*陵とは? わかりやすく解説

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み‐はか【御墓/陵】

読み方:みはか

みささぎ」に同じ。


み‐ささぎ【陵】

読み方:みささぎ

古くは「みさざき」》天皇・皇后などの墓所御陵(ごりょう)。みはか。


りょう【陵】

読み方:りょう

常用漢字] [音]リョウ(呉)(漢) [訓]みささぎ おか

尾根長い大きな丘。「丘陵

丘の形をした大きな墓。みささぎ。「陵墓古陵御陵山陵

(「凌(りょう)」と通用)しのぐ。相手踏みにじる。「陵駕(りょうが)・陵辱

名のり]たか


りょう【陵】

読み方:りょう

大きな丘。

天子の墓。日本では天皇および三后の墓をいう。山陵みささぎ。→陵墓


宮内庁治定陵墓の一覧

(*陵 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/28 23:21 UTC 版)

宮内庁治定陵墓の一覧(くないちょうじじょうりょうぼのいちらん)では、宮内庁が治定する陵墓の一覧を示す。


  1. ^ かつては雄略天皇陵を河内大塚山古墳(大阪府羽曳野市・松原市)に比定する説も有力視されたが、現在では後期古墳説が定着している(川内眷三 「河内大塚山古墳の研究動向と周辺域古墳群の復原」 (PDF) 『四天王寺大学紀要 第57号』 2014年、pp. 32-41)。
  2. ^ 「むち宮」の「むち」は「林+厂+巴」。
  1. ^ 『令集解』巻26(喪葬令)先皇陵条では、天皇を葬る所を陵、それ以外を墓とする。
  1. ^ 陵墓(国史).
  2. ^ a b c d 陵墓地形図集成 縮小版 2014, pp. 5–6.
  3. ^ a b c d e f 陵墓地形図集成 縮小版 2014, pp. 7–21.
  4. ^ 陵墓地形図集成 縮小版 2014, pp. 399–463.
  5. ^ 『発見・検証 日本の古代II 騎馬文化と古代のイノベーション』 KADOKAWA、2016年、pp. 335-336。
  6. ^ a b c d e 一瀬和夫「10のクエスチョンでイチからわかる古墳の基礎知識」『歴史読本 2015年1月号』KADOKAWA、2014年、p. 46。
  7. ^ 外池昇 『事典陵墓参考地 もうひとつの天皇陵』 吉川弘文館、2005年、pp. 49-52。
  8. ^ 陵墓要覧(国史).


「宮内庁治定陵墓の一覧」の続きの解説一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 06:20 UTC 版)

播磨稲日大郎姫」の記事における「陵」の解説

陵(みささぎ)は、宮内庁により兵庫県加古川市加古川町大野ある日岡陵(ひのおかのみささぎ)に治定されている。宮内庁上の形式前方後円。遺跡名は「日岡陵古墳」で、墳丘長約80メートル前方後円墳である。 表 話 編 歴 皇后一覧 伝承の時代古墳時代(前・中期)媛蹈鞴五十鈴媛命 五十鈴依媛命 渟名底仲媛命 天豊津媛命 世襲足媛 押媛細媛命 欝色謎命 伊香色謎命 御間城姫 狭穂姫命 日葉酢媛命 播磨稲日大郎姫 八坂入媛命 気長足姫尊 仲姫命 磐之媛命 八田皇女 草香幡梭皇女 忍坂大中姫 中蒂姫命 草香幡梭姫皇女 難波小野王 春日大娘皇女 春日娘子 古墳時代(後期)手白香皇女507? - 539?) 春日山田皇女(534? - 539?) 橘仲皇女(535? - 539?) 石姫皇女540? - 572?) 広姫575?) 額田部皇女(577? - 592穴穂部間人皇女585? - 622飛鳥時代宝皇女630 - 642間人皇女645 - 665) 倭姫王(668 - ?) 鸕野讚良皇女673 - 690奈良時代藤原安宿媛729 - 749) 井上内親王770 - 772) 平安時代藤原乙牟漏783 - 790) 藤原帯子(806贈) 橘嘉智子(815 - 823高志内親王823贈) 正子内親王(827 - 833) 藤原穏子(923 - 931) 藤原安子(958 - 964昌子内親王(967 - 973) 藤原媓子(973 - 979) 藤原遵子(982 - 1000藤原定子(990 - 1000藤原彰子1000 - 1012藤原妍子1012 - 1018) 藤原娍子1012 - 1025藤原威子(1018 - 1036) 禎子内親王(1037 - 1051) 藤原嫄子(1037 - 1039) 章子内親王(1046 - 1068) 藤原寛子(1051 - 1069) 藤原歓子(1068 - 1074) 馨子内親王(1069 - 1093藤原賢子(1074 - 1084) 媞子内親王(1091 - 1093篤子内親王1093 - 1114令子内親王1107 - 1134藤原璋子(1118 - 1124藤原聖子(1130 - 1141) 藤原泰子1134 - 1139) 藤原得子(1141 - 1149) 藤原多子(1150 - 1156藤原呈子(1150 - 1158) 藤原忻子1156 - 1172) 統子内親王(1158 - 1159) 姝子内親王(1159 - 1162) 藤原育子(1162 - 1173) 平徳子(1172 - 1181) 亮子内親王(1182 - 1187) 鎌倉時代九条任子(1190 - 1200範子内親王(1198 - 1206) 大炊御門麗子(1205 - 1210) 昇子内親王1208 - 1209) 九条立子(1211 - 1222) 邦子内親王(1221 - 1224三条有子(1223 - 1227) 近衛長子(1226 - 1229) 藤原竴子(1230 - 1233) 利子内親王(1233 - 1239) 西園寺姞子1242 - 1246) 曦子内親王1248 - 1251) 西園寺公子(1257 - 1259) 洞院佶子(1261 - 1272) 西園寺嬉子(1261 - 1267) 姈子内親王(1285 - 1291) 西園寺鏱子(1288 - 1298) 徳大寺忻子(1303 - 1308) 南北朝時代 南朝奨子内親王(1319) 西園寺禧子(1319 - 1333) 珣子内親王(1333 - 1337西園寺公重女(1372頃 - 1377以後北朝珣子内親王(1336 - 1337室町時代立后無し 安土桃山時代同上 江戸時代徳川和子(1624 - 1629) 鷹司房子(1683 - 1687) 幸子女王(1708 - 1710) 欣子内親王(1794 - 1820鷹司繋子(1824贈) 近代現代一条美子1868 - 1912) 九条節子(1912 - 1926) 良子女王(1926 - 1989正田美智子1989 - 2019小和田雅子2019 - ) 橙色は非妻皇后を示す。 緑色は贈皇后を示す。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 08:07 UTC 版)

手白香皇女」の記事における「陵」の解説

宮内庁は「手白香皇女衾田陵」として、奈良県天理市中山町所在する西殿塚古墳治定している。西殿塚古墳は、大和古墳群属す古墳時代前期前方後円墳であるが、年代的に整合しない。白石太一郎は、大和古墳群のなかで1基だけ比較大規模な6世紀代の古墳西山塚古墳が「手白香皇女衾田陵」ではないかとしている。 西山塚古墳埴輪は、今城塚古墳同様高槻市新池遺跡焼成されたものといわれており、6世紀前半ころの造営で、墳丘長は115メートル規模有する。 このことについて白石は、継体天皇が、ヤマト王統につながる手白香皇女の墓をヤマト王権始祖たちの墓が並ぶ大和古墳群柳本古墳群のなかに営むことによってみずからの王権連続性正統性主張したものではないか推測し継体朝の成立について、これが王朝交替説説くような王統断絶意味するものではないとしている。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 15:22 UTC 版)

恵文王 (秦)」の記事における「陵」の解説

史記によれば公陵に葬られた。『史記正義』は、『括地志』に曰くとして、その位置雍州咸陽県西十四里と記す。現在の咸陽市内の2カ所に墳丘があり、そのいずれか推定される

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/15 22:07 UTC 版)

日葉酢媛命」の記事における「陵」の解説

陵(みささぎ)は、宮内庁により奈良県奈良市山陵町にある狹木之寺間陵(さきのてらまのみささぎ位置)に治定されている。宮内庁上の形式前方後円。遺跡名は「佐紀陵山古墳」で、墳丘207メートル前方後円墳である。 中世にはその所在失ったが、1875年明治8年)に治定見て修治加えられたものである

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/28 05:08 UTC 版)

石姫皇女」の記事における「陵」の解説

陵(みささぎ)は、宮内庁により大阪府南河内郡太子町大字太子にある磯長原陵(しながのはらのみささぎ)に治定されている。子の敏達天皇との合葬陵で、宮内庁上の形式前方後円。遺跡名は「太子西山古墳」で、墳丘113メートル前方後円墳である。 石姫皇女崩御年は不明であるが、『日本書紀』では崇峻天皇4年591年?)4月石姫皇女の墓に敏達天皇追葬されたとし、その陵号を「磯長陵」とする。『延喜式諸陵寮では石姫皇女墓は遠墓の「磯長原墓」として記載され河内国石川郡敏達天皇陵内の所在で、守戸3烟を毎年あてるとする。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 16:00 UTC 版)

広姫」の記事における「陵」の解説

陵(みささぎ)は、宮内庁により滋賀県米原市村居田北屋敷にある息長陵(おきながのみささぎ位置)に治定されている。宮内庁上の形式円丘遺跡名は「村居田古墳」。 広姫の陵について『日本書紀』記載はないが、『延喜式諸陵寮では遠墓の「息長墓」として記載され近江国坂田郡所在で、兆域は東西1町・南北1町で守戸3烟を毎年あてるとする。その後息長墓の所在に関する所伝失われ後世坂田郡内には「皇后塚」と称される古墳が数ヶ所存在した。 村居田皇后塚(村居田古墳)は、元々は現陵でなく荒陵山光運寺境内地存在した古墳指した。その古墳元禄9年1696年)の光運寺建立の際に大部分が削平され、その際には石室家形石棺とともに宝冠大刀・鏡が出土したが、出土品入った石棺光運寺隣接地の堀居氏の庭に埋納されたという。明治7年1874年5月教部省により当地息長陵考証され、明治8年1875年7月には掌丁付置が命じられたが、上述経緯踏まえて同年9月遺物納地円丘築かれてそれが息長陵定められた。そして明治10年1877年)の兆域確定の際には、光運寺南側皇后残丘息長陵付属地と定められ、陵の参道囲い込まれている。ただし考古学的には、この皇后塚は古墳時代中期5世紀代の築造見られ広姫の墓とするには否定的な見解が強い。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 14:52 UTC 版)

飯豊青皇女」の記事における「陵」の解説

陵(みささぎ)は、宮内庁により奈良県葛城市北花内にある埴口丘陵(はにぐちのおかのみささぎ)に治定されている。宮内庁上の形式前方後円。遺跡名は「北花内大塚古墳」で、墳丘90メートル前方後円墳である。 陵について『日本書紀』では「葛城埴口丘陵」、『延喜式諸陵式では「埴口墓」と記載される『日本書紀』では「陵」と表記し、「墓」ではないことが注意される

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出典:『Wiktionary』 (2021/08/25 11:10 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. みささぎ天皇墓所天皇陵


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