天空闘技場編関係者
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「HUNTER×HUNTERの登場人物」の記事における「天空闘技場編関係者」の解説
ヒソカについては「ヒソカ」を参照 実況アナウンサー/コッコ(アニメ第2作) 声 - そのざきみえ・永吉由佳・AKIKO / 三石琴乃 天空闘技場の実況アナウンサー。担当は全て女性で、それぞれが個性的な髪型をしている。 アニメ第2作では、原作でゴンvsギド戦を担当した実況アナ1名のみが「コッコ」というオリジナル名称で登場。劇中の全試合の実況や場内アナウンス等を1人で全て務めているが、階層毎に複数の試合が同時進行する闘技場のシステムとの矛盾が生じており。第34話のハンサイクロペディアで紹介された際は「闘技場にコッコちゃん何人いるのかな?」とゴンから突っ込まれている。 200階クラスの案内係 声 - 甲斐田ゆき / 相橋愛子 垂れ目と物静かな口調が特徴のミステリアスな女性スタッフ。ヒソカがゴンとキルアを挑発する際に出したオーラの存在には気付かなかった。ゴンとキルアが闘技場を去る際、悪戯で帽子を飛ばされている。なお、他にもエレベーターガール(声 - 前川優子(第1作) / 久保ユリカ (第2作))や、フロアマスターを詳しく説明する受付嬢(声 - 寺崎裕香 (第2作))もいた。 審判 声 - 松山鷹志 / 河相智哉 複数存在し、それぞれで好みやスタンスが微妙に違うらしい。実際のダメージ量を重視してポイントを付ける審判もいれば、相手の裏をかく戦術などを評価してポイントを付ける審判もいる。 ゴンとヒソカの試合では、試合内容が危険な方向にエスカレートするのを防ぐため攻撃の有効ポイント判定の採点基準を下げるテクニカルジャッジで試合を早々に終わらせた。 評論家 声 - 松山鷹志 / 鈴木琢磨 ゴンとヒソカの試合解説に割り込んできた人物。本作の原作者を象徴する犬のお面を被っていたため、素顔は不明。ヒソカの過去を知っていたようだが、解説中に強制退去させられた。第2作では大幅に美化された素顔を晒し、クレジットも「謎の解説者」となっていた。 ウイング 声 - 菊池正美 / 関俊彦 / 遊佐浩二(OVA) 心源流拳法師範代。ハンター裏試験試験官。強化系能力者。 ズシの師匠。天空闘技場で“念”の存在を知ったゴンとキルアに“念”の手ほどきをする。普段はノホホンとしていて、寝癖で髪がぼさぼさでいつもシャツが出ており、師匠のビスケや弟子のズシにいつも注意されている。ゴンの裏試験の試験官でもある。ビスケには「ひよっこウイング」と呼ばれていたが、念の覚えは悪かったがその分教える方には向いているとも評されている。ハンター会長選挙に来ていたことからプロハンターである。 ズシ 声 - 天神有海 / 寺崎裕香 心源流拳法の門下生。操作系の素質があるが発は未開発で修行中。 ウイングの下で修行に励む少年。真面目な性格で、語尾に「〜ッス」を付けるのが特徴的。柔道着を着ている。ウイングに10万人に1人の逸材と評される(ただしゴンとキルアはそれを上回る1000万人に1人)。天空闘技場にて最上階を目指し修行中。 劇場版第2作ではフロアマスターになっている。 カストロ 声 - 岸祐二 / 川島得愛 天空闘技場200階クラスの闘士。強化系能力者。 念を知らずに200階クラスに到達し、ヒソカに念攻撃で洗礼を受け、敗北したが生き残り、念に目覚める。屈辱をバネにヒソカ打倒を目標に修練を詰む。フロアマスターに一番近い存在と言われていた。ヒソカと再選し、当初は優勢に戦いを進めるが、能力の欠点をヒソカに見破られ、無残に敗れ去る。 ヒソカは彼の敗因を「容量(メモリ)のムダ使い」と評し、ウイングもまた本来の能力である強化系と相性の悪い超高度な具現化系・操作系の複合能力である分身(ダブル)を使うことを批判した。 アニメ第1作では規制のためヒソカとの試合が大幅に省略されている。虎咬拳(ここうけん) 両手を虎の爪や牙に模して攻撃する拳法。両手にオーラを集めて繰り出すと威力が増大する。これだけならウイング師範代も「極めれば随一の使い手になっていただろう」と絶賛するほどの技。 分身(ダブル) 自分の分身を具現化して操る能力。「具現化」して「放出」で「操作」するという高度複合能力。本体と分身の両方が虎咬拳を使うことができ、カストロは虎咬真拳と名付けた。 カストロとダブルは見分けがつかず、かつ出したり消したりが自在にできる。相手に能力を知られていなければ不意打ちができ、能力がわかってからも数的有利を作り出すことが出来る。だが、かなりの集中力を要するため、ダメージを受けて意識を集中できなくなるとダブルが出せなるため、継戦力に欠ける、また、通常ならば見分けがつかないといっても、自分が想像する(平常時の)姿を再現しているため、戦闘中にできた傷や汚れなどは再現できず、戦闘が続くと簡単に見破られるという弱点があった。 ギド 声 - 小和田貢平 / 奈良徹 天空闘技場200階クラスの闘士。強化系能力者。 一本足の義足であり、独楽を駆使して闘う。念の未熟なゴンに戦闘をしかけ初戦は勝利するが、修行によって成長したゴンと再戦し義足を破壊され敗れる。アニメ版第1作では義足は戦闘のためのもので、実際は両足があった。舞闘独楽(ぶとうごま) 独楽の回転力を強化して敵を攻撃する強化系の技。戦闘円舞曲(戦いのワルツ) 強化した複数の独楽に「邪魔者をはじき飛ばせ」という命令を与えて放つ。独楽は接触したものを弾き飛ばす。 最大で50個近くの独楽を同時に操ることができる。 操作系能力との複合技で能力相性が悪く使い勝手がいまいちだった。 散弾独楽哀歌(ショットガンブルース) 強化した複数の独楽を標的めがけて真っ直ぐ飛ばして攻撃する。 竜巻独楽(たつまきごま) 独楽状の義足を軸に、自身の回転力を高めて攻撃する攻防一体の強化系の技。回転しながら独楽を放つことも可能。これほど高速回転すると自分が目を回すのではと実況には疑問に思われていたが、訓練次第で克服できることと解説されている。 サダソ 声 - 永野善一 / 竹尾一真 天空闘技場200階クラスの闘士。変化系能力者。 別名新人ハンター。能面のような顔立ちで、左腕が無い。フロアマスターになるため、脅迫などの卑怯な手段に出るが、キルアに逆襲され闘技場を去る。その際、ギドやリールベルトにキルアの実力の高さを伝えている。見えない左腕 失った左腕の付け根から、巨大な腕の形に変形させたオーラを生やし駆使する変化系の能力。ズシの全身を包み込み、締め上げて失神させるほどの力がある。 リールベルト 声 - 赤井田良彦 / 会一太郎 天空闘技場200階クラスの闘士。放出系能力者。 特殊な車椅子に乗っている。「双頭の蛇(ツインスネイク)」という100万ボルトの電流を流すことができる2本の鞭を武器として使用する。ギド、サダソとは協力関係にある。ゴン、キルアと対戦するもどちらにも敗れた。原作やアニメ版両作のいずれも自分の足で歩いた描写はない(ただし、第1作では規制の都合で洗礼が体にそれほど影響を与えていない設定で、乗り物も異なる)。爆発的推進力(オーラバースト) 溜めたオーラを一気に噴射し、その推進力で車椅子を移動させる放出系能力。スピードが速すぎるために、この技を使っている間自分は攻撃できないという欠点がある。また方向転換は自力であるため、咄嗟の回避などの時は前にしか進めない。 双頭の蛇による二重唱(ソングオブディフェンス) 双頭の蛇(ツインスネイク)を凄まじいスピードで振り回して攻撃する技。念能力であるかは不明。キルアには通じずムチの先端を簡単に掴まれ、ゴンは石版投げで技自体をそもそも無視された。 双頭の蛇の正体(サンダースネイク) 2本のムチから合わせて100万Vの電流を流す技。正しくは技というより単にムチの機能である。暗殺訓練の一環であらゆる拷問を経験したキルアには通用せず、ゴンにはムチ自体を奪われ、最終的に両者に電流を逆に利用されて敗北する結果となった。 ドラド アニメ第1作オリジナルキャラクター。天空闘技場200階クラスの闘士で、キルアの初戦の相手。アメコミキャラクター風の外見をした槍使い。ウイングも認めるほどの実力者で、試合でもキルアを追い詰めるが、彼の暗殺術で倒される。
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