南極出版社とは? わかりやすく解説

南極出版社(Antarctic Press)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 07:43 UTC 版)

ロボテック」の記事における「南極出版社(Antarctic Press)」の解説

南極出版社(アンタークティック・プレス / Antarctic Press)社は、1997年から1998年までロボテック漫画販売した。おもに、「ロボテック・シリーズ」の『マクロス・サーガ』の登場人物による独立したサイドストーリースピンオフ作品企画主流である。 ほとんどの物語は非常に修正主義的で、みずからの個性に従って行動する確立した登場人物により、テーマ時に大時代的(おおじだいてき)になることさえあった。なお一覧表中、「解説冒頭、および「巻数に「カラー漫画」と記載のない作品はすべて白黒線画作品である。 シリーズ構成完結まで設計されていた物語構成の約 80 % まではアカデミー・コミックス社出版された『ロボテック II :ザ・センチネルズ』の残りの 約 2 割 の漫画作画完成させるために「ウォルトリップ兄弟には、もう協力求めない」と南極出版社(アンタークティック・プレス)社が決定したために、多くファン[誰?]は同社ロボテック漫画批判的である[要出典](この決定原因については、ウォルトリップ兄弟 と南極出版社(アンタークティック・プレス)社の主力作家だった台湾系アメリカ人ベン・ダン( Ben Dunn) がエターニティ・コミックス社の親会社だったマリブ・コミックス(Malibu Comics)社で働いたときに、彼らのあいだにあった個人的な意見不一致原因とする説[要出典]がある)。 特に批判されるのは『ロボテック II :ザ・センチネルズ - ルビコン - 』(Sentinels Rubicon)である[要出典]。これは『ロボテック II :ザ・センチネルズ』の物語構成結末迎えたあとの長い年月取り上げるという名目作品。全2巻発売されたが、過去の(または次の権利許諾受けた)「ロボテック」の漫画作品に全く似ていないし、一番売り作画(アートワークス)は、一般的な読者審美眼基準から判断しても、ほとんど理解できない[要出典]。「ルビコン」の第2巻は突然終わり仕切り直しとして全7巻のシリーズ構成案が発表され多くファンはこの決定称賛した[要出典]。 一般的にロボテック・シリーズ」の漫画出版携わった各社すべての漫画制作出版事業のなかで南極出版(アンタクティック・プレス)社の漫画は、最も不人気であった漫画業界識者[誰?]からは評価されている[要出典]。 同社の「ロボテック」のライセンスは、わずか一年後1998年何の説明もなく突然取り消された。多くファンは、同社の「ロボテック」の漫画増やすか、すべてなくすか、どちらかを選ぶなら、「すべてなくすのが良い」と考えている[要出典]。 唯一の例外が「原作『マクロスシリーズ』『マクロス ゼロ』物語構成を約5年半ほど先取りした[要出典]」と、南北米大陸ファンダムいまだに語られる架空戦記ルフトヴァッフェ 1946』(Luftwaffe: 1946)で有名な日系アメリカ人漫画家テッド野村Ted Nomura)のアートと、Distant Soil遠き土壌)がベストセラーになったライターおよび新規描き下ろしキャラクターデザイン担当女性画家コーリン・ドーラン(Colleen Doran)による 全11巻長期シリーズ試作機 001 タイガーキャット』(のちに『試作機 001 派生型』と改題)および、第二世代編(『サザンクロス』編)のその後描いた4巻ミニシリーズ雷轟』である[要出典]。 題名邦訳例解巻数備考Annual 年鑑 新たな読者ファン獲得するため、原典三部作世界からそれぞれ1作品ずつ番外編として独自制作の物語創作し、まとめたもの。 全1巻 Megastorm 巨大SDF-1 マクロス地球帰還への帰路航宙時の番外編木星付近での戦闘時代設定はリック・ハンター、リサ・ハイエス、ベン・ディクソン(柿崎速雄)たちがブリタイ・アド級艦隊捕虜としてゼントラーディ基幹艦隊総司令官ドルザ(Dolza)のフルブス・バレンツ要塞にて尋問中で不在のあいだの出来事とされているが、テレビシリーズ設定異なりマックス・スターリングが登場する。この矛盾については、日本原作者劇中劇設定発言(より正確な表現メタフィクション)にもとづき本作ではブリタイ艦隊捕虜獲得作戦という「マクロス世界の歴史事実に関して後世歴史家一部主張するマックスのみが捕獲免れ帰還しグローバル艦長事実報告をした」という異説にもとづいた漫画化のためであると説明している[要出典]。 全3巻 Rolling Thunder 雷轟カラー漫画。ダーナ・スターリング(Dana Sterling)の後日談ゾル人残存部隊の長ダルメリック・カーン(Dalmeric Khane)は養女であるヒカル・カーン(Hikaru Khane)を作戦指揮官とし、ダーナ・スターリングを第2巻捕虜にして体内制御回路チップ埋め込み服従させたうえで、かつてのゾア・プライム(原作サイフリート・ヴァイス)と同様に深紅バイオロイド搭乗させる。こうしてダーナは、女性指揮官ヒカル忠実な下僕となり、バイオロイド部隊現場指揮官として、かつての部下たちと戦うことになる。なお、旧・第15分隊の隊員たちは従来どおりサザンクロス軍を呼び合うが、組織としては消滅したあとのために、揚陸艇等のステンシル表記は「地球統合陸軍義勇部隊」(U.N.ARMY Volunteer Corpsとなっている。 全4巻カラー漫画 Prototype 001 Tigercat(initially a back-up story, re-titled as Variants) 試作機 001 タイガーキャットカラー漫画架空戦記ルフトヴァッフェ 1946』( Luftwaffe: 1946 )で有名なテッド野村Ted Nomura)のアートと、Distant Soil遠き土壌)がベストセラーになったライターおよび新規描き下ろしキャラクターデザイン担当のコーリン・ドーラン(Colleen Doran)による作品VF-1 バルキリー以前従来型ターボファンエンジン搭載試作機実戦投入物語初期には『巨大嵐』(Megastorm)や 『雷轟』(Rolling Thunder冊子内の 1/3 ほどを使うかたちのバックアップ物語だった。のちに独立した際に『試作機 001 派生型』と改題ロイ・フォッカーRoy Fokker大尉当時)と後部座席航法電子戦士官の リサ・ハイエス(Lisa Hayes少尉当時)が主役従来型ターボファンエンジン搭載いわゆるガウォーク・ファイター形態の2形態を持つ試作可変戦闘機・YVF-14タイガーキャットTigercat)や、そのライバルとなるマクシミリアン・フォッケ(Maximilian Focke)が搭乗する統合同盟側のロシア可変戦闘機である YVM-29(МиГ - 29 бис)ラースタチュカ・ビースが登場するが、『マクロス ゼロ』登場するVF-0 フェニックス」、反統合同盟側の 「SV-51」とは無関係。なお本作品は、原作者の「メタフィクション(または劇中劇)」発言逆手取った二次的連続性作品の別分岐であり、「ブリッジ・バニー」(ヴァネッサキムシャミー)とクローディア日本版同様生存しさらには独自設定としてロイ・フォッカー生存し、ウォルトリップ兄弟の『センチネルズ』漫画では夫婦提督役職に就いていたハンター夫妻代わり生存しつづけていれば本来就任していたであろう海軍宇宙軍遠征艦提督Fleet Admiral)に就任している。リサ日本版での早瀬未沙)は改マクロス級 “ SDFN-02 Admiral Lisa Hayes” (「海軍提督大将)リサ・ハイエス」の意味艦長として就任し初恋相手許婚者だったカール・ライバー(Karl Liber)が彼女の夫として火星基地赴任しており、長女サラ一条未来に相当)まで誕生している。またこの別分岐パラレルワールドにおいては、リック・ハンターはキーロンカムジン)のマクロス・シティ襲撃のあとにリン・ミンメイ結ばれ軍を退役している。 全7巻+4巻カラー漫画 Vermillion ヴァーミリオン小隊 マクロス地球帰還ヴァーミリオン小隊番外編。 全4巻 Unsung Heroes 報われない英雄ヴァーミリオン小隊』の第2巻から第4巻冊子内の 1/3 ほどを使うかたちのバックアップ物語インビッド戦争中報われない、名前すら明らかにされないレジスタンス兵士の物語。全3話Vermillion 第2話 - 第4話同居 Final Fire 最後発砲 第一次星間大戦決戦リン・ミンメイ作戦」後の地上戦生き抜いたVF-1A バルキリーパイロットの回想記。 全1巻 Crystal Dreams 水晶の夢 開発者GameTekが破産したために、1998年発売前に製作が中止され同名NINTENDO64ゲーム漫画化。 全1巻 Wings of Gibraltar ジブラルタルの翼 ベン・ディクソン(Ben Dixon戦死後のリック・ハンター(Rick Hunter)と マクシミリアン・スターリング(Maximilian Sterlings)による第一次星間大戦中の小惑星帯ジブラルタル基地」における番外編。 全2巻 Covert operations 秘密作戦 Megastorm の続編木星衛星タイタン付近での秘密作戦非公式ながらデザイン関係は『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか準拠番外編。 全2巻 Class Reunion 同窓会ニュー・ジェネレーション』(『モスピーダ』)編の番外編作画低調[要出典]。 全1巻 Escape 脱出 人間型インビッドであるコーグ(Corg、バットラー)のスピンオフ物語現在のところ、唯一のインビッド主役作品。 全1巻 Sentinels: Rubicon センチネルズ:ルビコン 上記南極出版社(Antarctic Press本解参照。全2巻中断し仕切り直しとして全7巻のシリーズ案が発表されたが、この構想案が出版されることはなかった。 全2巻

※この「南極出版社(Antarctic Press)」の解説は、「ロボテック」の解説の一部です。
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