2014年のFIA 世界耐久選手権
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/31 18:04 UTC 版)
| 2014年のFIA 世界耐久選手権 | |||
| 前年: | 2013 | 翌年: | 2015 | 
 
    
   2014年のFIA 世界耐久選手権は、国際自動車連盟 (FIA) とフランス西部自動車クラブ (ACO) が共同で開催したFIA 世界耐久選手権 (WEC) の第3回大会である。シリーズはACO規定のル・マン・プロトタイプおよびGTのカテゴリでタイトルが争われる。世界選手権はドライバーズタイトルおよびLMP1のマニファクチャラーズタイトルが与えられ、他のカテゴリにはカップおよびトロフィーが与えられる。2014年は4月のイギリス・シルバーストンで開幕し、11月のブラジル・インテルラゴスまで全8戦で争われた。
開催スケジュール
FIA 世界耐久選手権(WEC) の暫定カレンダーは2013年9月30日にFIA世界モータースポーツ協議会で発表された[1]。全8戦全てが2013年に引き続いて開催されることとなったが、その内のいくつかの開催については10月18日にF1のレース日程とかぶらないようにスケジュールが変更された[2]。12月4日に開催スケジュールの為のFIA世界モータースポーツ協議会の会合が開かれた[3]。富士での開催日程が2014年10月2〜4日に行なわれる北米のユナイテッド・スポーツカー選手権(TUSCC)[4]のロードアトランタでの最終戦プチ・ル・マン[5]にぶつからないように、予選日等も含めて2014年10月10〜12日[6]に開催されることになり、インテルラゴスの暫定的な開催日程も承認された。2014年1月31日に再び開催スケジュールを改訂され、インテルラゴスの開催がF1のレース日程とぶつからないように、2014年8月31日から11月30日に変更された[7]。
第4戦のサーキット・オブ・ジ・アメリカズと第7戦のバーレーン・インターナショナル・サーキットの2戦は、夜間の時間帯に終了するナイトレースでの開催となった[8]。
| ラウンド | レース | サーキット | 開催地 | 開催日 | 
|---|---|---|---|---|
| 1 | シルバーストン6時間レース |  シルバーストン・サーキット | イギリス、シルバーストン | 4月20日 | 
| 2 | スパ・フランコルシャン6時間レース |  スパ・フランコルシャン | ベルギー、スパ | 5月3日 | 
| 3 | ル・マン24時間レース |  サルト・サーキット | フランス、ル・マン | 6月14-15日 | 
| 4 | サーキット・オブ・ジ・アメリカズ6時間レース |  サーキット・オブ・ジ・アメリカズ | アメリカ合衆国、テキサス州オースティン | 9月20日 | 
| 5 | 富士6時間レース |  富士スピードウェイ | 日本, 静岡県駿東郡小山町 | 10月12日 | 
| 6 | 上海6時間レース |  上海インターナショナルサーキット | 中国、上海 | 11月2日 | 
| 7 | バーレーン6時間レース |  バーレーン・インターナショナル・サーキット | バーレーン、サヒール | 11月15日 | 
| 8 | サンパウロ6時間レース |  インテルラゴス・サーキット | ブラジル、サンパウロ | 11月30日 | 
レギュレーションの変更
2014年シーズンは、それまでのLMP-1(Le Mans Prototype 1)クラスがLMP-1-Hybrid (LMP1-H)とLMP-1-Light (LMP1-L)に分割された。LMP1-LのLight(軽量)の由来は、LMP1-Hクラスの車両最低車重が870kgなのに対して、LMP1-Lクラスの車両最低車重が850kg(第4戦目以降は800kg[9])と軽量に設定されたことにちなむ[10]。大きな違いは、LMP1-Hクラスに認められているハイブリッドとエネルギー回生システム(ERS)の搭載の有無である[10][11]。また、エネルギー回生システムに関して、2012年と2013年のハイブリッドカーに認められてきた運動エネルギー回生(ERS-K)だけでなく、排気熱を電気エネルギーに変換する熱エネルギー回生(ERS-H)も新たに認められることになった[12]。下記に本シーズンのレギュレーションの大きな変更点となったLMP-1クラスのレギュレーションについて述べる。
- LMP1-H(ハイブリッドカー) 
    - 全長4,650mm(リヤウィング含む)以下、全幅1900mm以下、全高1050mm以下。
- 車両最低車重870kg。
- エンジン気筒数と最大排気量は自由。
- エネルギーの回生・放出は前後輪どちらでも可能、およびターボチャージャーからの熱回生も可能である。
- MGU(モーター・ジェネレーター・ユニット、ERSと同意)は車1台に対し、2基まで搭載できる。(通常はERS-KとERS-Hの併用という搭載方法が想定されるが、キャパシタ方式とフライホイール方式によるERS-Kの2基併用といった搭載方法もできるようになった。)
- 4輪駆動使用可能。それまでの規定である四輪駆動車がコーナーリング後の低速状態から加速で非四輪駆動車に対して著しく有利にならないように、2012・2013年のレギュレーションでは120km/h以上の時に限られるとした前軸でのエネルギーの放出(力行)の制限が撤廃された。ただし、ピットレーン (400m) を補助動力のみで60km/hで走行できなければならないとした規定は残された。
- 燃料タンク最大容量はガソリンエンジン車68.3リットル、ディーゼルエンジン車54.3リットル→54.2リットル。
- タイヤ最大径は28.5インチ、最大幅は16インチ。
- ゼッケンカラー及び順位識別灯[13]は赤■。ハイブリッドカーは白地に「HY」と書かれたゼッケンも着用
 
| パワースペック調整表(2014年シーズン)[14][15] | ||||||
| ERS無し | ERS有り | |||||
| エネルギー回生値 | MJ/Lap | 0 | 2未満 | 4未満 | 6未満 | 8未満 | 
| 出力値 | kw | 0 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 
| 車重 | kg | 850 | 870 | 870 | 870 | 870 | 
| エネルギー量(ガソリン) | MJ/Lap | 157.2 | 147.0 | 143.3 | 139.5 | 138.0 | 
| 最大燃料流量(ガソリン) | kg/h | 100.9 | 94.3 | 91.9 | 89.5 | 88.5 | 
| 最大積載燃料(ガソリン) | リットル | 68.3 | 68.3 | 68.3 | 68.3 | 68.3 | 
| 燃料技術ファクター(AV) | - | 1.074→1.077※ | 1.074→1.077 | 1.074→1.077 | 1.074→1.077 | 1.074→1.077 | 
| 燃料技術ファクター(Pmax) | - | 1.088→1.076※ | 1.088→1.076 | 1.088→1.076 | 1.088→1.076 | 1.088→1.076 | 
| 運動回生エネルギー技術ファクター | - | 1 | 0.987 | 0.987 | 0.987 | 1 | 
| エネルギー量(ディーゼル) | MJ/Lap | 146.4→148.5 | 138.7→138.3 | 135.2→134.8 | 131.7→131.3 | 128.5→128.1 | 
| 最大燃料流量(ディーゼル) | kg/h | 84.6→87.0 | 80.2→81.0 | 78.2→79.0 | 76.1→77.0 | 74.3→75.1 | 
| 最大積載燃料(ディーゼル) | リットル | 54.3→54.2 | 54.3→54.2 | 54.3→54.2 | 54.3→54.2 | 54.3→54.2 | 
※ガソリンエンジン車とディーゼルエンジン車の性能調整の為の値。黄色で色分けされた箇所の値は、2014年ル・マン24時間レース終了後、性能調整の為に変更された。
- LMP1-L(ハイブリッドカー以外)
- LMP2 
    - 全長4650mm(リヤウィング含む)以下、全幅は1900mm以下。
- 最低車重900kg。
- エンジンは量産ベースのみ。ディーゼルエンジンは使用禁止。エンジンの最大排気量・気筒数は自然吸気エンジンでは5000cc8気筒、過給式エンジンは3200cc6気筒まで。
- 4輪駆動禁止。
- 燃料タンク最大容量75リットル。
- タイヤ最大径は28インチ、最大幅は14インチ。
- ゼッケンカラー及び順位識別灯は青■。
 
エントリー
国際自動車連盟(FIA)は、(LMP1-H・LMP1-L・Le Mans Prototype 2 (LMP2)・Le Mans Grand Touring Endurance - Professional (LMGTE Pro)・Le Mans Grand Touring Endurance - Amateur (LMGTE Am)と5つのクラスに分割されたFIA 世界耐久選手権の2014年シーズンにエントリーした31台を公表した。
LMP1-H
アウディは排気量を前年の3.7Lから4.0Lにアップさせたディーゼルハイブリッド車のアウディ・R18 e-tron クワトロでシーズンに臨んだ。カーナンバー1号車にはトム・クリステンセンとロイック・デュバルの2人の前年度タイトル保持者に新たに加入したルーカス・ディ・グラッシが乗り、2号車には2012年のチャンピオンのブノワ・トレルイエ、マルセル・フェスラー、アンドレ・ロッテラーが乗り、第2戦のスパ・フランコルシャン6時間レースと第3戦のル・マン24時間レースのみ3号車を走らせた。トヨタは全く新しいトヨタ・TS040 HYBRIDを投入したが、前2シーズンと同じドライバーで参戦している。TS040 HYBRIDも前年までの車の排気量3.4Lより3.7Lにアップさせている。ポルシェは、参戦中のLMGTE Proの選手権だけでなくトップカテゴリのLMP1-Hにも本シーズンよりポルシェ・919ハイブリッドで参戦することになった。ガソリンハイブリッド車であることはトヨタ・TS040 HYBRIDと同じだが、TS040がNAエンジンなのに対し、919はターボ付きエンジンである違いがある。また、919のみ熱エネルギー回生システム(ERS-H)が付いている[12]。ポルシェのドライバー陣は、これまでポルシェのLMGTE Proクラスで活躍していたワークスドライバーにレベリオン・レーシングから移籍したニール・ジャニといったWEC参戦継続組に前シーズンまでF1ドライバーだったマーク・ウェバーとGP2に参戦していたブレンドン・ハートレイを加えたものになっている。
| 
 | 
 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 車種 | エンジン | エンジン最高出力 | エネルギー回生システム | ERS-Kの最高出力 | エネルギー貯蔵装置 | 1周あたりのエネルギー放出量[24] | 
|---|---|---|---|---|---|---|
| アウディ・R18 e-tron クワトロ | 4L・V6ディーゼルターボ | 395kW/537ps以上(最大トルク800Nm以上) | ERS-Kのみ | フロント170kW/231ps以上 | 電動フライホイール(容量600kJ以上) | 2MJ | 
| トヨタ・TS040 HYBRID | 3.7L・V8ガソリンPFI自然吸気 | 382kW/520ps | ERS-Kのみ | フロントとリヤ合わせて353kW/480ps | キャパシタ | 6MJ | 
| ポルシェ・919ハイブリッド | 2L・V4ガソリン直噴ターボ | 370kW/500ps | ERS-K+ERS-H | フロント184kW/250ps | リチウムイオン電池 | 6MJ | 
LMP1-L
新しいLMP1-Lクラスは、プライベーターがハイブリッドシステムを搭載しなくても参戦できるように設けたカテゴリであり、「LMP1のプライベイタートロフィーL(FIA Endurance Trophy for Private LMP1 Teams)」を2012・13年と2度受賞しているレベリオン・レーシングのようなLMP1クラスで奮闘するプライベーターを脚光に当てるものである。レベリオン・レーシングは、第1戦のシルバーストン6時間レースこそ前年に使用していたローラ・B12/60でもって参戦するが、第2戦のスパ・フランコルシャン6時間レースからオレカに製作を依頼したレベリオン・R-Oneのシャシーにトヨタから提供されたRV8KLMエンジンとのパッケージで参戦した。ポルシェワークスチームに移籍したニール・ジャニに替わって新人のファビオ・ライマーを迎え入れた。ドイツのレーシングチーム、コデワをバックとするロータスがLMP2クラスから昇格して、イギリスのアドヴァンスド・エンジン・リサーチ(AER)社より新しいエンジンの提供を受け、新車ロータス・CLM P1/01を開発して参戦したが、3戦目のル・マン24時間レースまで車を用意できず、4戦目からの参戦となってしまった[25]。
「レギュレーションの変更」節で取り上げているが[16][17][9]、当初想定されていた以上にLMP1-Hクラスとの差が大きかった為、3戦目と4戦目の開催前に2度に渡って最低車両重量を軽くすることでその差の縮小が図られている。
| チーム | 車両 | エンジン | タイヤ | No. | ドライバー | ラウンド | 
|---|---|---|---|---|---|---|
|  ロータス | ロータス・CLM P1/01 | AER P60 ターボ V6 | M | 9 |  ジェームズ・ロシター[26] | 4–5 | 
|  クリストフ・ブシュー[26] | 4–5 | |||||
|  ルーカス・アウアー[27] | 4, 6, 8 | |||||
|  ピエール・カッファー[28] | 5–8 | |||||
|  シモン・トルマー[29] | 7 | |||||
|  ナタナエル・ベルトン[29] | 7 | |||||
|  レベリオン・レーシング | ローラ・B12/60[30] レベリオン・R-One | トヨタ RV8KLM 3.4 L V8 | M | 12 |  ニコラ・プロスト[31] | 全戦 | 
|  ニック・ハイドフェルド[32] | 全戦 | |||||
|  マティアス・ベシェ[32] | 全戦 | |||||
| 13 |  ドミニク・クライハマー[33] | 全戦 | ||||
|  アンドレア・ベリッチ[34] | 全戦 | |||||
|  ファビオ・ライマー[35] | 全戦 | 
LMP2
LMP2クラスは、2013年に発表されていた2014年シーズンのエントリーリストに名を連ねていた9つのチームが、実際の参戦を前にして大幅に激減する結果となった。前年2013年のLMP2のチャンピオンチームであったオーク・レーシングは、2014年のエントリーリストに記載されたエントリー名を「G-ドライブ・レーシング」に変更した[36]。オーク・レーシングはマニュファクチャラー部門であるオンローク・オートモーティブの販売しているモーガン・LMP2のオペレーションに縮小し、その他の運営についてはロシアのG-ドライブ(「G-ドライブ」とはロシアの石油企業のガスプロムのブランド)の関係者が引き継いで、ロシア人ドライバーのロマン・ルシノフにタイトル奪取を全面サポートすることになった。シーズン中盤にはオンローク・オートモーティブが開発したリジェ・JS P2がモーガン・LMP2に替わって使用された。ロシアのレーシングチームであるSMP・レーシングはAFコルセと結び、オレカとタッグを組んでヨーロピアン・ル・マン・シリーズから進出してきた。2013年WECの招待枠を使ってアジアン・ル・マン・シリーズから香港を活動拠点とするKCMGがオレカのシャシーを使ってエントリーした。2012年以来参戦してきたグリーヴス・モータースポーツは本シーズンはWECではなくヨーロピアン・ル・マン・シリーズの舞台に復帰する選択をした。ペコム・レーシングは解散した。デルタ-ADRとファビアン・ジロー(以前はガルフ・レーシング・ミドルイースト)は、ミレミアム・レーシングの名で合併したが、経営破たんで開幕前に2台とも撤退した。ストラッカ・レーシングは前年まで参戦していたLMP1クラスからLMP2にクラス変更して日本のコンストラクターの童夢が製作したLMP2カーのS103で参戦して共に発展することを発表した。しかし、開幕前のテストでS103の問題が発生し、その後もS103に関する様々な問題が起きて、結局1回もレースに出走することもかなわずシーズンは終了した[37][38]。
| チーム | 車両 | エンジン | タイヤ | No. | ドライバー | ラウンド | 
|---|---|---|---|---|---|---|
|  G-ドライブ・レーシング | モーガン・LMP2 リジェ・JS P2 | ニッサン VK45DE 4.5 L V8 | D | 26 |  ロマン・ルシノフ[39] | 全戦 | 
|  オリヴィエ・プラ[39] | 全戦 | |||||
|  ジュリアン・カナル[39] | 全戦 | |||||
|  SMP・レーシング | オレカ・03 オレカ・03R | ニッサン VK45DE 4.5 L V8 | M | 27 |  セルゲイ・ズロービン[40] | 全戦 | 
|  マウリツィオ・メディアニ[40] | 1–2, 4–8 | |||||
|  ニコラ・ミナシアン[40] | 1–2, 4–8 | |||||
|  アントン・ラディギン[41] | 3 | |||||
|  ミカ・サロ[41] | 3 | |||||
| 37 |  キリル・ラディギン[40] | 全戦 | ||||
|  ヴィクトル・シャイタル[40] | 1–2, 4–8 | |||||
|  アントン・ラディギン[40] | 1–2, 4–8 | |||||
|  マウリツィオ・メディアニ[41] | 3 | |||||
|  ニコラ・ミナシアン[41] | 3 | |||||
|  KCMG | オレカ・03 オレカ・03R | ニッサン VK45DE 4.5 L V8 | D | 47 |  マシュー・ハウソン[42] | 全戦 | 
|  リチャード・ブラッドリー[43] | 全戦 | |||||
|  松田次生[44] | 1, 4 | |||||
|  アレキサンドレ・インペラトーリ[45] | 2–3, 5–8 | 
LMGTE Pro
前年の参戦チームの「ポルシェ AG チーム・マンタイ」・「アストンマーティン・レーシング」・「フェラーリ・AFコルセ」はいずれも2台ずつフルシーズン戦える体制を備えていた。AFコルセでは、ジャンカルロ・フィジケラと小林可夢偉の離脱をフォローする為にダヴィデ・リゴンをチーム内部から正ドライバーに昇格させた。なお、AFコルセはLMGTE Amクラスにも参戦している。フレデリック・マコヴィッキィはアストンマーティンからポルシェに移籍した。フェルナンド・レース(2012年のLMGTE Amクラスのチャンピオンチームのラルブル・コンペティションに在籍)は昇格して、世界ツーリングカー選手権(WTCC)チームのバンブー・エンジニアリングに所属していたダリル・オーヤンとアレックス・マクダウォールの2人[46]とチームを組んだ。バンブー・エンジニアリングはアストンマーティン提携してLMGTE Proクラスに参戦する[47]。イギリスのプライベーターのラム・レーシングは2013年のヨーロピアン・ル・マン・シリーズの LMGTEクラスのタイトル獲得後、フェラーリ車を使用してLMGTE Amクラスと2クラス合わせて本シーズンより参入し、LMGTE Proクラスのドライバーとしてマット・グリフィンとアルヴァロ・パレンテを擁して戦っていたが、ル・マン24時間レースの後にWECシリーズを撤退した。
| チーム | 車両 | エンジン | タイヤ | No. | ドライバー | ラウンド | 
|---|---|---|---|---|---|---|
|  AFコルセ | フェラーリ・458イタリア・GT2 | フェラーリ 4.5 L V8 | M | 51 |  ジャンマリア・ブルーニ[48] | 全戦 | 
|  トニ・バイランダー[48] | 全戦 | |||||
|  ジャンカルロ・フィジケラ[49] | 3 | |||||
| 71 |  ダヴィデ・リゴン[48] | 全戦 | ||||
|  ジェームス・カラド[50] | 1–2, 4–8 | |||||
|  オリビエ・ベレッタ[49] | 3 | |||||
|  ピエール・カッファー[51] | 3 | |||||
|  ラム・レーシング | フェラーリ・458イタリア・GT2 | フェラーリ 4.5 L V8 | M | 52 |  マット・グリフィン[52] | 1, 3 | 
|  アルヴァロ・パレンテ[53] | 1, 3 | |||||
|  フェデリコ・レオ[54] | 3 | |||||
|  ポルシェ AG チーム・マンタイ | ポルシェ・911 RSR | ポルシェ 4.0 L フラット6 | M | 91 |  ヨルグ・ベルグマイスター[44] | 全戦 | 
|  パトリック・ピレ[42] | 1–3 | |||||
|  ニック・タンディ[44] | 1, 3–4 | |||||
|  リヒャルト・リーツ[55] | 5–8 | |||||
| 92 |  フレデリック・マコヴィッキィ[56] | 全戦 | ||||
|  マルコ・ホルツァー[42] | 1–3 | |||||
|  リヒャルト・リーツ[44] | 1, 3 | |||||
|  パトリック・ピレ[55] | 4–8 | |||||
|  アストンマーティン・レーシング | アストンマーティン・ヴァンテージ GTE | アストンマーティン 4.5 L V8 | M | 97 |  ダレン・ターナー[42] | 全戦 | 
|  シュテファン・ミュッケ[42] | 全戦 | |||||
|  ブルーノ・セナ[57] | 2–3 | |||||
| 99 |  アレックス・マクダウォール[58] | 全戦 | ||||
|  フェルナンド・レース[58] | 全戦 | |||||
|  ダリル・オーヤン[58] | 1–6, 8 | |||||
|  アブドゥルアズィーズ・ビン・トゥルキー・アール・サウード[59] | 7 | 
LMGTE Am
前年のLMGTE Amクラスの覇者8スター・モータースポーツは、パオロ・ルベルティとジャンルカ・ロダをオーナーのエンツォ・ポトリッチオのパートナードライバーとしてプロトン・コンペティションより引き抜いた。ラム・レーシングのLMGTE Amチームもまたル・マン24時間レースの後にWECシリーズを撤退した。AFコルセと8スター・モータースポーツ、ラム・レーシングの3チームがフェラーリ・458イタリア・GT2を使用している。
プロトン・コンペティションは、使用するポルシェ・911を新しい2013年仕様のポルシェ・911・RSRにモデルチェンジし。新規参入のプロスピード・コンペティションも同モデルを使用することになった。前年チームランキング2位だったアストンマーティン・レーシングも2台での参戦体制を維持した。「Ruby on Rails」の作者で有名なプログラマーのデイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソンはその内の1台をオール(全/All)デンマーク人組とした。
クローン・レーシングは本シーズンは参戦せず、ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(アメリカン・ル・マン・シリーズの後身のシリーズ)に参戦している。一方、IMSA・パフォーマンス・マットムートはヨーロピアン・ル・マン・シリーズへ参戦している。また、2012年のLMGTE Amの覇者ラルブル・コンペティションもヨーロピアン・ル・マン・シリーズのLMP2クラスに参戦する。ラルブル・コンペティションはル・マン24時間レースのようなWECのレースに参戦しようとしていたが、後にその計画はとん挫した。
| チーム | 車両 | エンジン | タイヤ | No. | ドライバー | ラウンド | 
|---|---|---|---|---|---|---|
|  ラム・レーシング[60] | フェラーリ・458イタリア・GT2 | フェラーリ 4.5 L V8 | M | 53 |  ジョニー・モウレム[52] | 1, 3 | 
|  ベン・コリンズ[52] | 1 | |||||
|  マーク・パターソン[52] | 1, 3 | |||||
|  アーチー・ハミルトン[41] | 3 | |||||
|  AFコルセ | フェラーリ・458イタリア・GT2 | フェラーリ 4.5 L V8 | M | 60 |  ピーター・アシュリー・マン[57] | 2–3 | 
|  ラファエル・ジャンマリア[57] | 2–3 | |||||
|  ロレンツォ・カーゼ[57] | 2–3 | |||||
| 61 |  ルイス・ペレス・コンパンク[42] | 1–4 | ||||
|  マルコ・チョッチ[44] | 1–4 | |||||
|  ミルコ・ヴェントゥリ[44] | 1–4 | |||||
|  ブレット・カーティス[61] | 5 | |||||
|  マイク・スキーン[61] | 5 | |||||
|  ジェロエン・ブリークモレン[61] | 5 | |||||
|  アレクサンデル・タルカニッツァ[29] | 7 | |||||
|  ジェフ・シーガル[29] | 7–8 | |||||
|  アレッサンドロ・ピエール・グイディ[29] | 7–8 | |||||
|  エマーソン・フィッティパルディ[62] | 8 | |||||
| 62 |  ヤニック・マレゴル[41] | 3 | ||||
|  ジャン=マルク・バシェリエ[41] | 3 | |||||
|  ハワード・ブランク[41] | 3 | |||||
| 81 |  ステファン・ワイアット[42] | 1–5, 7–8 | ||||
|  ミケーレ・ルゴロ[44] | 1–5, 7–8 | |||||
|  サム・バード[63] | 1, 3 | |||||
|  アンドレア・ベルトリーニ[57] | 2, 4–5, 7–8 | |||||
|  プロスピード・コンペティション | ポルシェ・911・GT3・RSR ポルシェ・911 RSR | ポルシェ 4.0 L フラット6 | M | 75 |  フランソワ・ペロード[64] | 全戦 | 
|  エマニュエル・コラール[64] | 全戦 | |||||
|  マテュー・ヴァクシヴィエール[64] | 1–2, 4–8 | |||||
|  マルクス・パルターラ[65] | 3 | |||||
|  プロトン・コンペティション | ポルシェ・911 RSR | ポルシェ 4.0 L フラット6 | M | 88 |  クリスティアン・リート[42] | 全戦 | 
|  ハレード・アル・クバイスィ[44] | 全戦 | |||||
|  クラウス・バフラー[44] | 1–5, 7–8 | |||||
|  ヴォルフ・ヘンツラー[66] | 6 | |||||
|  8スター・モータースポーツ | フェラーリ・458イタリア・GT2 | フェラーリ 4.5 L V8 | M | 90 |  ジャンルカ・ロダ[67] | 全戦 | 
|  パオロ・ルベルティ[67] | 全戦 | |||||
|  エンツォ・ポトリッチオ[67] | 1–2 | |||||
|  フランキー・マンテカルヴォ[41] | 3 | |||||
|  ジェフ・シーガル[21] | 4–5 | |||||
|  マッテオ・クレッソーニ[66] | 6–8 | |||||
|  アストンマーティン・レーシング | アストンマーティン・ヴァンテージ・GTE | アストンマーティン 4.5 L V8 | M | 95 |  デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン[68] | 全戦 | 
|  クリスティアン・ポウルセン[42] | 全戦 | |||||
|  ニッキー・ティーム[58] | 1, 3, 5, 7–8 | |||||
|  リッチー・ステイナウェイ[57] | 2, 4, 6 | |||||
| 98 |  ポール・ダラ・ラナ[42] | 全戦 | ||||
|  ペドロ・ラミー[44] | 全戦 | |||||
|  クリストフェル・ニギャルド[44] | 全戦 | 
結果およびランキング
レース結果
世界耐久選手権にエントリーした上位ドライバーを以下に記載する。選手権ドライバーよりも上位でフィニッシュした招待エントリードライバーは個々のレースの項目を参照のこと。
選手権ポイントを獲得するには優勝者の走行距離の70%以上を走行しなければならない。各カテゴリーのポールポジション獲得ドライバーおよびチームにはボーナスポイント1が与えられる。ル・マン24時間レースでは全てのポイントが2倍になる。更に、一つのレースが成立する為には、最低でもグリーンフラッグでドライバー同士が争うことの出来る状況下が完全に3周以上にわたってなければならない。
| ポイントシステム[69] | |||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 | その他 | 
| ポイント | 25 | 18 | 15 | 12 | 10 | 8 | 6 | 4 | 2 | 1 | 0.5 | 
ドライバーズ・ランキング
2014年シーズンはドライバーに5つのタイトルが与えられる。世界選手権タイトルはLMP1とLMP2に与えられる。世界耐久カップはLMGTEに与えられる。3つのFIA耐久トロフィーはLMP1-LとLMP2とLMGTE Amに与えられる。
ドライバーズ選手権
アンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミがバーレーン6時間レースでドライバーズタイトルを獲得した[70]。
| 
 | 
 太字 - ポールポジション | 
GTクラスのドライバーズ世界耐久カップ
| 順位 | ドライバー | チーム | SIL   | SPA   | LMS   | COA   | FUJ   | SHA   | BHR   | SAO   | ポイント | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 |  ジャンマリア・ブルーニ |  AFコルセ | 4 | 1 | 1 | 3 | 1 | Ret | 1 | 4 | 168 | 
| 1 |  トニ・バイランダー |  AFコルセ | 4 | 1 | 1 | 3 | 1 | Ret | 1 | 4 | 168 | 
| 2 |  フレデリック・マコヴィッキィ |  ポルシェ AG チーム・マンタイ | 1 | 9 | 2 | 2 | 11 | 1 | 5 | 2 | 134.5 | 
| 3 |  リヒャルト・リーツ |  ポルシェ AG チーム・マンタイ | 1 | 2 | 4 | 2 | 4 | 6 | 111 | ||
| 4 |  パトリック・ピレ |  ポルシェ AG チーム・マンタイ | 2 | 2 | 11 | 2 | 11 | 1 | 5 | 2 | 108.5 | 
| 5 |  ダレン・ターナー |  アストンマーティン・レーシング | 3 | 4 | 10 | 1 | 9 | Ret | 2 | 1 | 102 | 
| 5 |  シュテファン・ミュッケ |  アストンマーティン・レーシング | 3 | 4 | 10 | 1 | 9 | Ret | 2 | 1 | 102 | 
| 6 |  ヨルグ・ベルグマイスター |  ポルシェ AG チーム・マンタイ | 2 | 2 | 11 | 4 | 4 | 2 | 4 | 6 | 99 | 
| 7 |  ダヴィデ・リゴン |  AFコルセ | 5 | 3 | Ret | 7 | 2 | 3 | 3 | 3 | 94 | 
| 7 |  ジェームス・カラド |  AFコルセ | 5 | 3 | WD | 7 | 2 | 3 | 3 | 3 | 94 | 
| 8 |  クリスティアン・ポウルセン |  アストンマーティン・レーシング | 8 | 7 | 3 | 6 | 5 | 6 | 6 | 8 | 78 | 
| 8 |  デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン |  アストンマーティン・レーシング | 8 | 7 | 3 | 6 | 5 | 6 | 6 | 8 | 78 | 
| 9 |  マルコ・ホルツァー |  ポルシェ AG チーム・マンタイ | 1 | 9 | 2 | 63 | |||||
| 10 |  ニッキー・ティーム |  アストンマーティン・レーシング | 8 | 3 | 5 | 6 | 8 | 56 | |||
| 11 |  クリストフェル・ニギャルド |  アストンマーティン・レーシング | 9 | 8 | 7 | 5 | 6 | 5 | 8 | 7 | 56 | 
| 11 |  ペドロ・ラミー |  アストンマーティン・レーシング | 9 | 8 | 7 | 5 | 6 | 5 | 8 | 7 | 56 | 
| 11 |  ポール・ダラ・ラナ |  アストンマーティン・レーシング | 9 | 8 | 7 | 5 | 6 | 5 | 8 | 7 | 56 | 
| 12 |  アレックス・マクダウォール |  アストンマーティン・レーシング | 7 | 5 | WD | 10 | 3 | 4 | 12 | 5 | 55.5 | 
| 12 |  フェルナンド・レース |  アストンマーティン・レーシング | 7 | 5 | WD | 10 | 3 | 4 | 12 | 5 | 55.5 | 
| 順位 | ドライバー | チーム | SIL   | SPA   | LMS   | COA   | FUJ   | SHA   | BHR   | SAO   | ポイント | 
LMP1プライベーターチームに所属するドライバーズトロフィー
| 順位 | ドライバー | チーム | SIL   | SPA   | LMS   | COA   | FUJ   | SHA   | BHR   | SAO   | ポイント | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 |  マティアス・ベシェ |  レベリオン・レーシング | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 1 | 2 | 2 | 204 | 
| 1 |  ニコラ・プロスト |  レベリオン・レーシング | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 1 | 2 | 2 | 204 | 
| 1 |  ニック・ハイドフェルド |  レベリオン・レーシング | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 1 | 2 | 2 | 204 | 
| 2 |  アンドレア・ベリッチ |  レベリオン・レーシング | Ret | Ret | Ret | Ret | 1 | 2 | 1 | 1 | 93 | 
| 2 |  ドミニク・クライハマー |  レベリオン・レーシング | Ret | Ret | Ret | Ret | 1 | 2 | 1 | 1 | 93 | 
| 2 |  ファビオ・ライマー |  レベリオン・レーシング | Ret | Ret | Ret | Ret | 1 | 2 | 1 | 1 | 93 | 
| 3 |  ルーカス・アウアー |  ロータス | 2 | 3 | Ret | 33 | |||||
| 4 |  クリストフ・ブシュー |  ロータス | 2 | Ret | 18 | ||||||
| 4 |  ジェームズ・ロシター |  ロータス | 2 | Ret | 18 | ||||||
| 5 |  ジェームズ・ロシター |  ロータス | Ret | 3 | Ret | Ret | 15 | 
LMP2耐久ドライバーズトロフィー
| 順位 | ドライバー | チーム | SIL   | SPA   | LMS   | COA   | FUJ   | SHA   | BHR   | SAO   | ポイント | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 |  セルゲイ・ズロービン |  SMP・レーシング | 3 | 4 | 1 | 2 | 3 | 2 | Ret | 2 | 146 | 
| 2 |  オリヴィエ・プラ |  G-ドライブ・レーシング | 1 | 1 | Ret | 3 | 1 | 1 | 3 | Ret | 137 | 
| 2 |  ジュリアン・カナル |  G-ドライブ・レーシング | 1 | 1 | Ret | 3 | 1 | 1 | 3 | Ret | 137 | 
| 2 |  ロマン・ルシノフ |  G-ドライブ・レーシング | 1 | 1 | Ret | 3 | 1 | 1 | 3 | Ret | 137 | 
| 3 |  マシュー・ハウソン |  KCMG | 2 | 2 | Ret | 1 | 2 | Ret | 1 | 1 | 130 | 
| 3 |  リチャード・ブラッドリー |  KCMG | 2 | 2 | Ret | 1 | 2 | Ret | 1 | 1 | 130 | 
| 4 |  アントン・ラディギン |  SMP・レーシング | Ret | 3 | 1 | Ret | 4 | 3 | 2 | Ret | 110 | 
| 5 |  ニコラ・ミナシアン |  SMP・レーシング | 3 | 4 | Ret | 2 | 3 | 2 | Ret | 2 | 96 | 
| 5 |  マウリツィオ・メディアニ |  SMP・レーシング | 3 | 4 | Ret | 2 | 3 | 2 | Ret | 2 | 96 | 
| 6 |  アレキサンドレ・インペラトーリ |  KCMG | 2 | Ret | 2 | Ret | 1 | 1 | 87 | ||
| 7 |  キリル・ラディギン |  SMP・レーシング | Ret | 3 | Ret | Ret | 4 | 3 | 2 | Ret | 60 | 
| 7 |  ヴィクトル・シャイタル |  SMP・レーシング | Ret | 3 | Ret | 4 | 3 | 2 | Ret | 60 | 
LMGTE Am耐久ドライバーズトロフィー
| 順位 | ドライバー | チーム | SIL   | SPA   | LMS   | COA   | FUJ   | SHA   | BHR   | SAO   | ポイント | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 |  クリスティアン・ポウルセン |  アストンマーティン・レーシング | 1 | 2 | 1 | 2 | 1 | 2 | 1 | 2 | 198 | 
| 1 |  デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン |  アストンマーティン・レーシング | 1 | 2 | 1 | 2 | 1 | 2 | 1 | 2 | 198 | 
| 2 |  クリストフェル・ニギャルド |  アストンマーティン・レーシング | 2 | 3 | 5 | 1 | 2 | 1 | 3 | 1 | 164 | 
| 2 |  ペドロ・ラミー |  アストンマーティン・レーシング | 2 | 3 | 5 | 1 | 2 | 1 | 3 | 1 | 164 | 
| 2 |  ポール・ダラ・ラナ |  アストンマーティン・レーシング | 2 | 3 | 5 | 1 | 2 | 1 | 3 | 1 | 164 | 
| 3 |  ニッキー・ティーム |  アストンマーティン・レーシング | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 144 | |||
| 4 |  クリスティアン・リート |  プロトン・コンペティション | 4 | 4 | 2 | 3 | 4 | 5 | 4 | 4 | 121 | 
| 4 |  ハレード・アル・クバイスィ |  プロトン・コンペティション | 4 | 4 | 2 | 3 | 4 | 5 | 4 | 4 | 121 | 
| 5 |  クラウス・バフラー |  プロトン・コンペティション | 4 | 4 | 2 | 3 | 4 | 4 | 4 | 111 | |
| 6 |  ルイス・ペレス・コンパンク |  AFコルセ | 6 | 1 | 3 | 4 | 76 | ||||
| 6 |  マルコ・チョッチ |  AFコルセ | 6 | 1 | 3 | 4 | 76 | ||||
| 6 |  ミルコ・ヴェントゥリ |  AFコルセ | 6 | 1 | 3 | 4 | 76 | ||||
| 7 |  ステファン・ワイアット |  AFコルセ | 3 | 5 | Ret | 6 | Ret | 2 | 3 | 68 | |
| 7 |  ミケーレ・ルゴロ |  AFコルセ | 3 | 5 | Ret | 6 | Ret | 2 | 3 | 68 | 
マニュファクチャラーズ・ランキング
2つのマニュファクチャラーズタイトルがスポーツプロトタイプおよびGTに与えられる。世界選手権タイトルはLMP1に与えられ、各レースにおいて各マニュファクチャラー最上位の車両にのみポイントが与えられる。世界耐久カップはLMGTE ProとLMGTE Amに与えられ、各レースにおいて各マニュファクチャラー上位2台にポイントが与えられる[69]。
マニュファクチャラーズ選手権
| 順位 | マニファクチャラー | SIL   | SPA   | LMS   | COA   | FUJ   | SHA   | BHR   | SAO   | ポイント | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 |  トヨタ | 1 | 1 | 3 | 3 | 1 | 1 | 1 | 2 | 289 | 
| 2 | 3 | Ret | 6 | 2 | 2 | 6 | 4 | |||
| 2 |  アウディ | Ret | 2 | 1 | 1 | 5 | 4 | 4 | 3 | 244 | 
| Ret | 5 | 2 | 2 | 6 | 5 | 5 | 5 | |||
| 3 |  ポルシェ | 3 | 4 | 4 | 4 | 3 | 3 | 2 | 1 | 193 | 
| Ret | 6 | NC | 5 | 4 | 6 | 3 | Ret | 
GTクラスのマニュファクチャラーズ世界耐久カップ
| 順位 | マニファクチャラー | SIL   | SPA   | LMS   | COA   | FUJ   | SHA   | BHR   | SAO   | ポイント | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 |  フェラーリ | 4 | 1 | 1 | 3 | 1 | 3 | 1 | 3 | 288 | 
| 5 | 3 | 5 | 7 | 2 | 7 | 3 | 4 | |||
| 2 |  ポルシェ | 1 | 2 | 2 | 2 | 4 | 1 | 4 | 2 | 262 | 
| 2 | 9 | 4 | 4 | 7 | 2 | 5 | 6 | |||
| 3 |  アストンマーティン | 3 | 4 | 3 | 1 | 3 | 4 | 2 | 1 | 232 | 
| 7 | 5 | 7 | 5 | 5 | 5 | 6 | 5 | 
チームズ・ランキング
LMP1-Hクラスを除くカテゴリーに属するそれぞれのチームは該当クラスでのFIA耐久トロフィーを争う資格がある。チーム内で同じ使用車種を使い参戦していても、車ごとに分けてポイントを計算し、その獲得したポイントの合計を以って争う。
LMP1プライベーターチームズトロフィー
| 順位 | 車両 | チーム | SIL   | SPA   | LMS   | COA   | FUJ   | SHA   | BHR   | SAO   | ポイント | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 12 |  レベリオン・レーシング | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 1 | 2 | 2 | 204 | 
| 2 | 13 |  レベリオン・レーシング | Ret | Ret | Ret | Ret | 1 | 2 | 1 | 1 | 93 | 
| 3 | 9 |  ロータス | 2 | Ret | 3 | Ret | Ret | 33 | 
LMP2チームズトロフィー
| 順位 | 車両 | チーム | SIL   | SPA   | LMS   | COA   | FUJ   | SHA   | BHR   | SAO   | ポイント | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 27 |  SMP・レーシング | 3 | 4 | 1 | 2 | 3 | 2 | Ret | 2 | 146 | 
| 2 | 26 |  G-ドライブ・レーシング | 1 | 1 | Ret | 3 | 1 | 1 | 3 | Ret | 137 | 
| 3 | 47 |  KCMG | 2 | 2 | Ret | 1 | 2 | Ret | 1 | 1 | 130 | 
| 4 | 37 |  SMP・レーシング | Ret | 3 | Ret | Ret | 4 | 3 | 2 | Ret | 60 | 
LMGTE Proチームズトロフィー
| 順位 | 車両 | チーム | SIL   | SPA   | LMS   | COA   | FUJ   | SHA   | BHR   | SAO   | ポイント | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 51 |  AFコルセ | 4 | 1 | 1 | 3 | 1 | Ret | 1 | 4 | 168 | 
| 2 | 92 |  ポルシェ AG チーム・マンタイ | 1 | 6 | 2 | 2 | 6 | 1 | 5 | 2 | 148 | 
| 3 | 97 |  アストンマーティン・レーシング | 3 | 4 | 3 | 1 | 5 | Ret | 2 | 1 | 138 | 
| 4 | 91 |  ポルシェ AG チーム・マンタイ | 2 | 2 | 4 | 4 | 4 | 2 | 4 | 6 | 122 | 
| 5 | 71 |  AFコルセ | 5 | 3 | Ret | 5 | 2 | 3 | 3 | 3 | 98 | 
| 6 | 99 |  アストンマーティン・レーシング | 7 | 5 | WD | 6 | 3 | 4 | 6 | 5 | 70 | 
| 7 | 52 |  ラム・レーシング | 6 | Ret | 8 | 
LMGTE Amチームズトロフィー
| 順位 | 車両 | チーム | SIL   | SPA   | LMS   | COA   | FUJ   | SHA   | BHR   | SAO   | ポイント | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 95 |  アストンマーティン・レーシング | 1 | 2 | 1 | 2 | 1 | 2 | 1 | 2 | 198 | 
| 2 | 98 |  アストンマーティン・レーシング | 2 | 3 | 5 | 1 | 2 | 1 | 3 | 1 | 164 | 
| 3 | 88 |  プロトン・コンペティション | 4 | 4 | 2 | 3 | 4 | 5 | 4 | 4 | 121 | 
| 4 | 61 |  AFコルセ | 6 | 1 | 3 | 4 | 5 | 6 | 6 | 102 | |
| 5 | 81 |  AFコルセ | 3 | 5 | Ret | 6 | Ret | 2 | 3 | 68 | |
| 6 | 90 |  8スター・モータースポーツ | Ret | 7 | 4 | 5 | Ret | 3 | 5 | Ret | 65 | 
| 7 | 75 |  プロスピード・コンペティション | Ret | 6 | Ret | 7 | 3 | 4 | 7 | 5 | 58 | 
| 8 | 53 |  ラム・レーシング | 5 | 6 | 26 | 
LMP1-Hクラスにおける3大ワークスの争い
2012年・2013年シーズンにおけるアウディvsトヨタの2大ワークス対決の構図の中に、かつてル・マン24時間レースで歴代最多の16勝を挙げるなどして「耐久王」と称されたポルシェが本シーズンより参戦したことにより、大きな注目を集めた[71]。特に前年までF1を走って通算9勝を挙げたマーク・ウェバーがポルシェチームに所属してWECに参戦したことは話題を呼び、WECの人気を大いに高める結果となった[72]。
- 開幕戦のシルバーストン6時間レース
- 
    - 予選で各参加車両の2名のドライバーがタイムアタックを行い、両名のベスト2周、つまり計4周分のラップタイムの平均によって予選順位をつけてスターティンググリッドを決定する。トヨタ・TS040 HYBRIDの7号車に乗る中嶋一貴が各車2人目のタイムアタッカーの中では最速の1分42秒509をマークした結果、同車の予選平均タイムはトップとなり、7号車がポールポジションを獲得[73][74]。決勝レースは時折強まる雨が降り続き、最後はチェッカーまで残り40分というところでセーフティカーが導入され、赤旗が提示されてレースは終了する結果となった[73]。めまぐるしく変わる天候に各車とも翻弄される中、同じトヨタ・TS040 HYBRIDを駆る8号車のアンソニー・デビッドソン/セバスチャン・ブエミ/ニコラ・ラピエール組が予選5位から優勝した[75][73]。2位には7号車が入り、トヨタは出走車2台による1-2フィニッシュを決める。3位にはデビュー戦のポルシェ・919ハイブリッドの20号車が入っている。20号車に乗るマーク・ウェバーは初戦にして表彰台に上った。なお、アウディのアウディ・R18 e-tron クアトロは2台ともリタイアとなった[76]。
 
- 第2戦のスパ・フランコルシャン6時間レース
- 第3戦のル・マン24時間レース
- 
    - トヨタ7号車の中嶋一貴が従来の予選コースレコードを更新する3分21秒789を叩き出して、日本人ドライバーとして初めてル・マン24時間レースでのポールポジションを獲得した[78][79]。決勝レースは、トップを独走していたトヨタ7号車が、スタートから14時間になろうというところで電気系のトラブルによりリタイアする[80]。替わってトップとなったアウディ2号車はターボエンジンのトラブルでピットストップ、アウディ1号車がトップに立つ。しかしアウディ1号車もターボエンジンのトラブルが発生して交換作業に追い込まれ[81]、ポルシェ20号車がトップとなるが、タイヤ交換の間にアウディ2号車にトップの座を奪い返される。その後もトップを追いかけるポルシェ20号車だったが、エンジンにトラブルが発生して痛恨のリタイアとなり[82]、アウディ2号車と1号車による1-2フィニッシュで幕を閉じた。3位にはトヨタ8号車が入っている。
 
- 第4戦のサーキット・オブ・ジ・アメリカズ6時間レース
- 
    - 予選では、トヨタ8号車に乗る3人の内、デビッドソンとブエミの2人がタイムアタックを担当し、ライバルに1秒以上の大差をつけてポールポジションを獲得する[83]。決勝レースは、スタートから約1時間30分というタイミングで激しい雷雨に見舞われ、トヨタ8号車に乗るラピエールはコースオフ後にグラベルに捕まり脱出できなくなってしまった[84][85]。約1時間の中断の後、8号車は4位、7号車は7位で、共に周回遅れとして再スタートを切った。8号車のブエミは、ファーステストラップをマークする走りで追い上げるも3位で終わった。レースは、アウディ2号車がリードし、アウディ1号車とポルシェ14号車が2番手争いをするが、ポルシェ14号車は4位に脱落、第3戦と同じくアウディ2号車と1号車が1-2フィニッシュを決めた。3位にトヨタ8号車が入り、奇しくも表彰台の順位はル・マンと同じになった。
 
- 第5戦の富士6時間レース
- 第6戦の上海6時間レース
- 
    - 予選では、ポルシェ14号車はロマン・デュマとニール・ジャニが担当して1分48秒300という2人のドライバーの平均タイムを出すと、トヨタ8号車もデビッドソンとブエミも全く同タイムを出した[89]。同タイムの場合、先にベストタイムを記録した方を上位とする為、ポルシェ14号車がポールポジションを獲得した。決勝レースは、レース序盤にセーフティカーが導入されたタイミングで給油の為のピットストップに入ったトヨタ車2台が、ピットストップせずに先行したポルシェ・アウディ勢を追いかける展開であり、これも早々とアウディ勢をかわし、ポルシェ勢はルーティンのピットストップの間にトップに入れ替わることに成功し、レース前半で早くもトヨタの1-2体制が築かれることとなった。結局、トヨタ8号車と7号車の1-2フィニッシュとなり、3位にはポルシェ14号車が入った。
 
- 第7戦のバーレーン6時間レース
- 
    - トヨタ8号車のデビッドソンとブエミはドライバーズランキング首位であり、ここバーレーンで5位以内に入れば、仮にライバルのアウディ2号車が優勝してもタイトルを自力で獲得できる状態で臨んだレースである[90][70]。予選では、タイムアタックを重視し、ソフトコンパウンドのタイヤを履いた14号車が、ロマン・デュマとニール・ジャニのコンビによるタイムアタックでポールポジションを獲得する[91]。決勝レースは、決勝重視用のミディアムコンパウンドを履いたトヨタ8号車がトップを奪い、やがてトヨタ8号車と7号車の1-2体制となるが、8号車のオルタネーターが破損し、約30分をかけるオルタネーターの交換を強いられることになってしまう。結局、優勝はトヨタ7号車で2位にポルシェ14号車、3位にポルシェ20号車が入った。アウディ2号車は4位、1号車は5位に留まった。トヨタ8号車は総合13位/LMP1クラス8位でフィニッシュし、この結果、アンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミの2人のドライバーズタイトル戴冠が決まった。
 
- 最終戦のサンパウロ6時間レース
- 
    - 予選は、マーク・ウェバーとティモ・ベルンハルトの2人がタイムアタックしたポルシェ20号車がポールポジションを獲得する[92]。2番手にもポルシェ14号車が入り、ポルシェ勢がフロント・ローを独占した。決勝レースは、ポルシェ20号車がトップを快走し、2番手にトヨタ8号車が入り追いかける展開も、ポルシェ20号車が原因不明のエンジン出力低下で後退、以後はポルシェ14号車とトヨタ8号車による争いとなった。ポルシェ14号車は最後のピットストップで停車時間の短縮を図るためにタイヤ交換を行なわず、トヨタ8号車は新品のタイヤに履き替えた為、ピットストップ短縮で前に出たポルシェ14号車を新品タイヤで全力で追いかけるトヨタ8号車の展開となったが、マーク・ウェバーが乗るポルシェ20号車とマッテオ・クレッソーニが乗るLMGTE Amクラスのフェラーリ・458イタリア・GT2の90号車が交錯して20号車がコンクリートウォールに激突して大破する事故が発生。このアクシデントの処理の為にセーフティカーが導入され、そのままレースが終了。14号車によるポルシェの初優勝が決まった。2位にはトヨタ8号車が入り、トヨタのマニュファクチャラーズタイトル獲得を決めた。3位にはアウディ1号車が入っている。なお、このサンパウロ6時間レースはアウディ・スポーツチーム ヨーストのドライバーのトム・クリステンセンの引退レースともなった。
 
脚注
- ^ Watkins, Gary. “WEC retains same venues for 2014”. racer.com. 2013年9月20日閲覧。
- ^ Carter, Jeff. “Revisions to 2014 FIA WEC calendar announced”. fiawec.com. 2013年10月18日閲覧。
- ^ “World Motor Sport Council”. fia.com. 2013年12月4日閲覧。
- ^ “Past Events”. imsa.com. 2014年12月4日閲覧。
- ^ “ALMS:Rd.10(最終戦)ロードアトランタ(プチルマン) レース結果”. pp.cocolog-nifty.com. 2014年12月4日閲覧。
- ^ “WECの2014年暫定カレンダー発表。来季も全8戦”. as-web.jp (2013年9月21日). 2014年12月4日閲覧。
- ^ Dagys, John. “Sao Paulo Moved to Season Finale, COTA Confirmed”. Sportscar365.com. John Dagys Media, LLC.. 2014年1月31日閲覧。
- ^ Dagys, John (2014年2月23日). “COTA, Bahrain Confirmed as Night Races”. Sportscar365. 2014年4月6日閲覧。
- ^ a b c d “救済処置?(^^;”. みんカラ (2014年8月3日). 2014年12月5日閲覧。
- ^ a b “CLASSES”. 国際自動車連盟(FIA). 2014年12月4日閲覧。
- ^ “WEC、14年のフルエントリー発表。LMP1に9台参戦”. as-web.jp (2014年2月14日). 2014年12月4日閲覧。
- ^ a b “サルトに最適化。ポルシェ919パワーユニット解説”. as-web.jp (2014年5月27日). 2014年12月4日閲覧。
- ^ a b 車体の左右側面に3つのLEDランプがあり、その点灯数で各クラスの順位を識別する。クラス別に色分けされている。クラス1位は1つ点灯、2位は2つ点灯、3位は3つ点灯。4位以下は点灯なし。
- ^ http://www.fia.com/sites/default/files/regulation/file/LMP1%20%2814-15%29_11%2004%202014.pdf
- ^ http://www.fia.com/sites/default/files/regulation/file/LMP1%20%2814-15%29_12.09.2014.pdf
- ^ a b “2014 Le Mans 24-Hours”. bimmerfest.com (2014年6月11日). 2014年12月5日閲覧。
- ^ a b “Le Mans – Rebellion s'allège pour les 24 Heures”. autohebdo (2014年6月9日). 2014年12月5日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i Watkins, Gary (2014年2月3日). “Lucas di Grassi takes Allan McNish's seat at Audi for 2014 WEC”. オートスポーツ. Haymarket Press. 2014年2月4日閲覧。
- ^ Watkins, Gary (2014年6月11日). “Loic Duval ruled out of Le Mans 24 Hours after crash in practice”. オートスポーツ. Haymarket Press. 2014年6月12日閲覧。
- ^ a b c d e f “Hybrid at the heart of Toyota Racing in 2014”. Endurance-Info (2014年1月30日). 2014年2月3日閲覧。
- ^ a b “2014 FIA World Endurance Championship - 6 Hours of Circuit of the Americas - Provisional Entry List” (PDF). 国際自動車連盟(FIA) (2014年8月12日). 2014年8月12日閲覧。
- ^ a b c d e f Watkins, Gary (2014年1月23日). “Webber to share Porsche 919 with Bernhard and Hartley”. オートスポーツ. Haymarket Press. 2014年2月3日閲覧。
- ^ “WEC LMP1-Hに参戦するトヨタ/アウディ/ポルシェの比較 (モータースポーツ)”. bimmerfest.com (2014年6月11日). 2014年12月5日閲覧。
- ^ この場合の1周あたりの1周とは、1周13.629kmのサルトサーキットを指している。世良耕太 (2014年4月29日). “ロードラッグ仕様のアウディR18 e-tronクワトロ2014など”. So-net. 2014年12月5日閲覧。
- ^ Dagys, John (2014年5月20日). “Millennium Racing Replaces Lotus for Le Mans”. Sportscar365. 2014年5月20日閲覧。
- ^ a b DiZinno, Tony (2014年6月12日). “Lotus T129 Revealed in Le Mans”. Sportscar365.com (John Dagys Media) 2014年6月12日閲覧。
- ^ ten Caat, Marcel (2014年8月26日). “Lucas Auer Completes Lotus LMP1 Lineup”. Sportscar365.com (John Dagys Media) 2014年8月26日閲覧。
- ^ “2014 FIA World Endurance Championship - 6 Hours of Fuji - Provisional Entry List” (PDF). 国際自動車連盟(FIA). 2014年9月21日閲覧。
- ^ a b c d e “2014 FIA World Endurance Championship - 6 Hours of Bahrain - Provisional Entry List” (PDF). 国際自動車連盟(FIA). 2014年11月6日閲覧。
- ^ Dagys, John (2014年3月17日). “Rebellion to Start Season with Lola-Toyotas”. Sportscar365. 2014年3月18日閲覧。
- ^ Mercier, Laurent (2013年12月26日). “Rebellion R-One Continues Build, Set For On-Track Debut In March”. Sportscar365. 2014年2月3日閲覧。
- ^ a b Dagys, John (2014年2月11日). “Heidfeld, Beche Return to Rebellion for 2014”. Sportscar365. 2014年2月11日閲覧。
- ^ DiZinno, Tony (2014年3月3日). “Sports cars: Two more Le Mans appointments”. MotorSportsTalk (NBCスポーツ) 2014年3月3日閲覧. "Austrian Dominik "Dodo" Kraihamer has been confirmed as fourth full-season driver for Rebellion Racing's efforts in the FIA World Endurance Championship."
- ^ Dagys, John (2014年3月25日). “Belicchi Confirmed at Rebellion, R-One Set for Spa Debut”. Sportscars365.com 2014年3月25日閲覧。
- ^ Watkins, Gary (2014年4月1日). “GP2 champion Fabio Leimer secures 2014 Rebellion WEC LMP1 seat”. オートスポーツ (Haymarket Publications) 2014年4月1日閲覧。
- ^ “OAK、今季WECはGドライブの名でLMP2参戦”. オートスポーツ (オートスポーツ). (2014年2月14日) 2014年12月8日閲覧。
- ^ Dagys, John (2014年11月16日). “Strakka-Dome S103 Delayed Until 2015”. Sportscar365. 2014年11月16日閲覧。
- ^ “ストラッカ童夢S103のデビューは2015年に延期”. オートスポーツ (オートスポーツ). (2014年4月1日) 2014年11月17日閲覧。
- ^ a b c “OAK Racing with G-Drive Racing in the 2014 FIA World Endurance Championship”. oak-racing.com. Oak Racing (2014年2月14日). 2014年2月14日閲覧。
- ^ a b c d e f Watkins, Gary (2014年1月30日). “Niclas Minassian set to join SMP Racing for 2014 WEC”. オートスポーツ. Haymarket Press. 2014年2月3日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “LIST OF THE COMPETITORS AND CARS INVITED TO THE ADMINISTRATIVE CHECKINGS & SCRUTINEERING – SUNDAY 8th & MONDAY 9th JUNE 2014” (PDF). ACO (2014年5月19日). 2014年5月20日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j “2014 FIA World Endurance Championship — Full Season Entry List” (PDF). 国際自動車連盟(FIA) (2014年2月13日). 2014年2月13日閲覧。
- ^ “KCMG confirms Richard Bradley and Matt Howson for FIA WEC and 24 Hours of Le Mans”. Endurance-Info (2014年2月21日). 2014年4月6日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k “2014 FIA World Endurance Championship – 6 Hours of Silverstone – Provisional Entry List” (PDF). 国際自動車連盟(FIA). 2014年4月6日閲覧。
- ^ Watkins, Gary (2014年4月4日). “Alexandre Imperatori returns to KCMG squad for Le Mans 24 Hours”. オートスポーツ. Haymarket Press. 2014年4月4日閲覧。
- ^ Watkins, Gary (2014年2月28日). “Bamboo Engineering links up with Aston Martin for 2014 WEC”. オートスポーツ. オートスポーツ. 2014年12月8日閲覧。
- ^ “クラフト・バンブー、AsLMSに3台体制で参戦へ”. オートスポーツ. Haymarket Press (2014年4月30日). 2014年12月8日閲覧。
- ^ a b c Mercier, Laurent (2014年2月3日). “Rigon Promoted to AF Corse Ferrari Drive in GTE-Pro”. Sportscar365. 2014年2月3日閲覧。
- ^ a b Dagys, John (2014年5月6日). “Fisichella, Beretta Complete AF Corse Lineup for Le Mans”. Sportscar365.com (John Dagys Media) 2014年5月6日閲覧。
- ^ Caruccio, Antonio (2014年3月13日). “Calado il pilota scelto per il WEC con AF Corse [Calado the pilot chosen for the WEC with AF Corse]” (Italian). Inpagina (ItaliaRacing.net) 2014年3月13日閲覧。
- ^ Mercier, Laurent (2014年6月12日). “Châssis détruit pour la Ferrari/AF Corse #71, Pierre Kaffer remplace James Calado” [New chassis for AF Corse Ferrari #71, Pierre Kaffer replaces James Calado] (French). Endurance-Info. 2014年6月12日閲覧。
- ^ a b c d Dagys, John (2014年2月13日). “Ram Racing Confirms Driver Lineups”. Sportscar365. 2014年2月13日閲覧。
- ^ Watkins, Gary (2014年2月18日). “McLaren loans Alvaro Parente to Ram Ferrari GTE team in 2014 WEC”. オートスポーツ. Haymarket Press. 2014年2月18日閲覧。
- ^ Dagys, John (2014年5月13日). “Federico Leo Completes Ram's Lineup for Le Mans”. Sportscar365. 2014年5月13日閲覧。
- ^ a b Dagys, John (2014年9月2日). “Porsche Shuffles GTE-Pro Driver Lineup”. Sportscar365. 2014年9月18日閲覧。
- ^ Dagys, John (2013年12月14日). “Makowiecki Named Porsche Factory Driver”. Sportscar365. 2014年2月3日閲覧。
- ^ a b c d e f “WEC 6 Hours of Spa-Francorchamps Official Entry List”. fiawec.com. 国際自動車連盟(FIA) (2014年4月24日). 2014年4月25日閲覧。
- ^ a b c d “Bamboo Engineering links up with Aston Martin for 2014 WEC”. オートスポーツ. Haymarket Press (2014年2月28日). 2014年2月28日閲覧。
- ^ Dagys, John (2014年10月22日). “Al Faisal Joins Aston Martin Racing for Bahrain”. Sportscar365. 2014年10月27日閲覧。
- ^ Dagys, John (2014年1月8日). “Ram Racing Planning Two Car Ferrari Effort”. Sportscar365. 2014年2月3日閲覧。
- ^ a b c DiZinno, Tony (2014年9月28日). “Mike Skeen Set To Make FIA WEC Debut with AF Corse in Fuji”. Sportscar365. 2014年9月29日閲覧。
- ^ Dagys, John (2014年11月19日). “Fittipaldi Confirmed in AF Corse Ferrari for Brazil”. John Dagys Media. 2014年11月19日閲覧。
- ^ “AF Corse Confirm WEC Line-Ups”. dailysportscar.com. (2014年3月29日) 2014年3月29日閲覧。
- ^ a b c “ProSpeed Competition joins WEC in LMGTE Am”. fiawec.com (国際自動車連盟(FIA)). (2014年2月14日) 2014年2月14日閲覧。
- ^ “Palttala replaces injured Vaxiviere in ProSpeed Porsche for Le Mans”. オートスポーツ (Haymarket Press). (2014年5月29日) 2014年5月29日閲覧。
- ^ a b “Official Entry List”. 国際自動車連盟(FIA). 2014年10月31日閲覧。
- ^ a b c Dagys, John (2014年2月13日). “8Star Confirms Driver Lineup in GTE-Am”. Sportscar365.com. 2014年2月13日閲覧。
- ^ Hanson, David Heinemier (2014年2月6日). “David Heinemeier Hansson to drive for Aston Martin”. twitter.com. 2014年2月6日閲覧。
- ^ a b “World Motor Sports Council 23/09/2011”. fia.com. 国際自動車連盟(FIA) (2011年9月23日). 2012年3月16日閲覧。
- ^ a b “【WEC 第7戦】トヨタ、デビッドソン&ブエミがドライバーズタイトル獲得”. Response. (Response.). (2014年11月17日) 2014年12月10日閲覧。
- ^ 梅原 康之 (2014年5月23日). “あえてアウディ、トヨタに挑むポルシェ 果たして、その真意は?”. Jスポーツ. 2014年12月10日閲覧。
- ^ “一番人気はウェーバー!”. トーチュウF1エクスプレス (2014年6月12日). 2014年12月10日閲覧。
- ^ a b c “3年目のWEC開幕戦はトヨタ・レーシングが初の1-2フィニッシュで制す!”. ミシュラン (2014年4月22日). 2014年12月10日閲覧。
- ^ “WEC開幕戦シルバーストン 予選日タイム結果”. オートスポーツ (2014年4月19日). 2014年12月10日閲覧。
- ^ “WEC 2014年 第1戦 シルバーストーン6時間レース Photo & Movie”. トヨタ (2014年4月21日). 2014年12月10日閲覧。
- ^ “Audi、WEC開幕戦、ハイパフォーマンスを披露。しかし不運に見舞われる”. アウディ (2014年4月21日). 2014年12月10日閲覧。
- ^ “No.8 トヨタTS040ハイブリッドが開幕2連勝を達成! トヨタ・レーシングがル・マン前哨戦で1-3フィニッシュ”. ミシュラン (2014年5月6日). 2014年12月10日閲覧。
- ^ “WEC 2014年 第3戦 ル・マン24時間レース 予選2日目”. トヨタ (2014年6月13日). 2014年12月10日閲覧。
- ^ “ル・マン史上初、日本車に乗る日本人ドライバーが予選最速タイムを記録! トヨタ&中嶋一貴、新レコードでポールポジション!”. ミシュラン (2014年6月13日). 2014年12月10日閲覧。
- ^ “【16時間経過】 No.7 トヨタがトップ独走から痛恨のリタイア! 夜明けのル・マンはNo.1 アウディが首位に!”. ミシュラン (2014年6月15日). 2014年12月10日閲覧。
- ^ “王者アウディ、サバイバルゲームを勝ち抜き5年連続・13回目のル・マン制覇を達成!”. ミシュラン (2014年6月16日). 2014年12月10日閲覧。
- ^ “【ルマン24時間 2014】ハイブリッド3強レース総括…アウディの強さ、トヨタの速さ、ポルシェのしぶとさ”. Response. (2014年6月16日). 2014年12月10日閲覧。
- ^ “デイビッドソン「マシンの本当の速さを証明できた」”. オートスポーツ (2014年9月20日). 2014年12月10日閲覧。
- ^ “WEC第4戦:荒天も味方につけアウディがワンツー”. オートスポーツ (2014年9月21日). 2014年12月10日閲覧。
- ^ “ラピエール「突然の大雨で全てが変わってしまった」”. オートスポーツ (2014年9月21日). 2014年12月10日閲覧。
- ^ “8号車トヨタのラピエール、WEC富士は欠場に”. as-web.jp/. オートスポーツ (2014年10月7日). 2014年10月13日閲覧。
- ^ “No.8 トヨタTS040ハイブリッドが地元富士でポールポジションを奪取! ポルシェ勢が予選2位&3位に”. ミシュラン (2014年10月11日). 2014年12月10日閲覧。
- ^ “トヨタ・レーシング、富士決戦を完全制圧! 圧倒的な1-2フィニッシュで母国ラウンドを制す!”. ミシュラン (2014年10月12日). 2014年12月10日閲覧。
- ^ “トヨタ・レーシングが2戦連続の1-2フィニッシュ! 今季4勝目のデビッドソン/ブエミ組が王座獲得へ大きく前進!”. ミシュラン (2014年11月3日). 2014年12月10日閲覧。
- ^ “WEC:トヨタが初のタイトル獲得! 優勝は7号車”. オートスポーツ (2014年11月16日). 2014年12月10日閲覧。
- ^ “トヨタが悲願のWECタイトルを獲得! アンソニー・デビッドソン/セバスチャン・ブエミが世界チャンピオンに輝く!”. ミシュラン (2014年11月17日). 2014年12月10日閲覧。
- ^ “復活初年度のポルシェが初優勝、トヨタがダブルタイトルを獲得、そしてミシュランは全クラス制覇を達成!”. ミシュラン (2014年12月1日). 2014年12月10日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 2014年のFIA_世界耐久選手権のページへのリンク

 
                             
                    



