青函トンネル開業以降
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「日本海 (列車)」の記事における「青函トンネル開業以降」の解説
1988年(昭和63年)3月13日:青函トンネル開業によるダイヤ改正のため、次のように変更。「日本海」2号と4号の客車の管轄会社を入れ替え 「日本海」1・4号を大阪 - 函館間の運転に変更。この際、函館行きの初列車はトンネル開業の前日(3月12日)に大阪駅を出発という設定となったため、トンネル開業当日から運転開始とした「北斗星」に先駆け、営業運転で青函トンネルを通過した最初の寝台特急 になった。 「日本海」3・2号に開放式A寝台車が連結される。 夏季期間中のみ「日本海」1・4号にマニ50形荷物車を連結し「日本海モトとレール」として、オートバイ搬送を実施。 1989年(平成元年)7月21日:大阪 - 札幌間で「トワイライトエクスプレス」の運転を開始。北海道内は渡島支庁内無停車で、胆振支庁・石狩支庁のみに停車。当初は団体専用列車としての運転だったが、同年12月21日から臨時列車扱いに変更される。 1990年(平成2年)9月1日:ダイヤ改正により3・2号の編成が方転され、青森方に電源車が連結されるようになった。これは共通運用である「あけぼの」「鳥海」「出羽」の上野駅騒音対策のための措置。 12月:大阪 - 青森間で臨時急行「あおもり」の運転を開始。20系客車を使用。 1994年(平成6年)春:20系客車の老朽化に伴い、臨時急行「あおもり」の使用車両を583系電車に変更。東北方面で20系客車を使用していた最後の営業列車であった。 1998年(平成10年)8月22日:「日本海」1・4号の「日本海モトとレール」を終了。 12月1日:「日本海」1・4号にA個室「シングルデラックス」連結開始。285系投入による寝台特急「瀬戸」の電車化に伴う余剰車が使用された。 2004年(平成16年)10月23日 - 11月28日:新潟県中越地震の影響により全列車・全区間運休。 11月29日:「日本海」1・4号のみ運転再開。長岡 - 柏崎間は徐行運転を行い、「日本海」2・3号は引き続き運休。 12月13日:「日本海」2・3号も運転再開。ただし、長岡 - 柏崎間は徐行運転を行う。 2005年(平成17年)12月25日 - 2006年(平成18年)1月18日:羽越本線脱線事故の影響により、全列車・全区間運休。 2006年(平成18年)3月18日:「日本海」1・4号の運転区間が大阪 - 青森間に短縮。 7月13日 - 8月8日:羽越本線小岩川 - あつみ温泉間の土砂崩れにより全列車・全区間運休。 2007年(平成19年)この年、臨時急行「東北夏祭り号」の設定がなくなる。 7月16日 - 9月12日:新潟県中越沖地震の影響により全列車・全区間運休。臨時急行「あおもり」も運休。 2008年(平成20年)3月15日:利用客の減少に伴い「日本海」2・3号が廃止され、1往復になる。運行は1・4号の時刻で運行になるもそれまでその運行に充当されていた西日本所属の客車を廃止し、2・3号の運用だった青森車両センター所属車両を継続して使用となった。これに伴い同日のダイヤ改正で同じ寝台特急の「なは」と「あかつき」の2列車と寝台急行「銀河」も廃止されたため、寝台の冠が付く列車で「ブルートレイン」の客車で西日本所属の車両は全て姿を消した。 2009年(平成21年):2000年代に入ってから夏季のみの運転となっていた臨時急行「あおもり」の運転がなくなる。 2010年(平成22年)12月4日:東北新幹線八戸 - 新青森間開業に伴うダイヤ改正で、新たに新青森駅にも停車するようになる。 2011年(平成23年)3月11日 - 3月17日:東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の影響により全区間運休。 2012年(平成24年)3月17日:ダイヤ改正で定期運行を終了。多客期の臨時列車扱いとなる。 4月26日:臨時運転される。同時に、新青森駅は通過となる。 8月9日:夏季の臨時運行される。 2013年(平成25年)1月6日:2012年 - 2013年冬期の臨時運行が成された。なお、3月以降は当列車の設定はなされていない。
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青函トンネル開業以降
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「東北本線優等列車沿革」の記事における「青函トンネル開業以降」の解説
1988年3月13日 青函トンネル開業に伴うダイヤ改正で以下の変更を実施。24系客車による「ゆうづる」2往復と583系電車による「はくつる」1往復を廃止する。 上野 - 札幌間に寝台特急「北斗星」定期2往復・季節1往復(3・4号)の計3往復で運転を開始。 1990年(平成2年)10月1日 「はくつる」と「ゆうづる」定期1往復・季節1往復の1号車が「レディースカー」(女性専用車両)となる。 1991年(平成3年) 上野 - 青森間に東北本線経由臨時急行「おいらせ」設定。 1993年(平成5年)12月1日 ダイヤ改正により以下の変更を実施。583系「ゆうづる」と「八甲田」は臨時列車に格下げ。 583系「はくつる」を2往復とし、5号車のB寝台車を普通車指定席に変更。「はくつる」増便は「八甲田」の代替措置。上り2号の小山停車と宇都宮 - 上野間、下り・上りの一ノ関 - 青森間の立席特急券乗車を実施。 1994年(平成6年)12月3日 ダイヤ改正により以下の変更を実施。「はくつる」2往復のうち1往復を「はくつる81・82号」として臨時列車格下げと小山停車を終了。定期1往復は24系25形客車での運行とした。 臨時「ゆうづる」は仙台以北のダイヤを「はくつる81・82号」に譲り廃止。 「十和田」「おいらせ」廃止。 1998年(平成10年)8月22日 この日をもって臨時「八甲田」「MOTOトレイン」を完全廃止。 1999年(平成11年)7月 「北斗星」季節列車1往復を振替える形で、上野 - 札幌間に寝台特急「カシオペア」運転開始。 2002年(平成14年)10月 「はくつる81・82号」の運転を終了。 同年12月1日 東北新幹線盛岡 - 八戸間開業に伴い、「はつかり」「はくつる」を廃止。「はつかり」は、「つがる」「白鳥」と残存区間での行先により分化を実施。「はくつる」は、高速交通の整備にともなう全国的な寝台特急不振に加え、新幹線開業による在来線経営分離により、従来の運行区間の一部がIGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道へ移管されたことにより廃止された。 「はくつる」定期運用最終日編成(さよなら はくつる) ← 上野 青森 → 下り編成(11月30日上野発)所属青森車両センター 号車1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 電源車 客車形式オハネフ2423 オハネ2419 オハネ2532 オハネフ25117 オハネ25140 オハネ255 オハネフ251 オハネ25215 オハネ25211 オロネ25702 オハネ254 カニ24116 機関車上野→青森 EF81-139(青森) 上り編成(11月30日青森発)所属青森車両センター 号車1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 電源車 客車形式オハネフ25205 オハネ25152 オハネ2454 オハネフ25118 オハネ25220 オハネ25213 オハネフ25116 オハネ256 オハネフ25201 オロネ25703 オハネ25148 カニ24102 機関車青森→上野 EF81-135(青森) 2010年(平成22年)12月4日 東北新幹線八戸 - 新青森開業に伴い、「つがる」の運転区間を秋田 - 青森間に、「白鳥」の運転区間を新青森 - 函館間に変更。首都圏の一部区間を除き東北本線から昼行特急は消滅。 2012年3月ダイヤ改正にて常磐線特急「スーパーひたち」の仙台乗り入れが正式に廃止。これにより栗橋・盛岡間から定期の昼行特急が消滅する。 2020年ダイヤ改正にて常磐線特急「ひたち」の乗り入れを再開。
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