
2018年 クリス・フルーム (7/7) ゲラント・トーマス サイモン・イェーツ
2019年 リチャル・カラパス エガン・ベルナル (1/2) プリモシュ・ログリッチ (1/4)
2020年 テイオ・ゲイガンハート タデイ・ポガチャル (1/3) プリモシュ・ログリッチ (2/4)
2021年 エガン・ベルナル (2/2) タデイ・ポガチャル (2/3) プリモシュ・ログリッチ (3/4)
2022年 ジャイ・ヒンドレー ヨナス・ヴィンゲゴー (1/2) レムコ・エヴェネプール
2023年 プリモシュ・ログリッチ (4/4) ヨナス・ヴィンゲゴー (2/2) セップ・クス
2024年 タデイ・ポガチャル (3/3)
ジロ・デ・イタリア ツール・ド・フランス ブエルタ・ア・エスパーニャ
年間トリプルクラウン達成
年間ダブルツール達成

  1. ^ 2019ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムを開催します』(プレスリリース)さいたま市、2019年4月15日https://www.city.saitama.jp/006/014/008/003/008/001/p064756_d/fil/2019kaisaikettei.pdf2019年10月9日閲覧 8ページ参照。
  2. ^ ジャック・アンクティルが確立したとされる
  3. ^ 詳細は1961年から1982年頃までのツール・ド・フランス各年度の項目を参照。
  4. ^ 例えばツールでしばしば山岳ステージで登場するラルプ・デュエズは登坂距離15.5kmで平均勾配7.9%、最大勾配11.5%【山岳チェック】第16ステージ、ラルプ・デュエズモン・ヴァントゥは登坂距離21.1km、平均勾配7.6%、最大勾配10.6%コースプロフィール。これに対し、2007年のジロで登場したゾンコラン峠は登坂距離10.1km、平均勾配11.9%、最大勾配22%コースプロフィール、2008年の第16ステージ山岳個人TTで登場したプラン・デ・コロネスは登坂距離12.85km、平均勾配8.4%、最大勾配24%、さらに後半5kmは未舗装路になっているコースプロフィールなど、登坂距離は短いものの勾配の厳しい山岳が多く登場する。
  5. ^ 2001年、2003年のジルベルト・シモーニ、2004年のダミアーノ・クネゴなど近年もピュアクライマーとされる選手が総合優勝した例がある。シモーニをクライマーとしている記事の例 クネゴをクライマーとしている記事の例
  6. ^ ちなみにジロ・デ・イタリアで山岳賞が設けられたのは1933年ツール・ド・フランスも同年に最初に山岳賞が設けられたが、開催時期の点でグランツールにおける最初の山岳賞制定はジロ・デ・イタリアということになる。初代山岳賞受賞者はアルフレッド・ビンダであるが、同時に5度目の総合優勝を達成。過去4回の総合優勝を達成した際にも山岳コースでは圧倒的な強さを示している。
  7. ^ 2008年第16ステージに設定された長さ12.9km、最大傾斜24%の個人TT。2009年第17ステージ、途中に1つ大きな下りがあるがほぼスタート~ゴール間83kmが上りのみという日も登場。
  8. ^ 2009年の総合優勝者アレハンドロ・バルベルデは第1ステージの個人TTでは1秒先着しているが、他2つの個人TTで2位サムエル・サンチェス、3位カデル・エヴァンスにかなりの差をつけられている。
  9. ^ 同一年度における全グランツール完走を達成する選手自体が、年に1名か2名いるかどうかである。2011年のブエルタから2018年のジロまでグランツール20大会連続完走を果たしているアダム・ハンセンは「鉄人」の愛称で親しまれている。
  10. ^ a b c 2005年のブエルタの総合首位は当初ロベルト・エラスだったが、レース後行われたドーピング検査の結果失格となり、同2位のデニス・メンショフが繰り上げ優勝となった。ただし、2012年12月21日、スペイン最高裁判所は、ドーピング検査の手続きに不適切があった、というエラスの訴えを認め、2005年のブエルタ優勝の剥奪処分を取り消し、再びエラスを優勝とする判決を下している。(検査手順不備によりエラスの処分が撤回  2005年ブエルタ総合優勝のタイトルが戻る - シクロワイアード2012年12月22日付。)これに基づけばエラスの総合優勝回数は4回、メンショフは2回となる。
  11. ^ この年はチーム単位で優勝を争う方式で開催され、アタラ・ダンロップ英語版がチームとして優勝。個人優勝表彰としてはカルロ・ガレッティジョヴァンニ・ミケレットエベラルド・パヴェージの3人が対象。したがってカルロ・ガレッティがジロ・デ・イタリア史上初の総合3連覇を達成した形となる。
  12. ^ 後日自身の口から当時禁止薬物を使用していたという告白がなされ、それに基づき国際自転車競技連合(UCI)がマイヨジョーヌの返還を求めている。当該記事
  13. ^ a b c d e f g ドーピング違反より抹消。
  14. ^ 当初総合1位だったフロイド・ランディスから多数の禁止薬物が検出されたことからランディスの総合優勝は保留とされ、その後公聴会などの調査が続けられた。1年以上に亘る調査の結果、2007年9月20日に「アメリカ合衆国反ドーピング機関」(USADA)が後日ランディスの総合1位記録を取り消し、21日には、UCIが正式にランディスの失格とオスカル・ペレイロの優勝を認定し優勝が決定。同年10月15日に総合ディレクターのクリスティアン・プリュドムより優勝ジャージ(マイヨ・ジョーヌ)が授与された。当該記事
  15. ^ フアン・ホセ・コーボの総合優勝はドーピング確定により取り消され、総合2位だったフルームの繰り上げ優勝となった。コボのアンチ・ドーピング違反処分が確定し、ブエルタ・ア・エスパーニャ2011はフルームが繰り上げ総合優勝 - cyclesports.jp 2019.07.18






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