メダルとは? わかりやすく解説

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medal

別表記:メダル

「medal」の意味・「medal」とは

「medal」は、日本語で「メダル」や「勲章」と訳される英語の単語である。主に、スポーツ芸術などの競技優秀な成績収めた者への賞や、軍事的な功績社会的な貢献に対して授与される勲章を指す。また、その形状素材授与される場面理由によって、金メダル銀メダル銅メダルなどと具体的に呼び分けることもある。

「medal」の発音・読み方

「medal」の発音は、IPA表記では/mɛdəl/となる。これをカタカナ置き換えると「メダル」となる。日本人発音する際のカタカナ英語では「メダル」と読む。この単語発音によって意味や品詞が変わるものではない。

「medal」の定義を英語で解説

「medal」は、英語の辞書において「a flat piece of metal, usually a disk, bearing a design or inscription, issued to commemorate a person, place, or event, or awarded for bravery, merit, or the like, as in a military, athletic, or academic competition」と定義されている。つまり、メダルは特定の人物、場所、またはイベント記念するため、または軍事的競技的学術的な競争での勇敢さ功績など称えるために発行されるデザイン銘文施され平らな金属片通常円盤を指す。

「medal」の類語

「medal」の類語としては、「award」、「prize」、「trophy」などがある。「award」は一般的な賞を指し、「prize」は競争抽選得られる賞を、「trophy」は特にスポーツ競技優勝者授与される賞を指す。これらの単語は、それぞれ微妙にニュアンス異なるが、全て何らかの形で功績成果称えるのである

「medal」に関連する用語・表現

「medal」に関連する用語表現としては、「gold medal」、「silver medal」、「bronze medal」、「medalist」などがある。「gold medal」、「silver medal」、「bronze medal」はそれぞれ金メダル銀メダル銅メダル指し競技成績によって授与される。「medalist」はメダルを獲得した人を指す表現である。

「medal」の例文

1. He won a gold medal in the Olympics.(彼はオリンピック金メダル獲得した。)
2. She was awarded a medal for her bravery.(彼女はその勇敢さでメダルを授与された。)
3. The medal bears the inscription "For Valour".(そのメダルには「勇敢さへの賞賛」と刻まれている。)
4. The medal is made of pure gold.(そのメダルは純金作られている。)
5. He is a three-time Olympic medalist.(彼は3度オリンピックメダリストである。)
6. The silver medal is awarded to the second-place finisher.(銀メダル2位選手授与される。)
7. The bronze medal is still a significant achievement.(銅メダルまた、大きな成果である。)
8. The medal ceremony will be held tomorrow.(メダル授与式明日行われる。)
9. The medal is a symbol of honor.(メダルは名誉の象徴である。)
10. The medal was presented by the president.(メダルは大統領によって授与された。)

メダル【medal】

読み方:めだる

表彰記念のために贈る、金属製小さな記章。ふつう、図案文字などが浮き彫りにしてある。賞牌(しょうはい)。「金—」「記念—」

1のうち、特に金メダル銀メダル銅メダルのこと。「次の大会では—をねらう」「—圏内

1似た金属製円板硬貨チケットなどの代わりに用いられる。「—ゲーム」「パチスロ用の—」

[補説] 2日本語での用法


メダル

遊技メダルの略。

コイン

遊技メダル

メダル

作者Yoshihito

収載図書あいから始まるショートストーリーin other words,I love you
出版社新風舎
刊行年月2005.8


メダル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/12 09:32 UTC 版)

1998年長野オリンピックのメダル

メダル (medal) は、直径数センチ大の金属の延べに、業績や事績の記念などの目的で、何らかの意匠を刻印したものをいう。 ただし、通貨として利用される貨幣硬貨・コイン)は含まれない。 メダルの形状は円形のものが一般的であるが、四角形や星形など円形以外の形状のものもある。また、単に形状が印刷されただけの物も有る。 メダイユメダイフランス語medailleなど)とも。

概要

メダルは、板に何らかの意匠を施したものである。金属製で円形のものが一般的であるが、金属以外の材料や円形以外の形状にデザインされることもある[注 1]

コイン(硬貨)は、貴金属を通貨として利用する上で、ニセ金貨(→偽札)など公正性を欠くようなものが出回るのを予防する観点から、意匠が凝らされる。 メダルの場合は、褒賞として与えられる記念品(表彰)であることから、元来の意味からすれば、鋳潰して貴金属の資源的価値に還元される必要も無い。 このため、メダルの意匠は、偽造防止を目的としたコインの意匠とは異なり、賞を記念した、独自の意匠が凝らされるのが常である。 また、貴金属以外に、卑金属めっきをして見栄えがするようにされたものも多く、この他にもリボンなどで装飾されたものが見られる。

商品や認定などでメダルが与えられる場合、実物は無く、単に意匠が印刷されただけの場合も有る。

スポーツにおけるメダル

現代、特に日本においてメダルと呼ぶ場合は、中でもスポーツなどの競技で勝利選手、優秀選手を表彰して贈られる各メダルのことを指す。団体競技の場合、トロフィー及び優勝旗・準優勝旗は「チーム」にひとつだけ授与され、また次回中央大会で返還しなければならない持ち回り[注 2]、優勝は当該チームに、メダルは構成選手全員に贈呈されるが、メダルの獲得数は「一個」と計算される[注 3]。通例、優勝者に金メダル、準優勝者に銀メダル、第3位の選手に銅メダルが授与され、受賞者はメダリストと呼ばれる。ただし第1回近代オリンピックでは優勝者に銀メダル、準優勝者に銅メダルが贈られた。

その性質上、“メダリスト”の呼称に見られるように、メダルを受けることはそれぞれの競技の世界における強力なステータスとして一般に認識されている。ゆえにメダル獲得を第一とするプレイを行う選手が後を絶たない。一方そういった勝利至上主義の競技姿勢は、スポーツの本来の理念(→スポーツマンシップ)に反するとして、しばしば批判の対象にされる。

上記以外のメダルの運用

優勝者のみに授与

2位までに授与

  • UEFA欧州選手権は制度上3位決定戦がないので銅メダルがない。表彰対象は準優勝まで。

4位にも授与

全ての順位に授与

  • 東京マラソンなど主要マラソン大会では、完走者にメダルを授与する。

軍隊におけるメダル

アメリカ陸軍のメダル

勲章従軍記章の事を英語で「medal」と呼ぶ、著しい軍功をあげた・軍に功績のあった人物を表彰するためのものである。「medal」は日本語で一般的に「記章」や「褒章」、「メダル」などと呼称されるが、通常勲章などをメダルとは言わない。こちらは「order」と呼ばれる。

勲章までに至らない、若しくは記念等ではチャレンジコインが用いられる。

学術におけるメダル

学術研究などにおいて、ある分野で著しい功績があった研究者・技術者に対して授与するものがある。その分野の有名な研究者の名前を冠していることが多い。生物学におけるダーウィン・メダルや、電気電子工学分野でのエジソンメダルが有名である。ベンジャミン・フランクリン・メダル (フランクリン協会)のように、複数の分野を対象としたものも存在する。

メダル名に人名を冠する場合、一般的にその分野での著名な研究者の名前を採用する。また、死後にそのメダルが創設される場合が多い。しかしロスビー研究メダルのように、生前から研究者(この場合カール=グスタフ・ロスビー)の名前を冠したメダルが作られることもある。

ノーベル賞フィールズ賞などといった著名な賞においてもメダルが授与されている。

学術におけるメダルの一覧

人道的活動におけるメダル

宗教におけるメダル

おメダイの1つ「不思議のメダイ

カトリック教会のロザリオには中心部分にメダイ(メダル)を連結させているものも多い。聖母の出現により製作された「不思議のメダイ」をはじめ聖ベネディクトのメダイ、ルルドの聖母と聖ベルナデッタのメダイなど、様々なものがある。メダリオン、メダリオなどとも呼ばれる。

ミッションスクールでは、華美な装飾品は禁止されていることが殆どであるが、メダイ(おメダイ[注 4]とも呼ばれる)ならば、身につけることが許されることもある。これにはキリストや聖母マリアなどがデザインされている。

トークンとしての利用

ロシア 地下鉄乗車券のトークン
記念メダル販売機(茶平工業)

記念・表彰メダル以外にも、擬似的な硬貨代用貨幣)、いわば硬貨の形態を取ったチケットとして利用される場合がある。

日本では、ゲームセンターメダルゲームライブハウスドリンクチケット、パチスロなどにおいて、硬貨を模したものとして利用される。 サイズは、取り扱いのし易さから、直径25 - 30mm程度が多いが、勿論、それより大きいものや小さいものもある。

海外では、一部の公共交通機関や遊戯施設(ゲームセンター)において、硬貨やチケットの代替として、硬貨程度のサイズのメダルが利用される。 英語圏では、この様な一種のチケットとしての役割を持つメダルは、トークン(→代用貨幣)と呼ばれる。

カジノなどのギャンブルで使われる物はメダルとは呼ばずに「チップ」と呼ばれる(英語ではcasino tokenである)。

日本のカタカナ語としての「コイン」は硬貨を含め、上記のメダルやトークンという意味で使われる。

なお、英語のcoinは硬貨という意味であり、トークン類を示す意味で使うのは明白な誤用である。

脚注

注釈

  1. ^ 例えば2009年世界陸上競技選手権大会では長方形の形状のメダルがデザインされた。アルベールビルオリンピックでは主にガラスが使われた。
  2. ^ 完全に贈呈されるケースもある。
  3. ^ 例えば、陸上個人と四人のリレー競技でメダルを取得した場合、合計5個のメダルが贈呈されるが、メダルの獲得数としては2個と計算される。
  4. ^ メダイユ―medalのオランダ語読みから。

関連項目


メダル(シーズン7 - )

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 06:06 UTC 版)

プリティーリズム」の記事における「メダル(シーズン7 - )」の解説

シーズン7以降プリズムショー獲得した得点(ウィークデーボーナス・ファンレター送付プリズムストーン購入ボーナスは除く)をためると入手できる8のメダル。12万点最後モモちゃんメダルが入手できる。「メダル認定会」で認定されるとメダルはなくなるが、再び得点をためればメダルを入手できる必要なメダルの枚数認定会により異なる。

※この「メダル(シーズン7 - )」の解説は、「プリティーリズム」の解説の一部です。
「メダル(シーズン7 - )」を含む「プリティーリズム」の記事については、「プリティーリズム」の概要を参照ください。

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メダル

出典:『Wiktionary』 (2021/08/06 23:59 UTC 版)

語源

英語 medal < 中期フランス語 medaille, medale < イタリア語 medaglia < 後期ラテン語 medalia

名詞

メダル

  1. 表彰記念のために与える金属製の記章

発音(?)

め↗だる

類義語

関連語

翻訳


「メダル」の例文・使い方・用例・文例

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