岩田家
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岩田 冬子(いわた ふゆこ) 演 - 石原さとみ(語りと兼任)(幼少時代:小林ゆか、少女時代:田島有魅香) 岩田家の四女。物語のヒロイン。昭和24年冬生まれ。小柄で子供っぽい、能天気で単純な性格。おっちょこちょいで学校の成績も良くないが、母の照子に似て行動力抜群、興味のあることには何にでも飛びつく。才能のある姉たちに憧れを抱きつつ、天性の明るさと楽しさで「人生のツボ」を見出す。和人に将来の夢を訊かれ思わず「宝塚を目指してる」と口走ったことをきっかけに宝塚音楽学校に進学するも、後に家業であるパン職人に惹かれるようになる。 なかにし礼夫人の石田ゆりがモデルであり、モデルとなった彼女は実際には昭和26年秋生まれである。衣装のイメージカラーは冬の空に舞い積もる雪の白色。 岩田 秋子(いわた あきこ) 演 - 上野樹里(幼少時代:釜口茅耶子、少女時代:足立悠美加) 岩田家の三女。昭和23年秋生まれ。四姉妹の中で一番背が高い。成績優秀で品行方正だが、珍奇な発明を好み芸術家肌の一面も持つ。マンボを踊ってストレスを発散する。即席ラーメン開発にいそしむ安西千吉をお茶の水博士のようだと慕い、一度家出して安西家に転がり込んだことも。理系に強く、大学進学後も自らカップラーメンの研究をする。 衣装のイメージカラーは秋の木々に萌える山吹色。 石田治子といしだあゆみの妹で石田ゆりの三姉がモデル。 岩田 夏子(いわた なつこ) 演 - 上原多香子(幼少時代:中村愛、少女時代:櫻谷由貴花) 岩田家の次女。昭和22年夏長崎県佐世保市で難産の末、生まれる。生後2ヶ月で急性肺炎にかかり、特効薬のペニシリンで救われ、九死に一生を得た。類希なる美貌と華やかさを持つ。フィギュアスケート選手を経て芸能界にデビュー。家族と離れて一人東京でマネージャーの斎藤家に下宿。孤独に耐え、やがてスターの座を射止める。 歌手のいしだあゆみがモデルであり、モデルとなった彼女は実際には昭和23年春生まれである。衣装のイメージカラーは夏の晴れ渡る海空の明るい青色。 岩田 春子(いわた はるこ)→岡谷 春子(おかや はるこ) 演 - 紺野まひる(幼少時代:大島正華、少女時代:滝裕可里、スケートシーン吹替:今川知子) 岩田家の長女。昭和21年春生まれ。天性の努力家で、照子の期待を背負い、逆境にもめげずフィギュアスケートの才能を開花させる。自分の夢は何かと迷う冬子に「自分だけの太陽を見つけなさい」と諭す。引退後は交際してきた岡谷と結婚する。 グルノーブルオリンピック代表の石田治子がモデルであり、モデルとなった彼女は実際には昭和20年秋生まれである。衣装のイメージカラーは春の桜、花々の淡いピンク~赤色。 岩田 照子(いわた てるこ) 演 - 浅野ゆう子 春男の妻、四姉妹の母。大正13年生まれ。福岡出身だが、婚約者が戦死したため、上官の紹介により春男とお見合い結婚した。独身時代は九州弁で、結婚後は大阪弁を話すようになった。何でも良い方に考える単純な楽天家で、一度思い付いた事はやり遂げないと気が済まない。持ち前の決断力と行動力で、テレビジョン付喫茶店「シャトー」を開業し繁盛する。願い事があるときは常にてるてる坊主を吊るして願を掛ける。 石田治子といしだあゆみと石田ゆりの母がモデル。 岩田 春男(いわた はるお) 演 - 岸谷五朗 照子の夫、四姉妹の父。コテコテの大阪人。元銀行員だったが、一念発起して岩田製パン店を開業する。争い事を好まないおっとりした性格で、普段は戦時中にお見合い結婚した妻の照子の尻にしかれている「あかんたれ」だが、誰よりも思いやりのある良き父親。 石田治子といしだあゆみと石田ゆりの父がモデル。 岩田 ヨネ(いわた よね) 演 - 藤村志保 春男の母で照子の姑で四姉妹の祖母。若くして未亡人になり、鍼灸師をして女手ひとつで春男と滝子を育てあげた。夫の葬儀後に夫が亡くなる前に買ってきた電車のおもちゃを泣きながら漬物石で壊したのを最後に泣くことはなかった。嫁の照子には手厳しいが、彼女を諫めつつも、その行動力には一目置いている。普段は米食で、食事にパンはほとんど食べないが、実は酒種で作ったあんパンが好物。孫娘たちにお年玉はあげない主義だが夏子が東京へ旅立つ際、「中身は稼ぐのが岩田家の女です」と財布をプレゼントした。 病のため死去するが、時おり照子や四姉妹の前に幽霊のように現れる。なぜか春男にはその姿が見えない。 石田治子といしだあゆみと石田ゆりの祖母がモデル。 白石 滝子(しらいし たきこ) 演 - 山崎千恵子(女学生時代:大西麻恵) 春男の妹。四人姉妹の叔母。女学校を卒業後結婚し、春男たちとは別の場所で暮らす。 石田治子といしだあゆみと石田ゆりの叔母がモデル。 岩田 長介(いわた ちょうすけ) 演 - 岸谷五朗(二役) 春男の父でヨネの夫で三姉妹の祖父。電鉄会社の池田車庫に勤めていたが、会社が梅田に百貨店を開業させると、その食堂に出向となり厨房を手伝っていた。食堂が提供するライスカレーに誇りを持っていたが、急病により他界。雲の上で、生涯を終えたヨネを迎える。 石田治子といしだあゆみと石田ゆりの祖父がモデル。 川島 弘子(かわしま ひろこ)→松本 弘子(まつもと ひろこ) 演 - 森口博子 岩田家の住み込みの使用人。照子の遠縁で、戦争のために身寄りがなかったのを岩田家が「ねえやさん」として引き取り、家を空けがちな照子に代わって家事を担う。四姉妹には姉のように慕われている。恒夫に好意を寄せていた。後に勘助と結婚する。 岡谷 信夫(おかや のぶお) 演 - 川岡大次郎 春子の結婚相手。大学でアイスホッケー部に所属していたことからスケート場で春子と出会う、冬子たちに「キツネザル」と言われている。 石田治子の夫がモデル。
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岩田家
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「いのち (NHK大河ドラマ)」の記事における「岩田家」の解説
高原家の小作農家だった。 岩田剛造 演:伊武雅刀 青森でのリンゴ農家を営む男。後に未希の夫になる。 岩田テル 演:菅井きん 剛造の母。 農地改革で高原家の小作という立場から離れても、未希のことは「お嬢様」として立てていたが、剛造との結婚後は姑として対立や和解を繰り返す。後に認知症(放送当時は『老人性痴呆症』)を患い、未希の介護を受けるが、最期は未希に「ありがとう、おら、幸せもんだ…」と言い残して息を引き取った。意外に新しもの好きで、発売されたばかりのスクーターを乗り回していたこともあった。 岩田初子 演:山咲千里 剛造の最初の妻。 未希の誤診によって亡くなってしまう。 岩田竜夫 演:小林大介→加藤明人→内田慎一→新藤栄作 剛造と初子の息子。 大学卒業後は、医療機器や薬品の製造販売会社に就職。後に征子と結婚し、高原病院の事務局にはいる。 岩田典子 演:佐藤央望→清水愛→二階堂千寿→高木美保 剛造と初子の娘。 剛造と未希が結婚した時は未希になついていたが、未希が東京に出たのをきっかけに「剛造を捨てた」未希との折り合いが悪くなる。その後未希がテルを引き取ったことで一時和解するが、剛造の死により亀裂は決定的となる。しかし剛造が書いた記事を読んで剛造の未希に対する思いを知り、未希と和解する。 岩田征子 (津田征子→岩田征子) 演:高松涼子→宮原永海→小林綾子→岸本加世子 平吉と浅子の娘。ハルの援助で大学の医学部を卒業して高原病院の産婦人科医となる。のちに竜夫と結婚して共に病院を支える。 岩田豊 演:草見潤平 岩田久子 演:菅原チネ子 岩田真希 演:島名美里
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