国土交通省認定ノンステップバス標準仕様
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「ノンステップバス」の記事における「国土交通省認定ノンステップバス標準仕様」の解説
運輸省(現国土交通省)は、ノンステップバスが上記の様な理由で、普及が遅々として進んでいない状況を踏まえ、各メーカーで仕様を統一して、より使いやすいシティバスの次世代の標準形を模索することになり、「標準仕様ノンステップバス」の認証制度が2004年1月19日から開始された。 2000年に大型4社は先の「人にやさしいバス技術検討委員会」で示された中長期モデルバスに範を取り、3扉・前 - 後扉間フルフラットのノンステップバスを試作した。ベースとなったのは日野・ブルーリボンシティ (KL-HU2PMEE)、すなわち後部横置きエンジンでトランスミッションはオートマチックという条件に決まった。 しかし、実際の国土交通省認定ノンステップバス標準仕様の条件は、前中扉間のみが超低床のノンステップバスである。 なお、2004年1月以降に導入されたノンステップバスには、車体の正面・側面・後部リア側「認定 標準仕様ノンステップバス 国土交通省」が表記されたバスの形をした青か緑かピンクのステッカーを貼付している。さらに、2005年度基準を満たしていれば緑色ステッカーのタイヤ部分に「05」が、2015年度の認定要領改正に伴う基準を満たしていればピンク色ステッカーのタイヤ部分に「15」が付く。 ■青色ステッカー:2004 - 2005年度の認定車両 ■緑色ステッカー:2006 - 2014年度の認定車両 ■ピンク色ステッカー:2015年度以降の認定車両
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