エンサイン・N179とは? わかりやすく解説

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エンサイン・N179

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/12 09:54 UTC 版)

エンサイン・N179
2017年
カテゴリー F1
コンストラクター エンサイン
デザイナー シャハブ・アーメド
先代 エンサイン・N177
後継 エンサイン・N180
主要諸元
エンジン フォード・コスワースDFV
燃料 バルボリン
タイヤ グッドイヤー
主要成績
チーム チーム・エンサイン
ドライバー デレック・デイリー
パトリック・ガイヤール
マルク・スレール
出走時期 1979
コンストラクターズタイトル 0
ドライバーズタイトル 0
通算獲得ポイント 0
初戦 1979年南アフリカGP
出走 優勝 表彰台 ポール Fラップ
11 0 0 0 0
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エンサイン・N179(Ensign N179)は、エンサイン1979年のF1世界選手権用に開発したフォーミュラ1カー

解説

エンサイン初のグラウンド・エフェクト・カーとして開発。外見上の特徴として、車体の前面にラジエターとオイルクーラーが配置されている[1][2]。このレイアウトは前年登場したウルフ・WR5と似ているが、WR5はオイルクーラーのみを配置しており、N179とは異なる[1]。上部にオイルクーラー、下部にラジエターという構成となっていて[2]、冷却を行なった空気はオイルクーラーではサイドに設けられたスリットから、ラジエターは車体下部へ流れる構造となっている[1][3]

南アフリカGPでデビューしたが、オーバーヒートに見舞われる[1]など冷却系統に問題が生じ、次戦アメリカ西GPでラジエターとオイルクーラーがサイドポンツーン内に移され[1]、一般的なグラウンド・エフェクト・カーに準じた外見となった。出走した11戦中、予選落ちは7回を数え、完走はイギリスGPでパトリック・ガイヤールが13位になったのみという結果に終わった。

成績

(key)

タイヤ No. ドライバー 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 ポイント 順位
1979 G ARG
BRA
RSA
USW
ESP
BEL
MON
FRA
GBR
GER
AUT
NED
ITA
CAN
USA
0 NC
22 デイリー DNQ Ret DNQ
22 ガイヤール DNQ 13 DNQ Ret DNQ
22 スレール DNQ DNQ Ret
  • DNQは予選不通過。

脚注

  1. ^ a b c d e 『AUTO SPORT YEAR '79/'80』 三栄書房、1980、51頁。
  2. ^ a b GRAND PRIX SPECIAL』 2011年8月号、ソニー・マガジンズ、109頁。
  3. ^ 『オートスポーツ』 1979.5/1号、51頁。

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