クリス・エイモン(ニュージーランド)
大々的に牧場を経営する裕福な家庭に育ち、父親からプレゼントしてもらった1.5Lのクーパー・クライマックスで、17歳でレースデビュー、2位入賞。1963年から本格的にレースを始め、オーストラリアなどで開催するタスマン・シリーズで活躍。それに目をつけたのが元F1ドライバーのレグ・パーネルで、彼をイギリスに連れて帰り、同年のベルギーGPに史上最年少ドライバーとしてデビュー。64年にレグ・パーネルが死亡したあと、息子のティムが指揮するチームから、そして67年以降はフェラーリ、マーチ、マトラ、テクノとチームを移籍。76年まで参戦したF1では未勝利に終わったが、スポーツカーレースに関しては、66年のフォードを手始めにマクラーレン(Can-Am)やフェラーリなどのマシンで活躍。66年ルマンをフォードGT40Mk-Ⅱで制したほか、67年のデイトナ、モンツァではL.バンディーニと組んで優勝という記録が残る。
クリス・エイモン
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クリストファー・アーサー・エイモン(Christopher Arthur Amon[1] 、MBE、1943年7月20日 - 2016年8月3日)は、ニュージーランドの元レーシング・ドライバー。1966年ル・マン24時間レース優勝者。
注釈
- ^ ただしこのレースでエースのロレンツォ・バンディーニが他界、手放しで喜べる状態ではなかった。
- ^ しかし、皮肉なことにこの水平対向12気筒エンジンにより翌年からのフェラーリは躍進する。
出典
- ^ a b “Chris Amon ドライバー”. ESPN F1. 2013年5月1日閲覧。
- ^ a b “Chris Amon Profile”. Grandprix.com. 2013年5月1日閲覧。
- ^ 『オートスポーツ』 1976年11月15日号、80頁。
- ^ 『F1 RACING日本版』(三栄書房) 2009年10月情報号、88頁。
- ^ “クリス・エイモン死去。享年73歳”. 速報ニュース. (2016年8月3日) 2016年8月3日閲覧。
- ^ “All Results of Chris Amon”. RacingSportCars. 2019年1月29日閲覧。
- 1 クリス・エイモンとは
- 2 クリス・エイモンの概要
- 3 人物
- 4 レース戦績
- 5 脚注
固有名詞の分類
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