ピエロ・ラルディ・フェラーリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/07 14:36 UTC 版)
ピエロ・ラルディ・フェラーリ Piero Ferrari | |
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ピエロ・フェラーリ (2012年/エンツォ・フェラーリ博物館にて) | |
生誕 | 1945年5月22日(78歳) イタリア王国、モデナ |
職業 | フェラーリ副会長 HPE COXA会長 |
純資産 | US$4.7 billion (June 2021)[1] |
配偶者 | フロリアーナ・フェラーリ |
子供 | 1女 |
親 | 父エンツォ・フェラーリ 母リーナ・ラルディ・デリ・アデラルディ |
ピエロ・ラルディ・フェラーリ(イタリア語: Piero Lardi Ferrari, 1945年5月22日[2] - )は、イタリアモデナ出身の実業家。自動車メーカーのフェラーリの副会長であり、航空機メーカーピアッジョ・アエロの社長でもある。単にピエロ・フェラーリとも呼ばれる。
人物
生い立ち
1945年に旧貴族の娘であったリーナ・ラルディ・デリ・アデラルディ (Lina Lardi degli Adelardi) と、フェラーリ創業者のエンツォ・フェラーリの間に庶子として生まれた。1956年に死去したアルフレード・フェラーリの異母弟である。
相続者
父のもとフェラーリで働き、1969年にフェラーリがフィアットと提携した際、フェラーリの株式10%を所有することを認められた。1978年にエンツォの正妻ラウラが死去したのち正式に認知された。ピエロ・ラルディのもう一つの姓のラルディは母のものであり[3]、認知された後に付けることとなった。
1988年の父の死後にはフェラーリの副会長となり、同時にフェラーリの役員会のメンバーとなる。また、1990年代にはフェラーリの創業50周年モデル、フェラーリ・F50の企画発案を行ったほか、様々な形で経営への助言を行っている。
現在
2021年現在もフェラーリの副会長を務め、フェラーリの経営に関与するほか、フェラーリのクラシックモデルの認証機関である「フェラーリ・クラシケ」の鑑定団「COCER」の議長も務める。
私生活
- フィオリアーナ・ナニンと結婚し、一人娘と2人の孫がいる。
- ピエロは、モデナにある父の住んでいた自宅で暮らしている。
関連項目
出典
- ^ “Forbes profile: Piero Ferrari”. Forbes. 2021年3月12日閲覧。
- ^ “フェラーリについて - マネージメント〜ピエロ・フェラーリ”. ferrari.com. 2010年2月26日閲覧。
- ^ Pino Allievi. “Si è spenta a 95 anni Lina Lardi il grande amore di Enzo Ferrari”. gazzetta.it 2008年12月30日閲覧。
固有名詞の分類
F1関係者 | マリオ・アルモンド ヨルグ・ザンダー ピエロ・ラルディ・フェラーリ ヘルマン・ティルケ ギャビン・フィッシャー |
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