ディーゼルサイクルとは? わかりやすく解説

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ディーゼルサイクル

英語 diesel cycle

ディーゼル機関では、圧縮行程空気だけを圧縮し燃料高圧空気中に噴射されるので、燃焼形態オットーサイクルとは異なる。その標準サイクル一定圧力のもとで燃焼する定圧サイクル、またはディーゼルサイクルと呼ばれ、図の1→2は断熱圧縮、2→3は定圧加熱、3→4は断熱膨張、4→1は定容放熱である。ディーゼルサイクルの熱効率には、圧縮比のほかに締切り比(膨張比)が関係し締切り比が大きくなる熱効率低下する。すなわち、圧縮比同一ならディーゼルサイクルはオットーサイクルより熱効率が低いことになる。しかし、実際機関では一般に圧縮比の高いディーゼル機関のほうが火花点火式のガソリンエンジンより熱効率が高い。

ディーゼルサイクル

参照 オットーサイクル定圧サイクル
※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

ディーゼルサイクル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/10 06:23 UTC 版)

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