リン・ミンメイ作戦(ミンメイアタック)
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「マクロスシリーズの用語一覧」の記事における「リン・ミンメイ作戦(ミンメイアタック)」の解説
文化を持たない異星人との戦闘において、地球の歌や映像を流し、カルチャーショックで動揺した敵陣営の中枢を一気に叩くという戦法。第一次星間大戦の決戦において、約4,800倍の規模のボドル基幹艦隊を打ち破る奇跡的勝利の要因となり、その功労者であるアイドル歌手リン・ミンメイから命名される。
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リン・ミンメイ作戦
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「第一次星間大戦」の記事における「リン・ミンメイ作戦」の解説
地球総爆撃を尻目にマクロス・ブリタイ同盟艦隊が突入作戦発動の準備を整えている最中、スカル隊隊長の一条輝中尉から画期的な戦術案が具申される。それはリン・ミンメイの歌を全周波数に発信し、ゼントラーディ軍のカルチャーショックを誘発させ、敵の士気を低下させると共に味方の士気を鼓舞するというものであった。(なお、リン・ミンメイの歌を流すのには、敵味方の識別信号の補助手段(ミンメイの歌が発信されている艦、艦載機は味方とわかる)の意味合いもあった)また、エキセドルからミンメイとリン・カイフンのキスシーンも追加提案され、絶大な効果を発揮することとなる。 早速この戦術案は採用され、「リン・ミンメイ作戦」と命名、メインブリッジ中央部に特設ステージを設置するなど、準備が急ピッチで進められる。この作戦はブリタイの賛同も得て、ブリタイ艦隊によりゼントラーディ語に同時翻訳、歌と映像をゼントラーディ軍の全使用周波数に一斉発信する確約を得る。こうして、全ての準備が整ったマクロス・ブリタイ同盟艦隊は、陣営を整え、基幹艦隊へと突入を開始する。 ミンメイの「私の彼はパイロット」のスタートと同時に、同盟艦隊はグランドキャノンによって基幹艦隊の一角が手薄となっていた宙域から突入。先鋒は数百機からなる無人戦闘機ゴーストが投入される。陣営の建て直しを図っていた宙域にゴースト部隊は突入すると、戦闘ポッド等の小型機動兵器の掃討を行い、次いで300機以上からなるスーパーバルキリー隊が突入、使用制限を解除された反応弾を一斉に発射して、敵大型艦艇を掃討する。 そのうえでマクロス・ブリタイ同盟艦隊が射程圏内に侵入するが、基幹艦隊からの反撃はなく、リン・ミンメイ作戦の成功を確信した同盟艦隊は、突入陣形からの一斉射撃を繰り返してフルブス・バレンスへの接近を図る。やがてカルチャーショックから立ち直った艦隊から反撃されるものの、依然指揮系統は混乱したままで、基幹艦隊の反撃は無秩序で散発的なものに過ぎなかった。 それでも400万隻対1,000隻という数の差はいかんともしがたく、敵防衛網突破に苦戦していた同盟艦隊に、戦域より離脱していたカムジン艦隊が援軍として合流する。勢いに乗った同盟艦隊は防衛網を突破し、フルブス・バレンスへの接近に成功。マクロスは艦首と、ダイダロス、プロメテウス先端にピンポイントバリアを展開させたマクロス・アタックにて内部への突入を敢行する。 マクロスはフルブス・バレンスの内部構造物を破壊しながら中枢部への突入に成功し、搭載していた全反応弾を一斉発射。誘爆から艦を防御するために全方位バリアを展開、脱出を図る。さしもの巨大要塞フルブス・バレンスも内部からの反応兵器による攻撃と引き起こされた反応炉の誘爆により衛星軌道上で爆沈。かろうじて脱出に成功したマクロスは、重力に引かれて地球に降下する。この要塞の爆発により、基幹艦隊も100万隻近い艦艇が巻き込まれる。航行可能な残存艦隊は軍規に基づき、フォールド航行にて戦域より離脱。マクロス・ブリタイ同盟艦隊の艦艇もそのほとんどが爆発に巻き込まれ、爆沈または地表へと落下していく。 こうして、両陣営とも壊滅的なダメージを受け、組織的な戦闘継続は困難となり、実質的にこの時点で第一次星間大戦はかろうじて人類の勝利という形で終結することとなる。
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