カサブランカ沖海戦
カサブランカ沖海戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 17:19 UTC 版)
「ル・マラン (大型駆逐艦)」の記事における「カサブランカ沖海戦」の解説
1942年11月8日、カサブランカ港の埠頭に停泊して改装中だった「ル・マラン」はトーチ作戦によるアメリカ艦隊との戦闘(カサブランカ沖海戦)に巻き込まれた。 アメリカ戦艦「マサチューセッツ」の16インチ砲弾1発が突堤と「ル・マラン」の間に着弾(または、埠頭の端に命中して「ル・マラン」のそばで爆発)。左舷側に破孔が生じて前部缶室・機械室に浸水し、「ル・マラン」は13.5度傾いた。また、7名が死亡し、5名が負傷した。数時間後に曳船が傾いた「ル・マラン」を水平に戻し、損傷の修理が始まった。以降も11月10日まで、「ル・マラン」の対空兵装は飛来する米軍の爆撃機に対して発砲を行った。 修理中、「ル・マラン」の艦内から40.6cm砲弾の破片が発見された。乗員たちはその破片に「ラファイエット、ここにあり」(La Fayette, nous voici)と刻んで記念品にした。
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