ジブラルタル基地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 08:51 UTC 版)
「コズミック・イラの施設」の記事における「ジブラルタル基地」の解説
イベリア半島ジブラルタルのザフトの軍事基地。ユニウス条約締結後も2箇所のみ地球上に残すことが許されたザフト拠点の1つ。 C.E.70年5月25日の第一次カサブランカ沖海戦においてユーラシア連邦艦隊を破ったザフトはイベリア半島の最南端ジブラルタル海峡を望める地にジブラルタル基地を建設した。以後ヨーロッパ・アフリカ侵攻の橋頭堡としてザフトの重要拠点になった。低軌道会戦により地球に降下して来たイザーク・ジュール、ディアッカ・エルスマンがしばらくの間滞在している。また、バルトフェルド隊には補給としてザウートを送っている。 C.E.71年5月5日のアラスカ基地攻略戦では、多数の兵力をアラスカに送っている。しかし、事前に仕掛けられたサイクロプスにより戦力の大半を喪失した。直後のパナマ攻略戦で戦力を補うためアフリカ戦線の縮小を行い、同基地の兵力の大量導入を余儀なくされた。地球連合軍MSの量産が軌道に乗り、戦局が徐々に悪化する中、C.E.71年7月24日の第二次カサブランカ沖海戦では、グーン、ゾノの部隊が、フォビドゥンブルー、ディープフォビドゥン部隊に大敗し、これによりザフトはジブラルタル基地を放棄。ヨーロッパ方面からの撤退を余儀なくされ、地球戦線はカーペンタリア方面へ推移する。 第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦後に結ばれたユニウス条約により、ジブラルタル基地はカーペンタリア基地と共にザフトの条約監視団常駐基地や在地球公館として使用される事になった。これにともない、ザフトが占領していたカオシュン基地と引き替えでプラント政府に引き渡されることになる。『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』では、スエズ基地攻略の拠点となり、ロード・ジブリールをはじめロゴスのメンバーが立てこもるヘブンズベース攻略のため、ザフト及び反ロゴス同盟軍の参集地になった。
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