製作・増備の経緯(0番台)
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「JR北海道789系電車」の記事における「製作・増備の経緯(0番台)」の解説
1988年(昭和63年)3月13日の津軽海峡線(青函トンネル)開業以降、北東北 - 道南間の昼行列車は特急「はつかり」および快速「海峡」の2系統を主とする運行体制がとられてきたが、2002年(平成14年)12月1日の東北新幹線延伸開業(盛岡駅 - 八戸駅間)を契機に、八戸駅 - 青森駅 - 函館駅間の列車体系を再構築し、同区間の運転系統を特急列車として統一する方針が採られた。 当初は、道央地区のエル特急「ライラック」などで使用されていた781系電車の転用も検討されたが、20km以上におよぶ連続勾配や高湿度など青函トンネル内の過酷な走行条件を勘案した結果、新形式の特急形電車を開発する方針が採られ本系列が製造された。 2002年(平成14年)12月1日ダイヤ改正より、八戸駅 - 函館駅間の特急「スーパー白鳥」として営業運転を開始した。その後、2016年(平成28年)3月26日の北海道新幹線(新青森駅 - 新函館北斗駅間)開業に伴うダイヤ改正を機に基本編成は道央圏に転用され、2017年(平成29年)3月4日ダイヤ改正から老朽化した785系電車を置き換える形で札幌駅 - 旭川駅間の特急「ライラック」として再び営業運転を開始した。なお、付属編成は引き続き函館運輸所に残された。
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製作・増備の経緯(1000番台)
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国鉄分割民営化に伴うJR北海道発足後、札幌駅 - 旭川駅間をはじめとする道央の電化区間を走る特急列車は、国鉄時代に導入された781系電車と1990年(平成2年)に導入された785系電車で運転されてきたが、このうち781系の老朽化が進行していた。そこで、781系の置き換えを目的として、789系(基本番台)をベースに製造されたのが本区分である。2007年(平成19年)10月1日ダイヤ改正から札幌駅 - 旭川駅間のエル特急「スーパーカムイ」と新千歳空港駅 - 札幌駅間の快速「エアポート」として営業運転を開始した。その後、2013年(平成25年)11月1日ダイヤ変更からは東室蘭駅 - 札幌駅間のエル特急「すずらん」にも使用されるようになった。2016年(平成28年)3月26日ダイヤ改正に快速「エアポート」の運用から撤退した後、2017年(平成29年)3月4日ダイヤ改正から札幌駅 - 旭川駅間の特急「カムイ」、東室蘭駅 - 札幌駅間の特急「すずらん」として運転を開始した。
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