高原家とは? わかりやすく解説

高原家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 14:29 UTC 版)

いのち (NHK大河ドラマ)」の記事における「高原家」の解説

高原正道 演:丹波哲郎 未希の父。高原本家当主であり、実業家小作たちからは「高原のだんな」と呼ばれ慕われている。戦時中満州渡り事業起こすも、終戦直前ソ連侵攻によりシベリア抑留される。終戦後正道不在により農地改革の際に高原家は不在地主みなされ、高原家の家屋敷除いてすべての土地小作わたってしまう。数年後帰国できるも、千恵既に他界しており、自身抑留中極度栄養失調疲れから先は長くない状態であった佐智と邦之の結婚を邦之の両親納得させ、二人結婚式見届けた当夜の降る中、千恵墓前一人祝い酒飲みそのまま眠り亡くなる。自分死期悟っていた正道にとって覚悟の死(自殺)だったとの描写なされた。眠る直前未希浜村直彦結婚予感していたが、二人最終的に破局となる。 高原千恵 演:久我美子 未希の母。 戦中女学生だった未希佐智東京の家に残して正道代わりに津軽の高原家を清吉イネ守っていた。終戦後津軽引き上げた娘たちつかの間親子時間を過ごすも、末期胃がん余命わずかであると判明無医村地区のため初期段階医者にかかることができなかったからであった死の床にあってようやく正道消息届けられるも、手紙一緒に送られオルゴール奏でる千恵好きな曲を聴きながら亡くなる。その死によって未希医者志し、特に母を死に追いやった無医村問題目覚めていくことになる。台本では、まだ病名告げられる前に自身の死を予感し、一人涙ぐむ描写もある。 中川佐智高原佐智中川佐智) 演:石野真子 未希の妹。 戦争原因で足が不自由になるも、坂口執刀治癒看護婦資格取り姉や夫を支える。邦之とはお互い一目ぼれに近い出会いだった。 中川邦之 演:渡辺徹 未希姉妹ハル故郷へ帰る列車の中で出会った旧制高校生。中川家三男跡取りでないため自由気まま性格だが、一度決めたことは貫き通す意志強さをもっており、それは未希直彦感化され一から勉強し医者になったことにもあらわれている。またねぶたこよなく愛しており、終戦後のねぶた復活同郷若者とともに奔走した佐智との結婚反対していた両親正道とりなし納得しりっぱな結婚式をあげることができる。未希上京の後、津軽の高原家で医院引き継ぐ自称飲んでも太る」とのことで、戦中後の食糧難にあってりっぱな体格をしていた。 高原弘道 演:石田弦太郎 正道の弟。高原家の分家の主。 本家問題に正妹たち何かと首を突っ込み未希清吉つらくあたる。特に婿も迎え医者にもなり、本家跡取りとしての自覚を見いだせない未希衝突することが多く、剛造との結婚激怒し半ば絶縁してしまう。 工藤清吉 演:大坂志郎 高原家に仕え使用人自殺未遂をし、自暴自棄ハル生きる希望諭す農地改革の際に弘道の強い助言で高原家の財産一部隠匿し過少申告したことが何者かに密告され、より多く財産接収されてしまったことを悔やみ刀で自殺しようとするも、駆けつけハルに「あたしが死のうとした時、命を粗末にするなってひっぱたいたのはどこの誰なんだよ!」と叱咤され思いとどまる以前絶望の淵から救ったハル今度清吉救われのだったその後地主なくなった高原家であっても以前同じよう未希姉妹お嬢様敬い時には私財なげうって支えていく。 工藤イネ 演:赤木春恵 清吉の妻。 清吉と共に未希支えていく。産婆でもあり、佐智赤子取り上げる。未希と剛造の結婚最後まで反対し、未希と姑・テルとの仲を何かと案じていた。末期のがんで死にゆくハル来世への希望語り安らかな最期おくらせてやる。

※この「高原家」の解説は、「いのち (NHK大河ドラマ)」の解説の一部です。
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