こうけん

デジタル大辞泉

こう‐けん【公権】

読み方：こうけん

公法上認められている権利。警察権・財政権・統制権などの国家的公権と、参政権・生活保護を受ける権利などの個人的公権とに分けられる。→私権

こう‐けん【公験】

読み方：こうけん

⇒くげん（公験）

こう‐けん〔カウ‐｜コウ‐〕【効験／功験】

読み方：こうけん

《古くは「こうげん」とも》ききめ。効能。効果。「—あらたかな妙薬」

「神仏の加護良薬の—で」〈鴎外・阿部一族〉

こう‐けん〔カウ‐〕【康健】

読み方：こうけん

［名・形動］じょうぶであること。また、そのさま。健康。

「身体を—にせんが為に」〈中村訳・西国立志編〉

こう‐けん【後件】

読み方：こうけん

「もしsがpならば、QはRである」という形式をとる仮言的判断において、「QはRである」の部分をいう。⇔前件。

こう‐けん【後見】

読み方：こうけん

［名］(スル)

１ 年少の家長・主人などの後ろだてとなって補佐すること。また、その役目の人。後(うし)ろ見(み)。

２ 法律で、親権者のない未成年者や成年被後見人などを監護し、その財産の管理などを行う制度。後(うし)ろ見(み)。→成年後見制度 →法定後見

３ 能・狂言・歌舞伎・舞踊などで、演技者の後方に控えて、装束の直し、小道具の受け渡し、その他演技の進行の介添えをする者。

４ 鎌倉幕府の執権や連署、また、室町幕府の関東管領をさしていう。後(うし)ろ見(み)。

５ 後日に出会うこと。再会すること。

「我は一時の命なれば—を期し難し」〈海道記〉

６ 後になって書物などを他人が見ること。また、その人。

「—の人、若し錯謬有らば之を削り」〈雑談集・一〇〉

こう‐けん【後賢】

読み方：こうけん

後世の賢者。「—を待つ」

こう‐けん【貢献】

読み方：こうけん

［名］(スル)

１ ある物事や社会のために役立つように尽力すること。「学界の発展に—する」「—度」

２ 貢ぎ物を奉ること。また、その品物。

こう‐けん〔カウ‐〕【高検】

読み方：こうけん

「高等検察庁」の略。

こう‐けん〔カウ‐〕【高見】

読み方：こうけん

１ すぐれた意見。卓見。「—卓識」

２ 他人を敬って、その意見をいう語。「御—を承りたい」

法律関連用語集

後見(こうけん)

家族親子関係・戸籍に関わる用語

判断能力に問題ある人に保護者を付けて保護する制度。親権による保護を受けられない未成年者を保護する未成年後見と、精神上の障害等によって判断能力を欠く成年者を保護する成年後見がある。また、これらの法定後見のほかに、任意後見契約もある。

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世界宗教用語大事典

こうけん 【光謙】

江戸前期の天台律僧。字は霊空。筑前の出身、一四歳で出家、一七歳で比叡山に登り、律学を学び、輪王寺宮が横川の安楽院を律院に改め光謙を招いたので、彼は師妙立を開山とし自ら二世となり、天台律を弘めた。著『心念仏義』他。（一六五二～一七三九）→ 安楽律

隠語大辞典

後見

読み方：こうけん

1. 役者の蔭で世話をする人。〔歌舞伎〕
2. 〔演〕役者の蔭で世話する係。

分類 歌舞伎、演劇

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纐纈

姓	読み方
纐纈	こうけん

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

こうけん

出典:『Wiktionary』 (2021/08/22 13:24 UTC 版)

同音異義語

こうけん

• 【貢献】：物事の発展に役立つように力を尽くすこと。
• 【効験】：効果、効能。
• 【高検】：高等検察庁の略。