グランツールで復活の兆し
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/23 17:49 UTC 版)
「ダミアーノ・クネゴ」の記事における「グランツールで復活の兆し」の解説
その後ツール・ド・フランスは回避して、世界選手権に向けた調整目的でブエルタ・ア・エスパーニャに出場。最初の山岳ステージかつ頂上ゴールとなった第8ステージで、残り2km地点でイヴァン・バッソが牽くメイン集団から鮮烈なアタックを決めると、先行していたダヴィ・モンクティエを残り800m地点で抜き去って、実に2004年のジロ・デ・イタリア第18ステージ以来、約5年半ぶりのグランツールでのステージ優勝を挙げた。さらに第14ステージでは逃げ集団に乗ると、残り15km過ぎでアタックしてそのまま独走。2位に2分半近い大差をつけて2勝目を飾った。その後、当初の目的通り世界選手権に備えるため第16ステージ終了後リタイアとなったが、久々の復活を印象付けることとなった。 2010年 ジロ・デ・イタリア 総合11位 フレッシュ・ワロンヌ 5位 グランプリ・シクリスト・ド・ケベック 10位 2011年 ティレーノ〜アドリアティコ 総合8位 ジロ・デッラッペンニーノ 優勝 ツール・ド・ロマンディ 区間1勝(第2) ツール・ド・スイス 総合2位第3ステージから第8ステージまで総合首位に立つも、最終第9ステージの個人TTでリーヴァイ・ライプハイマーに4秒差で逆転を許した。 ツール・ド・フランス 総合7位 ジャパンカップ 4位 2012年 カタルーニャ一周 総合6位 バスク一周 総合4位 ジロ・デル・トレンティーノ 総合2位 ジロ・デ・イタリア 総合6位 2013年 ティレーノ〜アドリアティコ 山岳賞 2014年 グラン・プレミオ・ディ・ルガーノ 4位 ストラーデ・ビアンケ 4位 2015年、NIPPO・ヴィーニファンティーニに移籍、キャプテンとしてプロコンチネンタルに昇格したチームを引っ張っている。 2016年のジロ・デ・イタリアでは、第19ステージまで山岳賞を堅守していたが、続く第20ステージでミケル・ニエベの逆転を許してしまい山岳賞獲得とはならなかった。 2017年 ツアー・オブ・チンハイレイク 区間優勝(第6ステージ) 2018年、イタリア国内選手権ロードレースを最後に現役を引退。
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