ノンステップバス [和製語]
ノンステップバス
ノンステップバス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 10:15 UTC 版)
「三菱ふそう・エアロスター」の記事における「ノンステップバス」の解説
1984年(昭和59年)11月、三菱自動車工業と名古屋鉄道(ともに当時)が共同開発で、初のワンマン運転対応の本格的なノンステップバス(P-MP218M改)を試作した。名古屋鉄道(現:名鉄バス)と名鉄グループの岐阜乗合自動車に5台ずつ導入された。 京浜急行電鉄(現:京浜急行バス)羽田営業所にも1台導入されたが(H5670号車)、京急仕様では乗降時間短縮のため、中扉が2枚引戸の両開きスーパーワイドドアとなっていたのが特徴で、三菱車では初の装備であった。なお京浜急行ではその後、低床バス普及のため「京急型ワンステップバス」を導入しており、1988年に日野・ブルーリボンのワンステップバスを改造扱いで導入、同種の車両をエアロスターでも導入している(#京急型ワンステップバスを参照)。 前中扉間の床を350 mmまで下げノンステップ化を実現しており、扁平タイヤを採用している。エンジン部分は通常のバスと同じ構造であるが、室内はデッドスペースが多く、ほぼ座席1列分ほど室内有効長は短くなっていた。 高価であったため、一般乗合用としての導入例は上記の3事業者のみで、1987年(昭和62年)頃まで製造された。他に、成田国際空港内で日本航空のクルーバス運行を受託していた千葉観光が貸切登録で2台保有していた。 その後、1994年(平成6年)に名鉄向けとして、上記のノンステップバスの生産初期車を使用していた名古屋空港(現・名古屋飛行場)循環車用の代替として1台(U-MP218M改)が追加製造された。 ノンステップバス P-MP218M改岐阜乗合自動車「世界イベント村ぎふ」塗装 ノンステップバス P-MP218M改京浜急行電鉄 H5670号車 ノンステップバス U-MP218M改名鉄バス4432小牧空港循環車
※この「ノンステップバス」の解説は、「三菱ふそう・エアロスター」の解説の一部です。
「ノンステップバス」を含む「三菱ふそう・エアロスター」の記事については、「三菱ふそう・エアロスター」の概要を参照ください。
ノンステップバス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/09 15:48 UTC 版)
UDトラックス(旧:日産ディーゼル)スペースランナーRM 三菱ふそうトラック・バスエアロミディMK ※車体には八丈島を代表する八丈小島・八丈太鼓・ストレチアの花・為朝凧がラッピングされており、主にコミュニティ便と循環路線に就役する。
※この「ノンステップバス」の解説は、「八丈町営バス」の解説の一部です。
「ノンステップバス」を含む「八丈町営バス」の記事については、「八丈町営バス」の概要を参照ください。
ノンステップバス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 08:56 UTC 版)
「日野・ブルーリボン」の記事における「ノンステップバス」の解説
ブルーリボンノンステップ車HU2PM(量産先行車) 東京都交通局 CNG車については#CNGノンステップバスを参照。 1997年の東京モーターショーに日野自動車初のノンステップバスが出品される。当初は組立自動車扱いで一部事業者に販売される。この当時の形式名はHU2PM/HU2PP(規制記号なし)で、HU2PMが東京都交通局・横浜市交通局・南海バスなど計12台、HU2PPが遠州鉄道に1台生産された。その後、1998年10月に排ガス規制に適合し、正式に型式証明を取得し発売された。 車体構造は前年に登場した日産ディーゼルUAノンステップに近く、エンジンを最後部に垂直横置き、リヤオーバーハング部分を短縮、かつホイールベースを延ばすことでホイールベース間のノンステップエリアを拡大しているが、その影響で中扉より後ろは3列13席しか配置できず、前後の間隔を詰めて4列にすることもできない設計が災いし、他のノンステップバスに比べるとあまり普及していなかった。型式はKC-HU2PMCEが全長10.52m(ホイールベース5.11m)、KC-HU2PPCEが全長10.98m(ホイールベース5.57m)である。エンジンはそれまでトラック専用であったP11C-TI (250ps) を搭載、トランスミッションはZF製オートマチックトランスミッション"ECOMAT"(標準は4速、オプションで5速)を採用している。なお、先行販売されたロットは側面後部の非常口窓周り(右側)と冷却水給水口周り(左側)が樹脂製パーツでブラックアウトされていない点で識別できる。 また、基本的には前中グライドスライドもしくは前グライドスライド/中引戸の2扉であるが、M尺には車体後部にドアを設けた3ドア仕様も存在しており神戸市バスと南海バスに導入された。こちらの型式はKC-HU2PMCFである。 ノンステップ車仙台市交通局KC-HU2PMCE ノンステップ車後部型式取得後(1999年)東京都交通局KC-HU2PMCE ノンステップ車九州産業交通KC-HU2PPCE ノンステップ車東急バスKC-HU2PPCE ノンステップ車後部シルバーアウト仕様(2000年)遠州鉄道KC-HU2PPCE
※この「ノンステップバス」の解説は、「日野・ブルーリボン」の解説の一部です。
「ノンステップバス」を含む「日野・ブルーリボン」の記事については、「日野・ブルーリボン」の概要を参照ください。
「ノンステップバス」の例文・使い方・用例・文例
- ノンステップ・バスのページへのリンク