ハンス-ヨアヒム・シュトゥック(ドイツ)
ヒルクライムでモータースポーツを始めるが、すぐにツーリングカーレースに転向。1969年、18歳のときにBMWでニュルブルクリンク24時間を制覇。これに注目したフォードが抜擢。J.マスとのコンビでカプリを駆り、72年にはドイツチャンピオンに。73年にはマーチを駆ってヨーロッパF2に出場。74年にタイトルを奪い、ワークス・マーチとともにF1にステップアップを果たした。77年シーズンの序盤にブラバム、そしてシャドー、ATSと移籍し、79年までF1に出場。ベストリザルトは77年のドイツ、オーストリアでの3位。その後はスポーツカーレースに転向、80年代終盤はワークス・ポルシェの一員として86年、87年とルマンに連勝。ツーリングカーでも活躍した。
ハンス=ヨアヒム・スタック
(Hans Joachim Stuck から転送)
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ハンス=ヨアヒム・“シュトリーツェル”・スタック(Hans-Joachim “Striezel” Stuck 、1951年1月1日 - )はドイツ・ガルミッシュ=パルテンキルヒェン出身の元レーシングドライバー。フォーミュラ1に限らず多くのカテゴリーに参戦した。スタックはドイツの名ドライバー、ハンス・スタック(1978年死去)の息子である。スタックが若い頃、父は彼にニュルブルクリンクのドライビングを教え、スタックは1970年のニュルブルクリンク24時間レースを19歳のときに初制覇した。その後1998年と2004年に、BMWで再度ニュルブルクリンク24時間レースを制した。父と同様「ハンス・スタック」とも呼ばれる。姓の「スタック」は英語カナ表記の慣例によるものであり、ドイツ語カナ表記の慣例により「シュトゥック」と表記されることもある。
- 1 ハンス=ヨアヒム・スタックとは
- 2 ハンス=ヨアヒム・スタックの概要
- 3 脚注
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