内燃機関の熱力学サイクル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/10 05:56 UTC 版)
「熱力学サイクル」の記事における「内燃機関の熱力学サイクル」の解説
「内燃機関」も参照 内燃機関の実際の動作は、作業物質自身の燃焼、組成変化、排気の残留、成分の解離・結合、弁の開閉等のために、かなり複雑なものとなる。このため、これを次のように理想化したサイクル(空気標準サイクル)を考える。 動作物質は純粋な空気とする 空気は比熱が一定の(狭義の)理想気体とする 閉じたサイクルを行い、燃焼と排気・吸気に代えて外部熱源との間で熱の授受を行う(外燃式) 変化は全て可逆的に行われるものとする 以下のサイクルは、この仮定に基づいた空気標準サイクルである。 オットーサイクル - 火花点火エンジン サバテサイクル - 高速ディーゼルエンジン ディーゼルサイクル - 低速ディーゼルエンジン アトキンソンサイクル ミラーサイクル ブレイトンサイクル - ガスタービンエンジン エリクソンサイクル
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