他の仲間たちとの関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 02:17 UTC 版)
「ピッコロ (ドラゴンボール)」の記事における「他の仲間たちとの関係」の解説
ネイル デンデがポルンガを呼び出すための言葉を悟飯たちに伝える時間稼ぎとしてフリーザに挑み敗れるが、瀕死の状態の時にドラゴンボールで復活し、ナメック星に到着したピッコロと遭遇する。ピッコロの戦闘力を「どう鍛錬したのか知らんが信じられんほどのパワーを身につけている」、「元通り1人になりさえすればフリーザにも勝てただろう」と評価し、ナメック星で唯一の戦闘タイプである自身との同化を提案するも、ピッコロからは一時、自身との同化を断り「オレはオレでいたい。人格まで貴様と一緒になるのは御免だ」と伝えられるが、「人格はお前のままだ。私は唯の切っ掛けに過ぎない」と教え、承諾した彼と同化。 アニメ『Z』では、自身との同化を断り「オレはオレでいたい」と言ったピッコロを「気位の高いヤツだ」と評し、さらに同化後はフリーザに対して「オレたち」と言ったり、ネイルの声色で会話するシーンもあり「人格を共有している」かのような描写になっている。また、同化後のフリーザとの戦闘を目の当たりにしたデンデが戦闘スタイルからそのことを分かっていたらしく、バトルフォームにも若干の変化があった模様。 ピッコロいわく「オレとそっくり」の台詞の通り、顔立ちはピッコロに瓜二つである。 クリリン 作中では「貴様では何の役にも立たない」など見下した発言もあったが、第23回天下一武道会で対戦した際には勝利こそ収めたものの、ピッコロの想定外の善戦をされたことで実力をある程度は評価し、世界征服が容易ではないことを痛感している。 サイヤ人編から彼の名前を呼ぶようになり、クリリンはサイヤ人編において「今だけでもピッコロが仲間であることは頼もしい」と発言、共通の敵に立ち向かうための心強い味方として受け入れている。その後も共に戦う中でお互いに信頼できるようになっていく。 人造人間編ではピッコロを仲間と呼び、それがピッコロを怒らせることになるものの、世界征服を口にして飛び去ったピッコロの悪態を鵜呑みにすることなく、神と合体するために神殿へ向かったことを見抜き心境を理解した。「元々とんでもない強さだったピッコロが、神様と同化して超ナメック星人になった」と高く評価している。 ナメック星へ向かう宇宙船の中で自作のピッコロと同じ服を着る悟飯のピッコロへの敬意に触れたり、アニメ『Z』のフリーザ戦ではピッコロについて悟飯に「お前の先生だもんな」と発言するなど、悟飯との師弟関係に関して早い段階で理解を見せている。 アニメ『Z』のオリジナルストーリーでも憎まれ口を叩きながらも信頼している所があり、共闘する場面も多い。 天津飯、ヤムチャ、餃子 サイヤ人の地球来襲時の戦いで死亡後、彼らと共に蛇の道を経て界王星での修行を行った。 天津飯はサイヤ人の地球来襲時の戦いで、悟飯に襲いかかった栽培マンをピッコロが撃破した際に「いずれまた敵になるかと思うとゾッとする」と実力を評している。また、ピッコロと神の同化後からセルゲーム前にかけては行動を共にしている場面も描かれた。神と同化する前はピッコロとベジータのパワーアップぶりを気に入らないといった発言もしていたが、神との融合後の会話ではピッコロに敬語を用いて話す場面もある。アニメでは第23回天下一武道会時から天津飯の名前を呼んでおり、悟空との対戦時にその技に驚く描写もあった。 ヤムチャは人造人間編で心臓病に倒れた悟空を家に送り届ける際に、ピッコロが予防のために薬を飲むように注意していた。ヤムチャも打ち解けており、男女の恋愛を理解できないピッコロにジョークをいう場面もあった。 餃子はナッパとの戦いで自爆したことをピッコロは「あのチビにしては上出来だ」と称賛した。 アニメ版では界王星での修行を行った彼らと対戦してその成長に驚かされたり、界王星から自分を先に生き返らせるよう提案したピッコロに当初は抗議するものの即座に一喝され、ピッコロ自身が生き返れば神も生き返り地球のドラゴンボールも復活する考えを明かすと餃子はそれを褒め、ヤムチャと天津飯もそれに感心した様子を見せた。セルジュニアとの戦いでは天津飯とヤムチャに悟空を援護するよう指示した。 ブルマ ラディッツが現れた時点ではまだピッコロに対し怯えた様子を見せていたが、ラディッツ戦後はクリリンや亀仙人と共に平然と同じ場におり恐怖はなくなった。人造人間編ではピッコロに未来から来た少年の正体が自身の子供の成長した姿であることを告げられたほか、彼女がベジータらに戦闘服を渡すため神の神殿を訪れた際にはピッコロの分の戦闘服も持ってきており、トランクスがセルに挑んだ際にはブルマの頼みで戦闘の状況を解説した。 アニメでは魔人ブウ編でピッコロがトランクスと悟天にフュージョンの指導を行った際、チチと共にあまりにも厳しい特訓を課すピッコロへ詰め寄っている。 チチ 第23回天下一武道会での悟空との対戦後に彼と結婚したことで、それが後の悟飯の存在に繋がりピッコロの生涯に大きな転機をもたらすことになった。チチはサイヤ人やフリーザ一味との戦いに関与していなかったため、ピッコロが昔の大魔王時代と違うことや悟飯を庇って命を落としたことなどを途中まで知らなかったことから毛嫌いしていたが、自分の家に3年間居候してからは「ピッコロさ」と呼び接し方も変わり、人造人間との戦いに向かうピッコロを悟空や悟飯と共に「気をつけてけれ」と気遣うようになった。アニメ版『Z』『超』ではブルマと同じく、怒るとピッコロをたじろがせてしまう場面も存在する。悟空や悟飯を通じてピッコロとは家族のような間柄になりつつある。 トランクス(未来) 別の時間軸における悟飯の弟子であるため、ピッコロにとっては孫弟子にあたる。フリーザの地球襲来時には彼が悟空に話した内容をピッコロが彼のことを上手く隠しつつ仲間に話し、人造人間編では自身と人造人間20号の戦闘中に彼が現れた際、ピッコロが彼の名前を口にしたことでベジータが彼の正体に気付くことになったほか、ベジータとトランクスが20号を追って飛び去った後にはピッコロが彼の母親であるブルマに彼の正体を教えている。ピッコロが神と同化しパワーアップした時の気を感じ取った時には、「素晴らしい、ここまでパワーアップできるものなのか」と感嘆した様子を見せている。 未来世界の悟飯を師とするトランクスも魔族系統の技を受け継いでおり、劇場版第11作目やアニメ『超』では魔閃光を用いている。 トランクス(現代)、孫悟天、ゴテンクス 現代トランクスは物心付いた頃から父のベジータが鍛えているため、未来トランクスと違い師弟関係はないが、魔人ブウ編ではブウとの戦いに備えて彼らにフュージョンの指導を行い、ブウ(無邪気)にベジータが痛めつけられた際にはトランクスを、ブウ(悪)が神殿に攻めてきた際にチチが卵にされ殺された時には悟天を、それぞれなだめる役目を負った。悟天は、第25回天下一武道会にてピッコロを見かけた際に悟飯に呼びかけ、ピッコロと悟飯の関係にも理解している様子を見せている。ゴテンクスの奔放さに怒鳴りつけたり呆れる場面も多かったが、彼とブウ(悪)の戦闘をただ一人終始に渡って見届け、ゴテンクスのフュージョンが解けた際には自身も戦線に参加し、「やるだけやって一緒に死のう」と語った。 アニメ版ではゴテンクスがブウ(無邪気)に敗戦し2人が自分たちの軽はずみな行動を反省した後、トランクスの「ベジータの守ろうとした地球を守るため、ベジータを超えなきゃならない」という趣旨の台詞に「お前たち2人の体には、これまで多くの不可能を可能にしてきた戦士の血が流れているんだ」と語り、彼らへの期待を表した。 ミスター・サタン セルゲームでは無謀にもセルに挑み吹っ飛ばされたサタンを見て「さすがのセルもあんなのを殺すのは嫌だったようだ」と語り、魔人ブウ編でも彼を「ホラ吹き野郎」と称するなど当初は他のキャラクター同様に軽視していた。しかし、その後はブウ(無邪気)に心を開かせ、彼に悪事をやめるよう約束させたことを評価し、ブウ(悪)がサタンを知っていることについてビーデルに質問された際、理由を説明したうえで「お前の父は誇り高い世界チャンピオンだ」と賞賛。一般的な地球人ではただ一人ブウの殺戮から生き残ったサタンを助けるなど態度を軟化させた。 アニメでは元気玉生成のために地球人全員に手を上げさせた彼を認める発言をしている。 東の界王神(シン) 初対面時の様子を見て「地球の者じゃない」と悟る。第25回天下一武道会の本選一回戦では対戦相手に決まるも彼の得体の知れないパワーに圧倒され、彼の不敵な微笑みに次元の違う凄まじい実力差を感じ取り、試合開始後すぐに闘わないまま試合を棄権。試合後、悟空の問いかけに「次元が違いすぎる」と語った。その後、彼が界王神であることを知って愕然とした。 パン 『超』では仕事や買い物などで外出する悟飯夫妻に代わって赤ん坊である彼女の子守りを任される描写がある。パンからはかなり懐かれており、第43話ではチチと悟空に離乳食の好みなどを助言していた。『ドラゴンボール超スーパーヒーロー』では、彼女に武術の修行をつけ、変わらず信頼を寄せられている。
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