失言・批判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 08:05 UTC 版)
日本航空JALが静岡~福岡線の運航に関して、搭乗率が70%未満の場合は運航支援金を支払う覚書を交わしていたが、静岡空港から撤退を理由に支払いを拒否した。「信義違反にあたる。」と強い意見で反発したが、裁判所の和解通告により、全額支払う事になった。 2015年7月23日に静岡市長の田辺信宏との初会談の場において、「構想は君のためでも、私のためでもない」と田辺を呼んだ。川勝に「君」と呼ばれた田辺が「君、君と言うが静岡市長だ。ずっと気になっていた」と述べると、川勝も、市へ出向している県職員の処遇に関し「部下がいなくて孤立している」と苦言を呈するなど対立している。 2016年の川勝平太知事、田辺信宏・静岡市長、鈴木康友・浜松市長の3首長が一堂に会し、県内の広域的な行政課題について意見交換する「県・政令指定都市サミット(G3)」でも、人口減少問題を巡っては、「静岡市は政令市の失敗事例」と主張した。そのため、田辺市長が「訂正してほしい。現場では職員は一生懸命頑張っている。市政について口出ししすぎている」と反論している。 2017年12月18日、川勝が静岡県知事に就任した2009年度から16年度までの8年間で、県職員41人が自殺していることを発表され、全国で比較県職員の自殺数が高いことが指摘された。 2019年12月、面談の席で、県の構想に反対する県議らについて触れ「県議会にはヤクザもいる、ゴロツキもいる。そういうゴロツキと一線を画してバンバンやってほしい」「反対する議員は文化力がない」「反対する人がいたら県議会議員の資格がない」などと発言した。自民改革会議の公開質問状を受け、2020年2月の県議会定例会で「不適切な発言があったことを認め、全て撤回する。不信を抱かれた方々におわびする。ごめんなさい」と陳謝した。 2020年10月7日の知事定例会見で、日本学術会議が推薦した会員候補105人のうち政府が6人の任命を拒否した問題について、「菅義偉という人物の教養のレベルが図らずも露見したということではないか」「学問をされた人ではない。単位のために大学を出られた」「任命権があるとか何も語ってないに等しい。信教、学問、言論の自由は基本中の基本。日本の学問立国に泥を塗る汚点」などと発言した。10月12日、静岡県議会最大会派の自民改革会議はこの発言に対し「学歴に関して個人への誹謗中傷に当たるような発言はいかがなものか。周囲に物議をかもす発言はしないよう今後は気を付けてほしい」と川勝に公の場での発言には慎重を期すよう申し入れることを決めた。。静岡県議会では、静岡県議会議長が「公の場で個人の資質に言及するのは遺憾だ」と語った。自民会派は「過去にも行きすぎた言動で本質と懸け離れた部分で物議を醸すことが多々あった。同じ轍(てつ)を踏むことを遺憾に思う」。公明党議員団長は 「言い過ぎでは。教養レベルの話なのか。個人攻撃と見られる。発言の意図をしっかり説明しないと誤解される」と懸念を示した。川勝に近いふじのくに県民クラブも「誤解を生むような物言いは避けた方がいい。十二分に言葉を選んでほしい」と述べ、共産党県議は「学問の軽視に対し、知事なりに学者として一言、言わずには置けなかったのでは」擁護した。川勝は「大切なのは学歴ではなく学問。菅首相が学問を本当に大切にしている人かどうかについて疑問を持った」と述べ、発言を訂正する必須は無いと述べたが、10月16日、発言の一部(「菅首相が夜学を出た」「政治権力のトップにあるものが任命を拒否するのは教養がない」)について、事実認識に誤りがあったとして撤回、陳謝した。県に対し、14日までにメールや電話で寄せられた1192件の意見のうち、976件が発言を批判する内容だった。 リニア工事の大井川をめぐる有識者会議において、静岡県と異なる主張をする福岡捷二機構教授を「御用学者」と呼び、会議から外すように発言した。前述の菅総理の任命を拒否した問題と同様の事を主張している。 大井川の水利権に関しては、田代ダムを管理する東京電力とリニア工事に関するJR東海に対する対応の違いを鮮明にしている。静岡県議会でも田代ダムに関する利水権に関しては、答弁しない事が多い。 2020年12月以降、静岡県は新型コロナウィルス対策として不要不急の帰省は我慢して控えるよう強く求めていたが、自らは自宅のある長野県軽井沢町に帰省していたことが判明した。 2021年10月23日の「コシヒカリ発言」については当該項を参照のこと。 2021年10月23日には「コシヒカリ発言」と同じ演説の時に、「自民候補が市長時には30%以下」と述べたが、職域接種などが含まれていない数字であった。この事には県の健康福祉部長が「知事に告げていた」と発言したが、「私のところに報告はなかった。」と記者会見で発言した。 2021年12月1日、6月6日の知事選中の集会で、静岡文化芸術大の学長時代のエピソードを紹介し、女子学生について「顔のきれいな子は賢いことを言わないときれいに見えない。ところが全部きれいに見える」等と発言したことが明らかとなり、発言を撤回する意向を示した。 上記と同じ集会で「工事現場の監督は、かわいい女の子が気に入ったんでしょう。工事現場にうら若き女の子が来たなんて、おそらく道路建設史上初めてじゃないですか。」と発言し、御殿場ジャンクション (JCT) から三ケ日JCT間の開通が前倒しとなった理由を女子学生の来訪と結びつけ、「翌日から仕事がはかどり、平成二十四年四月十四日に一年半前倒しでできたんですよ。そういう相乗効果」と発言した。 2022年2月22日、第94回選抜高校野球大会で聖隷クリストファーが落選した問題に関係して、「選考した人は全員辞めるべき」と発言した。
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失言・批判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 14:12 UTC 版)
2022年5月15日、同年夏の第26回参議院議員通常選挙栃木県選挙区(改選定数1)に立候補を予定する日本維新の会の女性新人候補の事務所開きの挨拶で、「女性5人が出る。顔で選んでくれれば1番を取るのは決まっている」などと候補予定者の容姿に触れる発言をした。石井は後に発言を撤回した。16日、同党の藤田文武幹事長は石井を口頭で厳重注意したと明らかにした。17日には「容姿を取り上げる軽率で不適切な発言をし、多くの方々に不快な感情を抱かせた。お騒がせする事態となり深くおわびする」との謝罪のコメントを発表した。しかし、6月5日に街頭演説でこの女性候補に関し「見た通りの人で、顔だけみると」や「あまり顔のことを言うとたたかれるから言えない」、「とんでもない新聞屋にちょんぎられた」などと発言したことが報道された。
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