連署とは? わかりやすく解説

れん‐しょ【連署】

読み方:れんしょ

[名](スル)

同一書面二人上の者が署名すること。また、その署名。「正副委員長が—する」

鎌倉幕府職名執権補佐し幕府公文書執権とともに署判する重職


連署

読み方:レンショrensho

(1)一通文書複数差出者が署名し判をすること。
(2)執権補佐を行う鎌倉幕府職名


連署

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/07 14:30 UTC 版)

連署(れんしょ)は、鎌倉幕府の役職。執権の補佐役であり執権に次ぐ重職で、実質上の「副執権」である。幕府の公文書に執権と連名で署名したためにこの名がある。執権複数制とも称される。


  1. ^ 奥富敬之「鎌倉北条氏の興亡」(ISBN 4-642-05559-2 吉川弘文館歴史文化ライブラリー) 80P
  2. ^ 上横手雅敬『日本中世政治史研究』塙書房、1970年、382-397頁。 
  3. ^ 川合康『日本中世の歴史3 源平の内乱と公武政権』吉川弘文館、2009年、266-267頁。 
  4. ^ 上横手雅敬「鎌倉時代 その光と影」(吉川弘文館歴史文化セレクション ISBN 4-642-06304-8 199P)
  5. ^ 長又高夫『御成敗式目編纂の基礎的研究』(汲古書院、2017年)P168-185
  6. ^ 石井清文「北条泰時・時房政権の成立」『政治経済史学』370号・377号(1997年・1998年)/石井『鎌倉幕府連署制の研究』岩田書院、2020年。 ISBN 978-4-86602-090-7 P59-98.
  7. ^ 森幸夫『六波羅探題』(吉川弘文館歴史文化ライブラリー、2021年)
  8. ^ 日本史史料研究会編『将軍・執権・連署 鎌倉幕府権力を考える』(吉川弘文館、2018年)P133
  9. ^ a b 大仏流の始祖・朝直は時房の四男


「連署」の続きの解説一覧

連署

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/15 01:35 UTC 版)

鎌倉時代の人物一覧」の記事における「連署」の解説

北条時房……鎌倉幕府初代連署。 北条重時……鎌倉幕府第2代連署。 北条政村……鎌倉幕府第35代連署。 北条時宗……鎌倉幕府4代連署。 北条義政……鎌倉幕府6代連署。 北条業時……鎌倉幕府第7代連署。 大仏宣時……鎌倉幕府第8代連署。 北条時村……鎌倉幕府第9代連署。 大仏宗宣……鎌倉幕府第10代連署。 北条貞顕……鎌倉幕府第12代連署。

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連署

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 18:30 UTC 版)

鎌倉幕府」の記事における「連署」の解説

執権に次ぐ、もしくは執権に並ぶ役職

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「連署」を含む「鎌倉幕府」の記事については、「鎌倉幕府」の概要を参照ください。

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