prize
「prize」とは、賞品・賞金・景品のことを意味する英語表現である。
「prize」とは・「prize」の意味
「prize」とは、賞品・賞金・景品を意味する名詞・形容詞・動詞である。名詞としては、競争で勝者に与えられる賞や賞金、賞品、優秀な成績の人に与えられる賞、くじで獲得する景品、努力して手に入れた名誉や富、戦利品を意味する。形容詞としては、賞・商品として獲得した、入賞した、懸賞付きの、素晴らしいなどの意味で用いられる。また、動詞としては、価値を見積もる、高く評価する、力を加え動かすなどの意味がある。「prize」の複数形は「prizes」、動詞の変換は過去形・過去分詞が「prized」、現在分詞が「prizing」となる。「prize」の発音・読み方
「prize」の発音は、カタカナ語では「プライズ」と表記される。発音記号では「práiz」と表記されるため、カタカナにすると「プラァィズ」という発音になる。「ラァィ」の発音は、舌先を内側に巻き「r」の音を出してすぐに「ァ」と「ィ」を1つの音のように発音すると、ネイティブの発音に近くなる。「prize」の語源・由来
「prize」の語源は、手に持つという意味の印欧語根の「ghed-」である。印欧語根の「ghed-」が、取るという意味のラテン語「prendo」に変化し、取るという意味の古期フランス語「prendre」になり、取ったという意味の古期フランス語「prise」に変化した後、「prize」になった。「prise」と「prize」の違い
「prise」と「prize」は綴りが似ているため、混乱してしまう英単語である。「prise」とは、力を使って何かを抽出したり、別のものから分離したりすることを意味する。「prize」は、賞や賞金、価値があるという意味である。「prise」は、主にイギリス英語で用いられる単語で、アメリカ英語では「prize」と表記される。そのため、アメリカ英語において「prize」は、力を使って何かを抽出したり、別のものから分離したりするという意味でも用いられる。「award」と「prize」の違い
「award」と「prize」は、どちらも賞や賞品、賞金という意味で用いられる。しかし、同じような意味であってもニュアンスが少し異なる。「prize」は、競争やコンテストに勝つことで獲得する賞・賞品であるのに対し、「award」は誰かが優れていること、または賞賛されることをしたことに対して与えられる賞・賞品を意味する。「prize」を含む英熟語・英語表現
「offer a prize」とは
「offer a prize」とは、賞金をかける、賞金を出すという意味の英語表現である。
「Nobel Prize」とは
「Nobel Prize」とは、ノーベル賞を意味する英語表現である。科学、文学、経済、または世界平和のために重要な業績を上げた人々に授与される。
「prize」に関連する用語の解説
「first prize」とは
「first prize」とは、一等賞、最優秀賞を意味する。コンテストにおいて最高の成績をあげた人または物に与えられる賞である。
「prize」の使い方・例文
・First prize is a fortnight in Hawaii and second prize is a weekend in Hong Kong.(一等賞はハワイでの2週間、二等賞は香港での週末である)・There's a prize for the most highest scoring player in each category.(各カテゴリーで最も得点の高いプレイヤーに賞がある)
・The entrants collected their prizes and then went back to their places.(参加者は賞品を受け取り、それぞれの場所に戻った)
・His internationally acclaimed novel has won several literary prizes.(彼の国際的に高く評価された小説は、いくつかの文学賞を受賞している)
・In parts of Africa this plant is prized for warding off evil spirits.(アフリカの一部では、この植物は悪霊を追い払うために重宝されている)
・My father brought back his prize catch, a three-foot fish.(父は戦利品である3フィートの魚を持ち帰った)
・She won a prize for guessing correctly how many marbles there were in the jar. (彼女は瓶の中にビー玉がいくつ入っているか当てて賞を獲得した)
・She flushed with pleasure as she accepted the first prize.(一等賞を受賞したとき、彼女は喜びで顔を紅潮させた)
・It was thought appropriate to award him the prize.(彼に賞を与えるのは適切だと考えられた)
・The Tokyo-based agency has been awarded several prizes for its original and creative advertising campaigns.(東京を拠点とするこの代理店は、独自のクリエイティブな広告キャンペーンでいくつかの賞を受賞している)
・A new sponsor has been found to put up the prize for this competition.(この大会の賞品を提供する新しいスポンサーが見つかった)
賞
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2019年10月) |
賞(しょう)とは、表彰の一種である。個人または団体に対して審査・判定をした上で、ある分野での秀逸性や達成した業績を讃える目的で贈呈あるいは授与されるもの。英語風にアワード、アウォード、プライズ(award, prize)などと言う。なお、賞を贈ることを授賞(じゅしょう)、賞を受けることを受賞(じゅしょう)といい、受賞した者を受賞者という。
概要
主な贈呈品(賞品)としては月桂冠やトロフィー、メダル、バッジ、リボン、勲章、賞状、銘板(記念板)、証明書、あるいは物ではなく称号などの場合もある。またノーベル賞やピューリッツァー賞のように、メダルや賞状とともに賞金が贈られる場合も多い。一方で有形のものを授与・贈呈されるのではなく、社会に対し受賞者の優秀さを広報するだけの賞もある。
賞を渡す者は個人、団体などさまざまであるが、賞の権威は、授賞を行う個人や団体の権威や地位に依存しがちである。ただし授賞する団体の地位や権威にかかわらず、賞の権威はそれまでの歴史の積み重ね、審査の厳しさ、歴代受賞者の顔ぶれなどによるところも大きい。普通は授賞する側は組織、財団、企業、政府機関、あるいは政府そのものである。また国王や大統領、たとえばアメリカ合衆国大統領による表彰や感謝なども公的に与えられる栄誉の一種である。
ある種の権威ある賞、例えばノーベル賞、アカデミー賞、スポーツにおける金メダルやチャンピオンタイトルなどは、受賞した個人のアイデンティティとして一生ついて回る。受賞者は属する国や地域から英雄扱いされ、場合によっては成し遂げた業績の中身より受賞したこと自体が有名になることもある。たとえばスポーツ選手としての凄さや受賞した研究の内容については知られていなくても、金メダル受賞者やノーベル賞受賞者として世間に名を知られることはよくある。
業績を讃える賞だけでなく、珍奇な業績を面白がったり、失敗に対してあてつけで贈る賞もある。これらの賞を贈る集団は、一般の賞を送る組織より社会的地位は低く、同好会同然のものもある。有名なものでは駄作映画に贈られるゴールデンラズベリー賞、真剣だが奇妙な研究に贈られるイグノーベル賞などがある。
企業や組織内部でも、社員らを営業成績や改善提案などで競わせ、月や年ごとに賞を贈る場合もある。組織の気風作りや競争力向上のために行われる小さな賞は、多くの会社で行われている。また学校でも成績や奉仕活動に対し賞を定期的に与える場合もある。
なお、アワード(英語: award)は選考によって選ばれたもの(受動)、プライズ(英語: prize)は競争などで勝ち取ったもの(能動)という違いがある[1]。
関連項目
脚注
- ^ “award prize”. ER Synonym Dictionary Online. 2020年1月8日閲覧。
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